毎年10月の声を聞くと調律師さんから電話があり、今日来て下さいました。
昨夜から喉が痛み、アレルギーが酷くて薬を服用したので居眠りしながら調律さんのピアノの音に、ピアノが届いた遠い日の事を思い出していました。
この家で孫たちと一緒に暮らすようになった秋、3歳の孫にプレゼントしたピアノです。当時は単なる飾りものになってしまうような気がして、それではもったいないからと嫁と私も習い始めたのです。でも嫁は仕事や子育てが忙しくて、練習の時間が取れなく1年で止めました。
60歳からの挑戦は悪戦苦闘の連続、今では頭の回転も鈍くなり覚えるより忘れる方のスピードが速くて…。究極の無駄をしているようですが、ここで辞めたら一瞬にして全て消去されるような不安があって止められません、たった1曲を何ヶ月もかけて練習しています。
当時3歳だった孫はラブバラーどを楽しんで弾いています。
このピアノのお陰で一人の時間を退屈せずに「これでもか、未だ弾けないのか~」と自分を叱咤しながら、誰にも理解されない時間を楽しんでいます。
別に孫をピアニストにするつもりなどないのですが、弾けたら楽しいですものね、姉の弾く曲を妹が歌って楽しんでいる姿を見るのは嬉しいものです。
ba-baの指は「白魚の指」ではなくて「白魚の佃煮」色は黒く節くれだって…佃煮の指です、ご想像を裏切って御免なさいね。
コメント頂き有難うございます
小学生の時は戦後間もないころでしたので、ピアノなど家庭にはなかったですね、ピアノの音がすると佇んで聞いていたものです。
音が漏れないように戸を閉め切って弾いています。
ピアノは年に1度は調律した方がいいらしいですね、低い音より高い音が狂いやすいそうです。(私の耳では狂っているなんて全く分かりません)
弾き方が狂っているのですから…(笑い)若い人は仕上げた曲を忘れないのでレパートリーが増えますが、私は絶えず1曲しかないのです。
わが家のピアノ、もう35年ほど前のものです。
私の母が娘のために(母には孫)買ってくれたのですが、その娘も今は蓋を開くこともなく、いつしか調律も間が遠くなり…
でもピアノがあることはなんだかちょっと心が豊かな気がします。
たとえ、35年前の古ぼけたピアノでも。
母の気持ちが籠っているように思えるからかもしれませんね。
ba-baさん、ぜひ、ぜひ、ピアノを続けられてくださいね。
時間がかかろうと、忘れようと、ピアノに向っているときは楽しいものがあるのではないでしょうか~
指を動かし、耳で聴き、そうしたひとときは私にはちょっとうらやましいですよ~^^
ba-baさんのしらうおの指が鍵盤を舞っている姿をいつも想像していますよ~~(ごめんなさい^^;)
私の生まれた所はピアノのあるお宅は本当に少なく、小学生でピアノを持っている子は1人だけでした。
そう親しくなかったその子のお宅にお邪魔して生まれて初めてピアノを見た時の事を今でも覚えています。
ド田舎で分校に通っていたのでオルガンしか見た事が無かった私でした・・
ba-baさん、出来る限り習い続けてピアノを楽しんで下さいね♪
ba-baさんだけの優雅な時間、大切にしてください。
私も時々耳を傾けていたいと思います。
調律の連絡があったのは、義父が病で床に伏していたときのことでした。
わけを話して丁重に断ったため、あれから全く連絡がなく、長年そのままになっています。
古いピアノですし、音も相当狂ってるでしょうね。
娘が時々弾いてます。
ブログの設定を変えました。
よろしくお願いします。