ぼくたちには野菜が足りない１

代休ですっ！
代休なのですっ！！
ああ…なんて至福のとき…
先輩、私は先輩が果たせなかった夢を果たしました…

そんなわけで頼りにしていた先輩が本当に
辞めてしまって、先輩のマックを使うことになった
秋山からすです。
もはや毎日が困惑状態。

しかもその先輩が今、この瞬間もこのブログを
見ているかもしれないという…
ついにリアル世界の私の正体を知っている人が
世の中に存在することになったのです。

これから変なことを書けないのです…
散々書いてきて何を言うとるかな、私(笑）

そんなわけで今回はオタク全開なこれ。

「ぼくたちには野菜が足りない
　～畑に関するLesson１それ絶対植えてみよう～」
文・浅沼広太　絵・なごやこーちん
２００５　集英社スーパーダッシュ文庫

あー時代は変わったなあ、と思いましたね。
ほんの少し前のライトノベルを思い出してください。
書店の本棚。
あそこに平積みされていたのは

角川スニーカー
電撃文庫
富士見ファンタジア
の３冊ではなかったですか！
そしてその脇に、いろいろな誤解を生んだまま
コバルト
とか
ファミ通文庫
とか
ハヤカワの一部
とかがあったのではなかったですか。

それが今や各社からいろんなライトノベル系文庫が発売されておりまして。
まさしくオタク全盛

嬉しいかぎりと思う反面
「さてどこが潰れちゃうのかなあ」とか思ったり。

今はバブルなんじゃないか、と不安です。

さて、本の内容にようやくいきますが
舞台はちょっとだけ未来の話。
ある日、月が変になって人類の中に特殊な能力…ではなく
「農力」
に目覚めた人々が生まれたのです。

その「農力」を持った子供たちが集まる「農業高校」の話。
なんつーすごい設定だ。
しかも学園ラブコメだ。

主人公と思われる一馬は農業バカ。農力は鍬を光らせるだけという…
幼馴染で普通科に通うみのりは、一応まともで、一馬に好意を
寄せているが、うどん好きという…
そして一馬の畑に落ちてきた宇宙人の女の子・コペル。

まあね、王道ですよ。
最近のこの手の話では。
シリアスとはほとんど無縁で、主人公が天然で、ほぼ皆変人で。

だけどね、農業を、第一次産業を設定に盛り込んだことを
私は買いたいね。
まあ少しだけお野菜を買うときの豆知識もあるし…
だから？と思わず自分でツッコミたくなったが。

納得できないのはね、みのりの髪型。
それと仁の顔。
納得できん。
だから困るということもないのだが。

嫌いじゃないんだけどなあ。
金が無くて困っている時でも続編を読みたい！とは
思わなかったなあ。

まあ、野菜ジュースが好きな私としては野菜はよろしい、と言っておこうか。