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B-scale fan's log

Since 2004.4.16

最近は映画の感想がメインですが、
元は戦車模型のblogでした。

空へ ―救いの翼 RESCUE WINGS―

2009年11月08日 | 見た映画 評価2
2008年 手塚昌明監督 高山侑子主演
    出演 渡辺大、井坂俊哉、鈴木聖奈、
    瀬戸早妃、中林大樹、中村俊太 他
『幼い頃の嵐の夜に母を救った航空救難団にあこがれ、
 女性初の救難ヘリのパイロットとなった3尉。
 小松基地に配属され海に山に市民の救出に出動する。
 ある日、海で遭難した同僚の救出に向かうが・・・。』

新評価 1.0

映画を通じて自衛隊と深いつながりを持つ手塚監督。
今回も映像では兵器万歳な映像がたんまりですが、
物語は深みも無ければ重みも無く、
扱っているテーマの割には感動の要素も薄い。

主役女優は凛々しい顔立ちの若い女優さん。
その親友の自衛官2人も可愛いのだけど・・・。
だいたい脇役が金子賢、浅田美代子、宮川一朗太、
中村雅俊、木村佳乃、三浦友和なんてのはどうよ。

いかにもバンダイの怪獣番組な配役なですが、
ならばいっそうの事、怪獣に襲われた町で、
災害救助に赴く航空救難団てのはどうですか?
そうの方が妙なリアリズムを出せたりして。

潜水服は蝶の夢を見る

2009年11月07日 | 海外映画 評価4
2007年 ジュリアン・シュナーベル監督
    マチュー・アマルリック主演
『フランスのファッション誌の編集長が脳梗塞で倒れ、
 体のほとんどが麻痺して動かなくなった。
 喋ることも出来ず唯一動く左目のまぶたを使って、
 コミニケーションを回復した男の自伝。』

新評価 4.0

若くして富と名声、権力を手にして、家族も愛人を持ち、
まだまだ活躍はこれからという男性を襲った悲劇。
まわりで起こっていることを認知できるのに、
まるで潜水服に閉じ込められたかのように何も出来ない。

そう、自ら死ぬことも不健康になることもままならず、
病院のベットで生かされている存在。
見ているこちらまで息苦しくなる主人公目線の映像。
そして時折はさまれる元気だったころの映像。

唯一うごく左のまぶたを使って他人に伝える
イマジネーションの世界は本となって、
出版された数日後に彼はようやく昇天。
このために彼は地上に遣わされたのでしょうか?

ミート・ザ・ペアレンツ2

2009年11月01日 | 海外映画 評価3
2004年 ジェイ・ローチ監督
    出演 ロバート・デ・ニーロ、ベン・スティラー、
    ダスティン・ホフマン、バーブラ・ストライサンド、
    ブライス・ダナー 他
『前作で恋人の父親から結婚の許しをようやく得た男性。
 今度は両家の親を顔合わせで共にフロリダに向かうが、
 恋人の親が堅物なら、男性の親は少し変人。
 相性が悪そうな両親に恋人たちは心配に・・・。』

新評価 3.0

爆笑の前作「ミート・ザ・ペアレンツ」の続編。
いつか見ようと思っていたら、もう2年も経ってました。
たしかに両家の初顔合わせは緊張の瞬間です。
相性が合わないと後々面倒ですからね。

男性の両親は誰かと思ったら何とも豪華な2人。
大物俳優たちが嬉々とコメディを演じてますが、
息を抜くためなのか赤ん坊をキャストしたのは、
なんだか蛇足に見えました。

異なる2つの文化のファースト・コンタクト。
緊張もあれば緩和もあって下ネタも多く、
笑っているうちに終わりますが、
でも前作のほうが面白かったかな。