鳥海山近郷夜話

最近、ちっとも登らなくなった鳥海山。そこでの出来事、出会った人々について書き残しておこうと思います。

もう一冊の新宿ピットイン

2024年07月15日 | Jazz

 なぜか中身は50周年の先の本よりもこの20周年の方が面白いです。

 同書より、伊勢丹裏のピットイン。通ったのはこのころです。

 写真の行列はピットインの客。写真の道を奥へ突き当たり右へ曲がりその角を左に曲がるとすぐに当時のダグへの地下階段が。入り口には jazz and booze DUG の看板が。階段を下りドアを開ければジャズが飛び込んできます。

 この写真で記憶は一気に半世紀以上タイムマシンに乗って戻ります。


あいおい工藤美術館再訪

2024年07月14日 | 兎糞録

 今日はあいおい工藤美術館館長に聞きたいことがあったので再訪。

 今日も面白いものが飾ってありました。

 説明は以下の通り

 お客船帳なる寛政年間からの酒田湊に寄港した舟帳もあります。思わず話が長引いてしまいました。

 他の観光名所よりずっと面白いです。


Akira Miyazawa 宮沢昭 Beyond the Flames

2024年07月13日 | Jazz

 いつのまにか復刻なっていました。CDが中古で1万円もしたので買い控えていたのですが早速注文。購入するなら今のうちです。Amzonは品切れ、他は送料がかかります、HMVはコンビニ受け取りなら送料無料です。

Akira Miyazawa 宮沢昭 Beyond the Flames

 でも宮沢昭で一番好きなのがこのアルバムのこの曲。
あゆ


風力発電事業はこんなにも悪質

2024年07月12日 | 鳥海山

コミュニティしんぶん 2024年7月12日号より


酒田市沖風力発電

海洋調査で刺し網の漁具破損
調査中止申し入れるも再開

 独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構(東京都、髙原一郎理事長)が酒田市沖で行っていた、洋上風力発電の事業化に向けた海中調査によって刺し網漁の漁具を壊された漁業者が、海洋調査の中止を求める申入書を6月18日に同機構へ提出していたが、同機構は7月3日に調査を再開した。同海洋調査は、政府が初期段階から関与して迅速・効率的な調査につなげる「日本版セントラル方式」の一環。酒田市沖は、同機構による風況・海底地盤調査の対象海域に選ばれていた。漁業者側は「調査は認めないが、強制的に止めることもできない」と、もどかしい胸中を明かした。(編集主幹・菅原宏之)

 

セントラル方式の一環

 申入書を提出していたのは、酒田市沖洋上風力発電の事業化想定海域内で刺し網漁(魚の通り道の海底に網を張り、魚を網に絡ませて獲る漁法)を営む酒田地区刺し網有志の7人。
 同市沖の事業化想定海域は、北側が遊佐町沖の事業化想定海域と接続し、南側は鶴岡市との市境までの南北約20キロの範囲、沖合は海岸線から水深40~49メートルの約4キロ沖までの区域で、海共第2号共同漁業権漁場の海域と重なっている。
 関係者や関連資料などによると、漁具破損事故が起きたのは、同機構から業務を受託した調査会社・基礎地盤コンサルタンツ(株)(東京都、柳浦良行代表取締役)が、事業化想定海域内で5月14日に実施したセントラル基礎調査でのこと。
 鋼製櫓を設置する前の海底下の磁気探査を行う際に、潜水士船は刺し網漁の複数のブイを確認していたが、対のブイも確認できていたことから、潜水作業の範囲から十分離れていると判断し、作業を始めた。
 作業終了後、潜水士船から海底に降ろしていた係留アンカー(船を留めておくための設備)を回収すると、刺し網用の漁具が係留アンカーに絡んでいたため、漁具(網と縄)を切断して破損させ、漁業者1人に損害を与えた。破損した漁具を所有していた漁業者への補償はすでに終えている。


5月14日の事故で破損した刺し網

 こうした事態を受け酒田地区刺し網有志の7人は、ヒラメが集まり格好の漁場となっている場所に、1トン以上ある係留アンカーとコンクリートブロックも投入して漁場をかき回す行為は、刺し網漁業に悪影響を与えるなどと主張。
 同5月20日付で本間昭志・山形県漁協代表理事組合長と髙橋健一・同機構再生可能エネルギー事業本部長宛に「海洋調査の続行に反対し、協力もできない」旨の意見書を提出した。星里香子・山形県農林水産部長にも同日、これと同じ内容を電話を通じ口頭で伝えた。
 その後、同機構と基礎地盤コンサルタンツ、酒田地区刺し網有志の7人、県漁協の4者は5月24日と6月18日に会合を開き、同機構側が漁具破損事故の状況と事故の原因、再発防止策、今後の作業予定を説明した。

 

同意得ぬまま調査を再開

 これに対し酒田地区刺し網有志の7人は、6月18日に開いた会合の際、同機構に海洋調査の中止を求める申入書を提出した。
 申入書では▼私たちは数十年にわたり行使料(県漁協が漁業権、行使権の維持・管理費用として徴収するもの)を納付し、海共第2号で漁業を営み生計を維持してきた▼漁業権行使規則を守り、山形県北部小型船漁業組合で取りまとめた「海共第2号、共同漁場操業協定書(2000年2月10日決議)を遵守し、安全に配慮して操業してきたことから、特に大きな事故も無く今日に至っている▼生活維持のため、これからも漁業権行使規則を守り、共同漁場操業協定書を遵守しながら、知事免許漁業・知事許可漁業と自由漁業を操業していく―と、刺し網有志の考え方を説明した。
 そして漁具破損事故とその後の一連の経緯から「貴機構による今回の調査は、私たちの操業に深刻な影響を及ぼす恐れがあるものと考えざるを得ない状況になっている」と指摘し、「海洋調査は中止するべき」と訴えている。
 こうした中、基礎地盤コンサルタンツは今月3日、漁具破損事故以降に休止していた海洋調査を再開した。
 酒田地区刺し網有志の一人、五十嵐敏彦氏は4日、本紙の取材に応じ「機構側は『漁具が海中に入っている場合は、その場所での調査は中止する。事故は発生させない』と言っているが、我々はそれに対して『いい』とも『悪い』とも答えておらず、調査は認めていない。ただ(機構側が)調査を進めるということであれば、それを強制的に止めることもできない」と、やるせない胸中を明かした。


れはかなり悪質である。
 漁具を保証すれば済む問題ではない。
 行政は強制的に調査を中止させるべきである。

 そこに住む住民とその利益を守るのが行政の一番の仕事。家長は家族を守り会社は社員を守る、これがまともな姿。よその利益のために漁民と漁場を売り渡すとは。どこの世界に子供を自分の餌のために他の獣に差し出す親があるか。

 東北の親が飢饉の時に子供を差し出した過去に倣ったのか行政は。


新宿PIT INN

2024年07月11日 | Jazz

 東京へはジャズを聴きたいという不純な動機で出て行ったんだけども意志薄弱、田の湯枠に負け続け勉強もせず半端にジャズをききあるき、という毎日。

 PIT INNはお金がないので行くのは朝の部灯。今では名の知れた人もその頃はまだ朝の部の出演メンバー。そんな新宿PIT INNのことを様々なジャズメンが語った本。

 結構いい値段するんだけどもフリマで数百円でした。タイトルに50年とありますが実はその前に『新宿ピットイン』相倉久人監修 ピットイン20年史編纂委員会編 昭和60年という本も出ています。

 PIT INNのもので残っているのは古いスピーカーに貼ったステッカー一枚のみ。以前はPIT INNはじめ様々なジャズ喫茶のマッチもあったんですがすべて処分。

 渡辺貞夫の夜の部はすごかったです。