Lisa o Piu / When This Was the Future

発売直後にMySpaceで聴いて少し書いていますが
Dungenなどの作品を出すスウェーデン・Subliminal Soundsから
ソングライターでシンガーのLisa Isakssonと
バックバンドPiuによる1stアルバム。
DungenのMattias Gustavssonプロデュース作品。

サイケ・フォーク、アシッド・フォークなどと呼ばれていますが
生ギター、パーカッション、フルート、クラリネット、アコーディオン
などの多彩な楽器を使ったアコースティック・サウンドと
心が洗われるようなLisaの神秘的なヴォーカルがマッチした
ダークでシンプルながらも心に強く残る音楽です。

とくにLisaが吹くフルートの淋しげな音が印象的。
森など自然の中で聴きたくなる1枚です。

一瞬、Virginia Astleyの曲と錯覚してしまいそうなイントロの
「The Party」という曲が個人的なベスト・トラックです。
（ヴィデオはイントロ含め全体的に短くなっているようです）
ブックレットにある2枚の写真がどことなく60年代サイケ風でした。

MySpace ↓
http://www.myspace.com/lisaolillportan
「The Party」↓
http://www.youtube.com/watch?v=N5yF52-Fiuc

もう1枚買い忘れ

KlicktrackのBest selling releasesの欄で
Josefine Lindstrandのアルバム『There Will Be Stars』が
このところ10位くらいのところに入っています。
発売は今年2月11日ですが
まだ購入していないことを思い出させてくれました。

Josefine LindstrandはMaia Hirasawaのサポート・メンバーとして
アルバムへの参加（ピアノとコーラス）のほか
07年11月の来日時にはMaiaと2人でステージに立って
存在感のあるところを見せてくれました。

ジャンルでいえばジャズに入りますが
Jazz in Sweden 2009でアーティスト・オブ・ザ・イヤーの
栄冠に輝くなどそこそこ人気があるようです。
ジャズとはいってもMySpaceなどで聴いてみると
Maia Hirasawaの曲とも共通点がありそうな
かなりポップな感じです。
「In Spring」という曲がとても良いです。

このアルバムも日本では購入できそうもないので
Jonna Leeの『This is Jonna Lee』とともに
現地のショップから取り寄せようかと思います。
 
「There Will Be Stars」↓
http://www.youtube.com/watch?v=ztlebSMhIPM
MySpace ↓
http://www.myspace.com/josefinelindstrand

Marit Larsen、世界デビュー

きのうJonna Leeのところで
ニュー・アルバムを購入しそびれていると書きましたが
きょう同じような境遇だった2枚が届きました。
わざと名前を伏せているわけですが
聴いてみて良かったら書いてみたいと思います。
Jonna Lee作品はまだ日本には入ってきていないので
もう少し先になりそうです。

1月に注文していたMarit Larsenの
2ndアルバム『The Chase』。
かなり待ちましたが一向に入荷されなかったので
結局はキャンセルしてしまっていました。
きのうAmazonで『If A Song Could Get Me You』というアルバムを見つけ
まだ1年も経っていないのにもう新作かと思いましたが
収録曲をよく調べてみたら
06年の1st『Under the Surface』から6曲
08年の2nd『The Chase』から7曲を収録したコンピレイションで
この作品で世界デビューとなったようです。

今月14日にドイツ、オーストリア、スイスでこのアルバムと、
同名タイトルのシングルをリリースしたようですが
この3ヵ国ではアルバム、シングルとも
チャートの上位に入る大ヒットとなっています。

改めてMySpaceで聴いてみましたが
どの曲も本当に素敵です。
Amazonでは米国盤が9月8日に発売、
今度こそ入手しようと思います。

MySpace ↓
http://www.myspace.com/maritlarsen

スウェーデンの女性アーティスト～YouTubeから

《Jonna Leeカヴァー》

Jonna LeeによるNitzer Ebb「Violent Playground」の
カヴァーでライヴ・ヴァージョンです。
オリジナルとは似ても似つかないほど
自分の形に持っていっています。
今年に入ってから購入しそびれているアルバムが多いのですが
この人の2nd『This is Jonna Lee』も
早く聴かねばと思っています。

Jonna Lee「Violent Playground」↓
http://www.youtube.com/watch?v=DYY2LY2pR_E&fmt=18


《Marit Bergmanニュー・ヴィデオ》

Marit BergmanのStockholm Pride Festival 2009のアンセム
「Casey, hold on」のヴィデオが出来たようです。
この人らしい盛り上がりを見せる曲です。
彼女は昨年のPrideにも出演していたようですが
前に見た「Green Light」のヴィデオの意味が
なんとなく分かったような気がします。

Marit Bergman「Casey, hold on」↓
http://www.youtube.com/watch?v=Bl0AxGLNg9U


《Asha Aliヴィデオ》

Asha Ali＝写真＝の4月発売のシングル
「Hurricane」のヴィデオもありました。
8月25日には新曲「The Time Is Now」が発売になっていますが
10月7日にはこの2曲を収めたニュー・アルバム
『Hurricane』が発売になるようです。
 
Asha Ali「Hurricane」↓
http://www.youtube.com/watch?v=MWQ7Jh2iPAc
MySpace ↓
http://www.myspace.com/ashaalimusic

Mattias Alkbergが選んだ2000年以降の100曲

スウェーデンの音楽誌Novellが
2000年以降の好きな曲トップ100を
The Bear Quartetのヴォーカリストでギタリストの
Mattias Alkbergに聞いたところ
トップ3は次のようになりました。
① Joanna Newsom / The Book of Right-On
http://www.youtube.com/watch?v=fDQIGraR3aI
② Fannypack / Hey Mami
http://www.youtube.com/watch?v=kuip8KUSt6U
③ Shellac / Prayer To God
http://www.youtube.com/watch?v=mxbTRh1o_RU

以下、Paddington DC、Heikkiの
The Bear Quartetバンド・メンバー絡みのプロジェクトのほか
The Concretesとその周辺のTaken By Trees、El Perro Del Mar、
他ではHåkan Hellström、Einstürzende Neubauten、The Fall、
The Libertines、Veronica Maggio、Vapnetの名前も挙がりました。

Novellでは多くのスウェーデンのミュージシャン、DJ、
評論家らに同様の質問をしていて
9月22日からこのページでその結果を
カウントダウン形式で発表するようです。

Mattias Alkbergのトップ100 ↓
http://www.mabd.se/?p=127

14位 Einstürzende Neubauten / Nagorny Karabach ↓
http://www.youtube.com/watch?v=hd-6WweqD0Y
18位 Taken by Trees / Lost and Found ↓
http://www.youtube.com/watch?v=7tnv4jgimQQ
49位 Vapnet / Plötsligt händer det inte ↓
http://www.youtube.com/watch?v=waWNzC77RwQ
73位 The Concretes / Chico ↓
http://www.youtube.com/watch?v=EFdYtaxNXbo
75位 Veronica Maggio / Gammal Sång ↓
http://www.youtube.com/watch?v=bJeiLqfwDhc
95位 El Perro Del Mar / Change Of Heart ↓
http://www.youtube.com/watch?v=ZmVjsTgLdvg

Band in Boxがフリー・ダウンロード

we are soldiers we have guns、Boy Omega、Audrey、
Dear Euphoria、The Social Servicesなど
スウェーデンのアーティストを抱える英国レーベル
Stereo Test Kit Recordsから作品を発表している
マルメのバンドBand in Boxが
オフィシャル・ページで「Quarrel」と「B33」の2曲を
フリー・ダウンロード中です。

レーベル・カラーの通り
少し幻想的な部分もあるポップ・サウンドです。
「B33」という曲はTestbild!っぽさもあるなと思ったら
MySpaceのフレンド欄にはそのTestbild!の名前もありました。
そういえばBand in Boxは昨年リリースした
Friendly Noiseのコンピレイションにも参加していました。

ダウンロード・ページ ↓
http://www.bandinbox.net/
MySpace ↓
http://www.myspace.com/bandinbox

Everything But The Girl / Angel

85年発表のEBTG名作2nd『Love Not Money』収録曲で
そこからの2ndシングルにもなった曲ですが
おそらくこの2人のシングルの中で一番目立たない曲です。
そんなわけでプレス枚数が少なかったために
希少価値があるという話を聞いたことがありますが
なぜかこの12インチ・シングルを持っています。

世の中に背を向けて生きてきた2人。
この曲ではBen Wattの書くメロディーも
Tracey Thornによる詞もとにかく物悲しいです。

And if she were a kitten
Someone would take her home
But we've no pity for our own kind
Our hearts are stone
Our eyes are blind

この曲の終盤のピアノの音を聴くと
なぜかBruce Springsteen「The River」を
思い出してしまいます。

「Angel」↓
http://www.youtube.com/watch?v=OX3TooaQNWk

Markus Krunegard、チャート入り

Laaksoのヴォーカリスト
Markus Krunegårdのニュー・シングル
「Hela livet var ett disco」が
Sveriges Radio P3 - DigiListanの8月23日で38位
Swedishcharts.comの8月21日付で42位と
スウェーデンのシングル・チャートで
初めて60位以内に入るヒットとなっています。

前にも書いたとおり10月14日には
「Prinsen av Peking」と「Lev som en gris, dö som en hun」の
2枚のソロ・アルバムを発表するようです。

「Hela livet var ett disco」↓
http://www.youtube.com/watch?v=RQTXZdwsBkk
MySpace ↓
http://www.myspace.com/markuskrunegrd

Dylan Mondegreen、ニュー・アルバム・プレヴュー

発売間近のDylan Mondegreenの2ndアルバム
「The World Spins On」の収録全曲が
MySpaceで収録順にフル・ストリーミング中です。

本国ノルウェーでは8月31日にリリース
Fastcut Recordsからの日本盤は9月2日に発売です。

待ちきれない人はぜひ聴いてみてください。
もったいない人はもう少し我慢を！

MySpace ↓
http://www.myspace.com/dylanmondegreen

Taken By Trees / My Boys

来月発売のTaken By Treesの2ndアルバム
「East of Eden」の7曲目に収録されます。
これを聴いたら早く全曲聴いてみたくなりました。
本当に楽しみです。

Taken By Trees「My Boys」↓
http://www.youtube.com/watch?v=8nJ5n4GX5ag
Animal Collective「My Girls」（オリジナル）↓
http://www.youtube.com/watch?v=zol2MJf6XNE

おまけ）Taken By Trees「Watch The Waves」↓
http://www.youtube.com/watch?v=q12eoykegf4