診察。
微熱のこと。
やはり、病の薬からのもので
漢方薬を処方するしかないとのこと。
「わかっています」とお返事をする。
新しい主治医の先生に、
診てもらって
半年。
生育歴をお話した。
幼少期からの私。
夫にも話していないことまで
思い切ってお話しをした。
過去を振り返ることは
はるかに思っていた以上に
私の心に
大きくのしかかった。
いろいろな景色が
鮮明に浮かんでくる。
そして、苦しくなった。
病院の帰り、
もう夕方。
アンパンを買って帰った。
父が大好きなアンパン。
お供えの後
夫と娘、私で
3つに分けて食べた。
これが、我が家のいつもの風景なんだ。
今は、苦しくはない。
これからもやね。