アトリエ 籠れ美

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平成27(2015)年5月4日より

M120号制作記その4(木枠の組み立て方)、補足

2016-11-08 10:27:49 | 絵画制作記、スケッチ記、版画制作記
*木枠の組み立て方について知りたい方は、昨日の記事、「M120号制作記その4(木枠の組み立て方)」(2016-11-07) を参照。

 昨日はM120号の木枠2本を組み立てのだが、2階の六畳一間の自室では無理なので、1階の両親の寝室、八畳間で行うしかない。早起きしたものの、寝坊助の父が起きるまで待たないといけない。

 そこでふと一昨日食べた紀ノ川柿のことを思い出し、去年の秋に記事にしていなかったので、記事を書いているうちに父がようやく起床、これで私も木枠の組み立てができる。昨日は木枠の組み立てをするだけで、あとはのんびりし、夕方から酒でも飲もうかと思っていたら、そうもいかなかったという。

 さて昨日の詳しい話については昨日の記事に譲りますが、組みあがったM120号の感想として、意外と大きくなかったです。つまりはあんまり大きいとは思わなかった。私は公募展ではよくF50号を描いていました。そして私の最大制作号数はM80号。F100号も描いたことがないのに大きく感じないのは、ひょっとしたら短辺のせいかもしれません。

 今回縦構図で描くので、そうすると縦194センチ、横97センチになる。縦長の画面です。縦が長い割に横が短いので、それで大きさを感じないのかもしれません。もっとも木枠の状態で見ているだけなので、これで実際にカンバスを張ったらまた見え方が違ってくるのかもしれません。

 それと桐材なので軽いかと思いましたが、割と重かったです。桐材なので再利用(カンバスの張り替え)はできませんが、M120号なんて制作するのはおそらく今回だけでしょうから別に構わないのです。自室での最大制作号数をいずれ決めないといけないのですが、そしてその最大号数で当分中美展へ出品することになるので、そのときは桐材ではなく米杉材のものを買おうと思っています。

 昨日はカンバスロールも買ってきたので、組み上がったM120号の木枠2枚と、カンバスロールが2本(うち1本はもともと自分が持っていたもので、M120号が取れなかった)。これらは取りあえず2階の自室の隣室や廊下に置いてある。仮置き状態なので、ちゃんとした場所を確保しないといけない。また隣室の整理をしないといけない。

 F、P、Mを問わず、50号以上の木枠は組むのが大変。でも組んでしまえば、あとはカンバスを張るだけなので楽。カンバス張りもそれなりに大変ですが、木枠の組み立てに比べれば大したことはありません。

 とにかく木枠の組み立ては済んだわけで、これで年内着手は決定。問題は下描き、デッサンですね。2枚同時進行で制作しますが、それぞれデッサンに1ヶ月は費やしたいと考えています。2ヶ月、いや3ヶ月かけてもいいと思っています。大作なのでじっくり取り組みたいのです。それにそんなに複雑な構図でもないので、実際に着彩が始まれば案外早く完成するかもしれないと思っているのです。

 早くカンバス張ってすぐに制作したい、という心境でもありません(あらら)。出費が痛かった。木枠代にカンバスロール代、それに今回は画面が大きいので油絵具と溶き油の消費量もかなりのものになるのではないかと。おっとそれに忘れていた搬入出代。今回は業者に頼むしかない。考えるだけでかなりの制作意欲減退ですが、とにかく頑張って描きます。


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