MUSIC IS THE SCENERY

いつも背景には音楽がある。
インディー・ポップ中心の洋楽ブログ。

18 癒しのデュオ、The Softies

2006-06-26 02:15:03 | アーティスト紹介
 タルーラ・ゴッシュやヘヴンリーのフォロワー・バンド、米Kレーベルのタイガー・トラップを率いたローズ・メルバーグがバンド解散後に彼女たちのファンだったジェン・スブラジアと組んだデュオがザ・ソフティーズ。パンキッシュ・ポップだったタイガー・トラップとは打って変わって、その名のとおり静謐なアコースティック・サウンドになり、93年から00年までにアルバムを4枚出した。
 その後ローズはソロに転向、ジェンはパンキッシュな女性4人組のオール・ガール・サマー・ファン・バンドのメンバーとして現在活動している。
 
 アコースティック・ギター2本だけの彼女たちのサウンドは、全部の曲が似たような曲調でアルバムを通して聴くと少ししんどいのだが、とても癒される良い曲が揃っている。とくに3作目のアルバム「Winter Pageant」に収録のシングル曲「The Best Days」は個人的な名曲。この曲を聴くと疲れが吹き飛ぶよう。
 そして今知ったのだが、ローズのセカンド・アルバムが最近発売されたようだ。

<私が選んだThe Softiesベスト5>
1 The Best Days
2 Just A Day
3 Tracks And Tunnels
4 Alaska
5 Make Up Your Mind
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17 アコースティック界のおしどり夫婦デュオ、Birdie

2006-06-18 21:42:44 | アーティスト紹介
 80年代のインディーズ女の子バンド、ドリー・ミクスチュアのデブシーと、90年代ネオアコの人気バンド、イースト・ヴィレッジのポールの夫婦ユニット。99年にファースト・アルバム「Some Dusty」、01年にはセカンド・アルバム「Triple Echo」を発表している。
 エレ・ピアノとギターを絡め、落ち着いたシンプルな音楽を聴かせてくれる。とくにデブシーのボーカルは、若さが溢れていたドリー・ミクスチュア時代に比べグッと円熟味を増し、疲れた身体を優しく癒してくれる。 

<私の選んだBirdieベスト5>
1 Folk Singer
2 Port Sunlight
3 Blue Eyed Son
4 Let Her Go
5 Such A Sound
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16 天に召されたインディーズ・バンド、Heavenly

2006-06-08 02:14:37 | アーティスト紹介
 アノラック・バンド、Talulah Goshの発展形として89年オックスフォードで結成。サラ・レーベルを支えた人気グループ。
 パンキッシュで勢いまかせだったタルーラ時代(それが魅力ではあったが)に比べ、アメリア・フレッチャーの歌を前面に出し、ポップでポカポカとしたお花畑気分のネオ・アコースティック・サウンドに様変わり。4枚のアルバムを発表しバンドとしての方向性も固まり、さあこれからという96年、アメリアの弟でドラマーのマシュー・フレッチャーが自殺。それを機にHeavenlyとしての活動を停止した。
 残されたメンバーはMarine Researchという名で活動を再開。現在はそのまた発展形、Tender Trapというバンド名。アメリアらメンバーの数人はそれ以外にも、元Razorcutsのグレゴリー・ウェブスター率いるSportiqueのメンバーでもある。

 タルーラも良かったけれど、ヘヴンリーも本当に良い。アメリアの上手ではないけれども優しいヴォーカルは、日向ぼっこをしているときに時折吹いてくる心地よい風のよう。まさに天へと導いてくれそう。

<私の選んだHeavenlyベスト5>
1 Different Day
2 Cool Guitar Boy
3 Our Love Is Heavenly
4 P.U.N.K. Girl
5 Starshy
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