書の歴史を臨書する

古今の名磧を臨書、最近は米フツ。
時折、気の向くままに漢詩や詩、俳句などを勝手気侭に書いております。

睡虎地秦簡

2006-05-14 10:14:48 | Weblog

秦代の竹簡「睡虎地秦簡(雲夢秦簡とも言われる)」
の文字は若干の篆意の残るものの、
明らかに隷書体であり、
小篆が正書体であった秦代に於いても、
行政文書などの実用書には隷書体が用いられていたことが判る。