「本日も読書」

読書と映画の感想。ジャンル無関係、コミック多いけどたまに活字も。

神聖喜劇1~3

2006年07月30日 | comic
うわー字が多い、という凄いマンガ。
舞台は太平洋戦争の時期。
召集されて対馬に送られた主人公ら。
そこで一人前の兵士になるために訓練を受ける。

主人公はそこで軍隊内で起こる不条理やわけのわからん
規則やらに対して、軍規を逆手にとって理論で反抗する
というもの。

と言っても激したものはないし、なにより主人公は
「しらー」っとしているから、ともかくその暗記力が
すげえな、というところ。
そしてもう彼の言葉を読むだけで疲れるほど。
こんなマンガは無いよなあ。

一方でほかの登場人物もなかなか濃い。
ユーモアというか、現代の私にとってくだらないとしか思えない
ことを凄く真面目に話しあったりしているので、
そこらへんが現代を生きる私には面白いし、それを狙っているのだろう。

これ読み続けたいというのはあるのだが…
この重厚さ。
雰囲気は暗くはないのだが(ま、戦時中とは言え、訓練中である)
ともかく字の量がね。
そこがまたいいのだけど。

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