MUSIC IS THE SCENERY

いつも背景には音楽がある。
インディー・ポップ中心の洋楽ブログ。

ノルウェー女性とスウェーデン男性バンド

2010-02-28 15:56:49 | 新アーティスト・新曲

《Solvor Vermeer》

Eardrums musicで紹介されていた
ノルウェー・オスロの女性アーティストSolvor Vermeer
コケティッシュなウィスパー・ヴォイスで
歌われる繊細な音楽。ピアノの弾き語りです。
4月には1stリリースとなる4曲入りEPが
本国と英国などで発売になるようです。
MySpaceには2曲しかありませんが
どちらも透明感ある落ち着いた良い曲です。
OhbijouのCasey Mecijaに少し似た感じの声ですが
サウンドはフォークというよりはエレクトロニカです。
MySpace
「Hope」


《The Sonnets》

Klicktrackで見つけたスウェーデンのThe Sonnets。
「Sebastian Said」という曲を発表したばかりの5人組ですが
The Style Councilへの愛が感じられるバンドです。
この曲、「Shout to the Top」そっくりです。
05年には『Sea Storm Blows』というアルバムを出していて
そこに「Shout at the Top」という曲が入っています。
どの曲も驚くほどスタカンです。
MySpace


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Steso Songs - Now It's Dark

2010-02-27 00:51:13 | レヴュー

一部では「森ガール」と呼ばれているようですが
ジャケットを含めて確かにそんな雰囲気はあります。
Karolina StenströmことSteso Songsが
自身のレーベルLyckanから
今月17日に発表した1stフル・アルバムが
『Now It's Dark』です。
とにかく自由奔放でドリーミーなピアノ・ポップ、
なかなか良い内容でした。

過去には
It's A MusicalやBobby & Blummで活躍する
Bobby BabyことElla Blixtと
Alien Sheというデュオを組んだり
Marit Bergmanのサポート・バンドのメンバーを
務めたこともあるようです。

『Now It's Dark』は、Steso Songsが7年間で
書き溜めてきた曲のうち10曲を収録しています。
うち「The Worse」など4曲は
08年の『EP』にも収められていたので
実質、新曲は6曲です。

前半にポップでキャッチーなメロディーの
軽快な曲を並べていて
逆に後半にはシンプルでドリーミーな
じっくり聴かせるピアノ・ポップをそろえています。

一応、歌詞カードが付いていましたが
かなり崩れた筆記体で書かれているので
判読できないところが多いです。
なので、かなりダークだと評判の歌詞は
断片的にしか分かりませんでした。

ただ、自棄になったような破壊的なピアノが鳴る
5曲目の「The OD」という曲の
I'd like to have a pill or two
or three or 10 or 20 or 30 or 40 or 50
Then I'd like to take a walk to the hospital
but I had to take an ambulance
薬を飲みたかった
1錠、2錠、3錠、10錠、20錠、30錠、40錠、50錠
歩いて病院に行きたかったけれど
救急車を呼ばざるを得なかった

の部分はかなり印象に残りました。

この作品はかなりの
マイナー・リリースなのかと思っていましたが
日本のHMVで取り扱っているようです。

「The OD」
「The Worse」
「Blinding Light of Love」

全曲ストリーミング
MySpace
オフィシャル・ページ


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ヨーテボリに行きたいな

2010-02-26 00:05:04 | トピックス

ドイツのクラシック音楽作曲家と
ヨーテボリのアーティスト15組によるコラボレーション
The Göteborg String Theoryの2枚組アルバムが
Kning Diskから4月17日に発売になります。

ヨーテボリ側のアーティストが凄い面子です。
José González、Pacific!、El Perro Del Mar、Fox Machine、
Silverbullit、Jaw Lesson、Anna von Hausswolff、Bow & Arrow、
Warren Suicide、Jmy Haze、Daniel Gilbert、
Ebbot Lundberg (The Soundtrack of Our Lives)、
Ben Lauber、The Skull Defekts feat. Daniel Higgs、Jaqee。
いや、知らない名前も結構ありますが・・・

その他にもMidaircondo、Wildbirds & Peacedrums、
Hajen、Ben Lauber、Studioの名前が挙がっています。

SoundCloudのページで5曲聴けるようになっていますが
Pacific! feat. El Perro Del Marの
「From Lips Devine」という曲が素晴らしすぎます。
これはぜひ聴いてみてください!!
Sarahの声はクラシカルな曲にもよく似合います。

そして、発売日の4月17日には
Göteborg Konserthusetでコンサートも行われるようです。

SoundCloud
オフィシャル・ページ
MySpace


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George Harrison - You

2010-02-25 23:39:14 | 今日の一曲

もう亡くなってから8年以上が経つGeorge Harrison。
きょう2月25日は彼の誕生日。
生きていれば67歳です。
 
「You」は75年のシングル曲。
それほど目立った曲ではないですが
なぜかこの曲を思い出しました。
邦題「二人はアイ・ラヴ・ユー」。

「You」


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Sambassadeur - European

2010-02-25 00:01:43 | レヴュー

昨日のエントリーではチーム青森の必勝を祈願して
メンバーが勝利に喜び合う写真を使いましたが
その後の2試合が終わった今、
この写真を見ると痛々しくてたまりません。
本当に残念でした。

結局、最後の4戦はヨーロッパ勢に4連敗、
ということで(?)Sambassadeurの3rdアルバム『European』です。
(無理矢理こじつけました)

Amazonで予約商品価格保証、配送無料で906円、
最終的にはもう少し下がり893円という
信じられない価格で入手しました。

ニュー・アルバムはストリングスを大胆に取り入れて
前作以上にオーケストレイション度が高まり
ドリーミーな仕上がり。
Camera Obscuraの新作などとも通じるところがあります。
フロントウーマンAnna Perssonのヴォーカルが
前2作以上に冴え渡っていて
曲もなかなか良く完成度はかなり高いです。

全9曲中、最初と終わりのそれぞれ2曲が
かなり印象に残るポップで素晴らしい曲なのですが
真ん中へんに入っている4曲がそれ以上に良い。
これまでにはなかったタイプの少しスローな曲で
囁き系のAnnaのヴォーカルにいい感じにキレが出て
本当に麗しい限りです。

少しだけ残念だったのは
3曲の中で他のアーティストの他の曲の一部分を
感じてしまうところがあったことです。
(偶然だと思います)

「Days」
「I Can Try」
ストリーミング → 
MySpace


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スウェーデン・ミニ情報

2010-02-24 00:24:45 | トピックス

4年前のトリノ五輪でも感動させられた
女子カーリングのチーム青森。
ヴァンクーヴァーでも心に残るプレーを見せてくれていますが
ここに来て2連敗。次は間もなく強敵スウェーデンと。

昨日の男子アイスホッケーのフィンランド戦を見ても
この国は氷上の団体競技は強そうですが
なんとか乗り切って望みをつないでもらいたいところです。

音楽はスウェーデンですが
女子カーリングはやはり日本です!!


《Steso Songs、PSLライヴほか
一昨日、Steso Songsの1stアルバム『Now It's Dark』が
スウェーデンから届きました。
もう少し聴いてからレヴューを書きたいと思いますが
その前にPSLライヴ「The Worse」のアコースティック・ヴァージョンです。
「The Worse」(PSL)
YouTubeには別のものがありました。
「The Worse」(別映像)


《Embee feat. Maia Hirasawa & Jens SiverstedtのPSLライヴ》
スウェーデンのラッパーEmbeeのソロ2ndアルバム
『The mellow turning moment』には
大勢のアーティストがゲストとして参加しているようですが
そのうちの一人Maia HirasawaがPSLライヴに登場しました。
「Upside Down」という曲です。
「Upside Down」(PSL)


《BtV&tD新曲》
昨年はスペインで大ブレークしてしまった
Billie the Vision & the Dancersが
ニュー・シングル「I'm alive」をMySpaceにアップしました。
相変わらずこのバンドらしいノリの良さですが
気のせいか少し余裕の出たサウンドに聞こえます。
なかなか良いです。
MySpace


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ビートルズ・カヴァーあれこれ②

2010-02-23 00:24:34 | ナイス・カヴァー

今まで聴いたThe Beatlesのカヴァーで
好きなものを3曲選んでみました。

まずはHeavenly=写真=の「It Won't Be Long」。
なんの変哲もないカヴァーなのですが
Amelia Fletcherの可愛らしいヴォーカルが良いです。
トリビュート・アルバム『Revolution No.9』に収録。

続いてはアメリカのテレビ番組から登場した
従姉妹4人組The Four King Cousinsによる
「Here, There And Everywhere」。
「Good Day Sunshine」のカヴァーもしていますが
曲の良さからこちらです。

最後はTiger Trap、Softiesでお馴染み
Rose Melbergによる隠れ名曲「I Will」のカヴァー。
淡々と歌っていますが凄く良いです。
この人、現在はヴァンクーヴァー在住です。

Heavenly「It Won't Be Long」
The Beatles「It Won't Be Long」→

The Four King Cousins「Here, There And Everywhere」→
The Beatles「Here There And Everywhere」

Rose Melberg「I Will」
The Beatles「I Will」


コメント (2)
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ビートルズ・カヴァーあれこれ①

2010-02-22 00:53:33 | ナイス・カヴァー

Swedespleaseのページ
The Beatlesの曲「There's a Place」をカヴァーする
スウェーデン・ヨーテボリのアーティスト
Ossian Ekengerという人が紹介されていました。

Beatlesの曲を自ら進んで聴くなどということは
今でこそほとんどなくなりましたが
そもそも洋楽を聴き始める入り口となったバンドです。

それにしてもBeatlesの曲は数あれど
初期のこんな地味な曲をカヴァーしているところに
少しだけ興味を覚えたので
MySpaceで聴いてみることにしました。
すると「There's a Place」のほかにも
「Misery」と「All I've Got to Do」の2曲がありました。

Beatlesとは関係ありませんが
MySpaceにある「Christmas in July」という曲が
Series Two Recordsが昨年出した
クリスマス・コンピレイションに収録されているようです。

MySpace

一応オリジナルも
「There's a Place」
「Misery」
「All I've Got to Do」


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Club 8 ニュー・アルバム情報

2010-02-21 00:33:03 | トピックス

どちらが正しいのか全く分かりません。

Club 8がtwitterMySpaceで明らかにした
ニュー・アルバム『The People's Record』の発売日は
5月12日ということでしたが
Eardrums musicからの最新情報によると
3月18日発売となっています。

Eardrumsのページでは
キューバのパーカッション・プレーヤーの起用と
Jari Haapalainenのプロデュースによる
スウェディッシュ・ポップ・メロディーとアフリカン・リズムの
ユニークな結合と書かれていて
ニュー・アルバム収録の「Western hospitality」という曲が
フリー・ダウンロードになっています。
(トラックリストも掲載)

書かれている通り
今までのClub 8にはなかったタイプの曲です。
かなり意表を突かれました。


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New Found Land - We all die

2010-02-20 00:50:28 | レヴュー

これは久しぶりの掘り出し物です。
ヨーテボリ出身のAnna Roxenholt(ヴォーカル、サックス)が
Karl Krook(ギター)とともに作り上げた
北欧ローファイ・フォーキー・ポップの大傑作。
昨年5月に発表されたデビュー・アルバム『We all die』です。

Feistの雰囲気も感じさせてくれるヴォーカルの1曲目
「It would mean the world to me」で先制パンチ、
続く透明感溢れる3拍子の真っ直ぐなフォーキー・ソングの2曲目
「Rooftops」でダウンを喫し致命傷を負いかけたかと思ったら
一転してアップテンポの3曲目「Leave it behind」。
もう立ち直れません。

その他にも土臭さを感じさせてくれる曲、
グロッケンシュピールをふんだんに取り入れた曲、
ジャズの香り漂う曲など
本当に音楽性の広さを見せてくれます。
それでいてどこまでもフォークである点は一貫しています。
終盤の「All the nights」という曲の
"We all die, We all die, We all die"の繰り返しは
凄まじいほどの説得力があります。

曲によってFeist、Two White HorsesのLovisa Nyströmを
髣髴させるAnnaさんの歌声にはただただ癒されるばかり。
サウンドがよく計算されているところなどは
The Woodlandsとも共通点がありそうです。

ヨーテボリのトラムセッションの映像がありましたが
Hello Saferideとも少しだけ似ています。

New Found Landという名前もとても良いです。

MySpace
オフィシャル・ページ
トラムセッション


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