書の歴史を臨書する

古今の名磧を臨書、最近は米フツ。
時折、気の向くままに漢詩や詩、俳句などを勝手気侭に書いております。

篆書  越王勾践剣銘

2006-05-04 15:11:47 | Weblog

便宜上、甲骨文、金文と素材面での分類したが、
甲骨文、金文も字体そのものは篆書体である。

もしかしたら、
あの西施が眺めたかもしれない勾践の剣に刻まれた銘、
当時の技と美の限りを尽くした逸品だ。
墓の中で発見された時、鮮やかな光を発していたと言う。
銘文は華やかな鳥文で書かれ、
当時の絢爛豪華な王宮での暮らし振りが伝わってくる。