グラスゴーの重鎮TFCの5作目で97年の発表です。全編ゆったりしたサウンドで、完成度の高さならばこの作品です。Norman Blake、Raymond McGinley、Gerald Loveという歌える/書ける3枚看板が仲良く4曲ずつ担当していますが、個人的にはGeraldの曲が一番合っているようで、なぜかTFCの曲で好きな曲というとほとんどがこの人の曲です。ポップでキャッチーでひねりが効いています。
このアルバムではラストの「Speed Of Light」。TFCの曲では4作目「Grand Prix」の「Sparky's Dream」と並んで最も好きな曲です。それほど派手な曲ではないのですが、この曲の重厚なギター・サウンドはエンジン音のようで本当にカッコイイです。その他でも「Ain't That Enough」「Mount Everest」といったGeraldの曲はやはりイイです。もちろん「Planets」や「Your Love Is The Place Where I Come From」などNormanとRaymondの曲も冴えていますが。
MySpace(このアルバムの曲はないですが)↓
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