№50 池田 芳夫(B) 赤坂 由香利(P/Vo)Live at NakanoSweetRain 2022年5月3日
暇人のブログも十年近く書き続けていますが訪問者が先日三十万人超え、閲覧は四十七万、鳥海山の見どころを紹介しているわけではないし、ですがまあとにかく来てくれてありがと様です。
さて先日東北大学の今村文彦教授を招いての講演がありましたが、その第二部鈴木猛康氏との対談で洋上風力の地震対策・津波対策の話が出たのですが会場内、酒田市議か市職員らしきもの声が「”津波と被害”に風車、関係ねえべ」
風車建てて金儲けたい思いのなせる業ですね。馬の身にに念仏、豚に真珠を地で行く実例です。
利権がらみの洋上風力が建設されようとしている庄内地方。自然と生活を脅かす風車を建てさせてはならないと思う人たちが立ち上がりました。 「山と高原地図 鳥海山・月山」の執筆者 斎藤政広さんから写真を提供していただきましたので早速会のポスター試作品を。
今後折に触れ情報を発信していきますので賛同される方はぜひともご協力お願いいたします。
何もしなければ鳥海山に登った方々は眼下に巨大な風車群が建ち並ぶのを目にすることになります。自然と漁場と人の健康を破壊し手作られる電気はそのまま都会へ送られます。設備にかかるお金は日本人すべてが再エネ賦課金として徴収され、その多くが中国へ支払われることとなります。地方を守ることは国と国民を守る第一歩です。
現在矢島口七合目御田にはこのような標識が建てられています。
Odaと書いてあります。またあるものには御田に(おだ)と仮名を振っているものがあります。ある方が本荘の山岳会のどなたかに問い合わせたところ(おだ)であると。
ところが本荘の山岳会の大先輩斎藤重一さんはその著書の中ですべてに(おた)とわざわざ仮名を振っています。また払川ヒュッテの管理人だった佐藤康さんもその著書の中で御田には(おた)と仮名を振っています。
またかつての「山と高原地図 鳥海山」の執筆者池昭さんもの解説の中で御田(おんた)とルビを振っています。実際足しげく矢島口を登り多くの人と会話したわけではないので断定はできませんが神様が御田植えするところというならやはり御田植場(おたうえば)、(おんた)となると思います。吹浦口の御田ケ原も(おだがはら)ではなく(おたがはら)です。数十年来鳥海山に登り斎藤清吉さんなどとと知り合いの方も(おんた)と言っていました。佐藤康さん、斎藤重一さんという矢島口の超ベテランの呼び方を尊重したいですね。
※宮崎の御田祭は(おんださい)、和歌山県丹生都比売神社の御田祭は(おんだまつり)ですが御田のあとに祭りが付けば御田は発音上(おんだ)の方がいいでしょう。
斎藤重一「鳥海山」より
佐藤康「ひとりぼっちの鳥海山」より。
池田昭二「山と高原地図 鳥海山 1976」より。
「山と高原地図 鳥海山・月山」の執筆者斎藤政広さんは酒田市在住ですが今回地元のタウン誌 コミュニティ新聞に「市民として見過ごせない鳥海山沖洋上風力発電の計画」という一文を投稿しました。コミュニティ新聞は酒田・鶴岡・遊佐の一部に無料で配布しているので全国紙、地方紙よりもまんべんなく届くのが利点で、かつてと編集者が変わったせいか中身もまともになってきています。
今後我々は新しくこの地域で風力発電に反対する活動を行っていきますので同意いただけましたら署名等お願いすることもありますのでぜひともご協力お願いいたします。