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釣具屋の女



ご訪問して頂いた皆様、いつもありがとうございます。

前回予告のメッサーのナンチャラに、プロモデラーの1/48 メッサーシュミット Me410をもってきました。

〈プロモデラー〉はレベル/モノグラムの上級者向けブランドとして位置付けられ、適度にスケールを越えた細部の表現は、へたっぴアマモデラーの 趣味人にも、そそるモノがあります。(テキトーにスケベに肥えた大胆な表現←無理やり韻を踏み倒す。てへっ!)

ワシに舞い降りた武者んよかモノ共の中にも、このシリーズのいくつかをストックしていますが、中でもJu-52(よっぽど熟女好きなのねん⁉︎)の波板外板の溝にビッシリと打たれたリベット頭の再現は、ヨダレもんです‼︎ (チタない! )

www.revell.com/に飛ぶと、組み立て説明書までも読むことが出来ちゃうんですねぇ!

扉の画像は工作室でふれ合う老人とその孫という設定でしょうか、B25ミッチェルのペラを取り付けようとしているクソがきに、ペラの軸を折りようもんなら、すかさず眼つぶしを喰らわそうと
手にはアドヒーシヴを構えほくそ笑むジサマに、なんとも微笑ましいァメーリケンが見てとれますねぇ!

ついでに100円ショップのパーティーグッズコーナーから、鼻付きメガネと金髪カツラを買って来て、それを着けて単語、ど単語、たどたど単語に読んでいくと、模型製作者からpromodelerに 変身出来て、
“ Oh ! yah ! I made that ! ”
と、ペプシ片手に叫んじゃったりして‼️………(自己嫌悪(-_-;)



風防には泣かされました!
パイロット、ガナー(通信士が兼務)それぞれの搭乗口/風防天井が別パーツで、あっち向いてホイ!しながら乗り込む(後席は後向き)ダイオラマ仕立てにするにはもってこいですが、展示会場で芳しくない仕上がりの風防枠にツッコミを入れそうな人には、そっち向いてホレ!っとあらぬ方向に誘導したもんです。(噴汗)



アンテナ線には樹脂製ではなく、金属製の釣り糸を張ってます。
色も黒で塗装しないで済み、何よりピーンとしてる(うらやますぃのは何故?)ので、張り線がある後の拙作に張りまくってましたわ。

ドンガラ(部屋)は出来たんですが、旧工作室から完全移行してないので、ツールもマテリアルもバラバラの惨状を呈していて、この釣り糸を見つけ出せず仕舞い。
で、先の日曜日、短距離のソロフライト中にふとこの釣り糸を思い出し、釣り道具専門店に釣り人を装い偵察侵攻。

小景 『 釣具屋の女 』
作 : ステルス 趣味人

「 い~~らっしゃいませぇー!」の一人目の店員の呼びかけにピクリと反応し、(ごめんなさい、釣りなんかやった事ありませーん。)と、白状しそうになったところに、店内の彼方此方から「い~~らっしゃいませぇー!」と、独特の店員のハモる挨拶に、感動すら覚えた小心者のオレであった。

何処のコーナーにあるんだろうか⁉︎
《バリガリ》?とだけうろ覚えの商品名を頼りに、ズラーッとチン列された触った事もない道具や材料を見て歩くうち、もしかしてだけどオレに気があるんで、商品補充のフリしてそばに近づいて来た厚化粧の女店員に聞いてみた。

オレ「金属製の極細の釣り糸を探してるんだけど…。」

女店員「何を釣られるんですかぁ?」

オレ「釣るんじゃなくて張るの!」

店員(女)「釣れたら張りますよねぇ~」

オレ「飛行機に張れるやつだよ!」

ど厚化粧女店員「まぁ お客様、ダイナミックぅ~‼️ 舟じゃなく飛行機から釣るんですかぁ?!!」

ど厚化粧でも隠しきれないクラックが散見される。

まだ冷静なオレ「とにかく、黒い、極細の、金属製の、釣り糸が、ホスィーの!」

ど厚化粧クラック女店員「ホスィーの!だなんて!お客様、ほしのあきのファンなんですかぁ?偶ゼーン!私 似てるって言われるんですぅ~(⌒-⌒; )」

冷静さを無くしかけるオレ「あるのぉ?ないのぉ?」

鼻の下に口があるところはほしのあきに似ている、ど厚化粧クラック女店員「お客様、こちらにどうぞ~~(⌒-⌒; )」

やっぱりオレに気があるので、バックヤードの一部屋に誘い込み、コトに及ぼうとしているんぢゃないかと、冷静さを欠くオレ「だれにも見つからないだろうな⁉︎」

だんだんほしのあきに見えなくもないと感じさせてきた、ど厚化粧クラック女店員「私が見つけましたわ。飛行機から釣るんでしたら、こちらがよろしいかと!」(⌒-⌒; )
500メートルの太巻きを、斜に構えて差し出す。

まだ諦めてない(何を?)オレ「オ、オレのもそのくらいだ!」

眉毛の下に眼があるところはほしのあきに似ている、ど厚化粧クラック女店員「あら、もうお持ちなんですね~。では、コレはいかがでございますかぁ?」(⌒-⌒; )
1000メートルの超太巻きを、河豚のネイルアートを施した両手で、艶めかしく差し出す。

はっと我に返り、目的を差し違えた事に恥じ入り、モデラーに徹しようともがくオレ「モケイには1メートルぐらいあれば十分だから、そんなに要らないよっ!」

クラック女店員(自称ほしのあき似)
「ホッケを至近距離で飛行機から釣るなんて、ほしのあき、びっくりぃ~(⌒-⌒; )」と 胸きゅんスタイル❗️( いつからほしのあきになったんだよ⁉︎ )

完全に現実に引き戻されたオレ「あきちゃん、あとは自分で探すから。ありがとう。」 ( いつからほしのあきと認めたんだよ⁉︎ )

ふと、ニセモノほしのあきの肩越しに見えた、《バリバス》と書かれたパッケージに目がいったオレ

「あっ!《バリガリ》じゃなく《バリバス》だったか!」

目的の品に手を伸ばすオレの目の前に、自称ほしのあき似 フグ爪ど厚化粧クラック女店員が、壁ドン!状態で納まる。

「あき、困りますぅ~(⌒-⌒; )」
って、いつまでほしのあきにトランスしてるんだよ!

至近距離から見るクラックに、ハセガワ トライツール エングレーバーでもあんなスジ彫りは出来んだろうなと、女の性(さが)を垣間見たオレであった。

………………了

☆ 一部フィクションが含まれております。(言われんでも解るわい)
読者様のご判断で取捨選択して頂きますれば、幸甚に思います。(じぇーんぶ捨てて)

《 バリバス 》とだけ紹介するのに、エラい遠回りしてしまい、スンマソンm(_ _)m
誰かさんみたいにペニオク・ステマはヤル気ありませんが、一応ご紹介と言うことで!


ガイシは瞬間接着剤を点付けし、好みの太さになるまでツンツンしてあ・げ・て・‥‥!



このMe 410(ニックネーム:ウェスペ/ホルニッセ:蜂)は210からの発展機で、大戦時 日本陸軍がその一機を輸入し
試験評価している。晴れがましく日の丸をつけたMe210だったけど、本腰を入れるまでには至らなかったそうだ。ドイツ本国でも悪戦苦闘し、やっとのことで410まで引っ張って同じ双発機 エンゲレスのモスキートに飛行特性は近づいてきたものの、ァメリケンのマスタングやサンダーボルトの餌食にされたそうな。
蜂は蚊に追いつけず⁉︎ じゃんね~ん!

最後までお付き合い下さいまして、ありがとうございました。
次回はホルニッセつながりナンチャラを予定していまふ!

では~(⌒-⌒; )/~~
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