笑顔でバレー

バレーボールの指導のことについて

気持ちと体の動きのバランス

2009-05-11 23:13:26 | Weblog
 全日本の予選まであと2週間である。子ども達に先日の大会での様子を見せた。どういう特徴のチームであるかは、だいたいわかったようである。
 これからのチームづくりのテーマは、「チームワーク」である。これは、先日来ずっと書き続けていること、言い続けていることである。きょうの練習でもそのことを終始一貫して言い続けた。
 子ども達の様子を見ていると、ただボールを上げていることが多い。サーブレシーブの練習でもそのことがよくわかる。打たれたサーブに対して、上げようという意識が強いのかどうも面がぶれてしまったり、顔が全く逆方向を向いてはじいたりすることが多い。そこで私が言ったのは、セッターに上げよう、返そうという気持ちがセッターまで届いていないのではないか。そういう気持ちを強くもたないとセッターまで届かないよと言った。もちろん技術的な課題がある子は、気持ちだけではセッターに返らないことが多い。しかし、ある程度ボールをコントロールできる子、バックでレシーブを受ける子達にそのことを伝えるとある程度セッターに返ることが多くなった。気持ちと体の動きが一致することが大切なんだなと感じた。
 ある子は、アタックレシーブをはじくことが多かったので、私が個別に打ってレシーブをさせた。面も作っているし、背中にアーチを作っていてもはじいている。見ていて思ったのは、ボールを明らかに怖がって、気持ちが後ろに引いている分、面がぶれていることがわかった。怖がらずにボールを当ててごらんと言うと、きれいに上げていた。
 子ども達は、様々な気持ちでバレーをしていることがわかったような気がする。そのことが微妙にプレーにも影響が出ているんだなと感じた。だったらなおさら、バレーボールが好きで、おもしろくて、楽しくなるような練習が必要であると思う。また、どうやったら気持ちが前向きに、積極的になれるかを子どもと相談しながら、解決していくことも必要であると思う。日々努力。
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