悲しい出来事

最近近所で茶色と白の猫を見かけることがありました。
多分元飼い猫だったのでしょう。
人をそれほど警戒する事もなく
勝手に家に上がりこんで困るという話も聞いていました。

昨朝、私が仕事に行く途中
四つ角を左折する時にちらっと右を見たのですが
その時になにやら道の真ん中に物体が見えたので
バックミラー越しに見ると
その猫でした。
車にひかれて死んでしまったのです。
かわいそうに・・・
もともとは飼い猫だったはずです。
心無い人に捨てられた猫の運命は悲惨です。
近所の人が役所に電話をして
係りの人が拾って帰られたそうです。

トラもそうでした。
去年の夏、段ボール箱に入れられて兄弟とともに捨てられていたのです。
私がそれを知ったのはトラを飼い始めた後でした。
その方の話によるとトラがうちに来る５日前に捨てられていたそうです。
トラは兄弟と離れて神社からうちまで一匹で歩いてきたのです。
５日間、たぶんその時期たくさんいるアマガエルを食べて
生きながらえていたのだと思います。
おかげでお腹の中、虫だらけで大変な思いをしましたが・・・

トラは縁の下で何度も「ニャーニャー」泣いて
自分の運命を変えました。
あれだけお腹の中虫だらけでは
そのままノラ猫でいたら
きっと死ぬのは時間の問題だったとい思います。
トラの兄弟はきっとそうなったんだろうと思います。

トラと同じ雉トラのノラ猫を見かけることがあります。
もしかしたらトラの兄弟かもしれません。
今でもトラのお母さんを飼っている人が
産まれたら捨てる・・・を繰り返しているのかもしれません。

子猫が産まれても飼えないのなら
去勢・不妊手術をしてください。
そうでなければ毎年何回も子供を産みます。
どんどん可愛そうな猫が増えてしまいます。
飼う以上は最後まで責任を持ってください。

朝から悲しい気持ちになった一日でした。