鳥海山近郷夜話

最近、ちっとも登らなくなった鳥海山。そこでの出来事、出会った人々について書き残しておこうと思います。

鳥海山の植物 その12 岩袋(イワブクロ)

2019年12月22日 | 鳥海山
岩袋 イワブクロ 別名 タルマイソウ ゴマノハグサ科 イワブクロ属
 鳥海山といえば、鳥海衾、と来るところですが、この岩袋なかなか可憐でつつましやかに力強く咲き誇ります。
 禁色とでもいうのでしょうか。この上品な紫。
 鳥海衾同様、砂礫地に咲きます。
 鳥海衾と同じく、康新道にも群生します。
 鳥海衾の株の中に咲くこともなければ、その逆もありません。
 鳥海衾がお邪魔しにやってきました。
 日差しを浴びた和毛(にこげ)がなんとも言えません。
 多くの写真愛好家の方々、なぜにその撮影時のカメラ、レンズを自慢げに書くのでしょうか。絵を描く人はその絵の具、筆、キャンバスメーカーを記載することはありません。いかに毒されているか、写真が美術、芸術になりえないのもむべなるかな、です。投稿するときに自分の持っていないレンズで撮影したと嘘を書く人もいました。

 写真を撮るとき、何を一番覚えておいたらいいですか、と写真家の石橋睦さんに聞いたら、「被写界深度を覚えておくといいですよ。」との事でした。石橋さん、かつては鳥海山でよく一緒になりました。いつもご夫婦で山に入ってらして、ほんと嫌みの無い素敵なご夫婦でした。





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