「本日も読書」

読書と映画の感想。ジャンル無関係、コミック多いけどたまに活字も。

カジュアリティーズ

2010年09月17日 | 映画
ベトナム戦争中に、主人公のいる小隊が少女を拉致してレイプして最後は殺してしまうという話。

小隊の隊長はそれまでまともな人だったのだが、仲間の一人が死んで
おかしくなってしまう。
主人公だけがまともな精神状態のなか、隊長の暴走が始まり、敵地の偵察に
向かう途中で村の少女をさらう。

主人公だけがこれはおかしい、と抵抗し、他は悪に染まる。
しかし主人公も勇気が出ず、少女を逃がすこともできず、結局は彼女を殺すよう言われるんですね。

それに抵抗している途中で戦闘になり、どうしようもないことに。

キャンプに戻って友人や上官にこれはおかしいだろ、という話をしているうちに
彼も命を狙われるはめに。

最後は牧師さんが彼の言葉を聞いて動き出します。

死へ無関心になっていくなか、一人抵抗する主人公ですが、彼自身も弱っていく。
戦争が終わっても後悔とまた命を狙われるのではないかという恐怖。

1回見ればいいかもしれないが、なかなか主人公の立場がいいです。ヒーローになれない一人の普通の人という立場が。戦場では普通ではいられないから。

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