岐阜の画廊 文錦堂

gooブログ始めました!

連休特別企画/Museum Piece 編

2017-09-22 13:58:02 | 工芸
皆様、こんにちは。

今日の岐阜は、朝から曇り空に覆われて肌寒い1日となっています。

さて、明日の日(秋分の日)を前に、今日はミュージアムピース級の作品が新たに入荷してきましたのでご紹介させて頂きます。
長年美術商を営んでいると、時として思いがけない作品に出会うことがあります。
今日ご紹介させて頂きます作品も回顧展に出展されてもおかしくない、まさに業者冥利に尽きる逸品と云えます。

加藤 卓男(1917-2005 人間国宝)先生の代表作である「三彩」の逸品です!!
蓋付きの夫婦湯呑は私も初めて見ましたが、卓男先生と親交が深かったお客様が特別注文で作ってもらった作品だそうです。
卓男先生の「三彩」は、通常白い胎土に緑と褐色、透明の釉薬を施されていますが、この作品には珍しく黄と紫色が彩られています。
また、胴回りにはアクセントとして「貼花(ちょうか)」が装飾されており、全体的に華やかな趣に仕上がっています・・・。



    

加藤 卓男 作 「三彩夫婦湯呑」(左)高13.0×径 8.0cm/(右)高12.0×径 7.0cm ¥194,400-
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

三連休特別企画!!

2017-09-17 16:15:31 | 工芸
皆様、こんにちは。

大型で強い台風18号が北上しています。 台風の進路に当たられる方々は、くれぐれもご用心ください。

さて、久しぶりに「三連休特別企画」と題して、新たに入荷してきた作品をご紹介致したいと思います。
今日ご紹介する作品は、皆様お馴染みの人気作家 池田 省吾さんの「種子島粉引風船葛茶碗」です。
日増しに秋の気配が増してきていますが、赤く色づく風船葛を見事に描写したこの作品は、これからの季節にピッタリですね。
ちなみに風船葛の季語は、「仲秋」だそうです。



   池田 省吾 作「種子島粉引風船葛茶碗」 H 9.4×D11.8cm・・・・・(売約済

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

次回展DMのお知らせ!!

2017-09-15 11:27:00 | 工芸
皆様、おはようございます。 

今朝は、北朝鮮が発射したミサイルによる全国瞬時警報システム(Jアラート)が鳴り響きビックリしました!?
改めて、戦争のない平和な世の中が続くよう心から願います・・・。

さて、次回展のDMが出来上がってきましたので取急ぎご紹介させて頂きます。
今回は、笠間期待の澤田 勇人さんによる東海地方初個展ということで、今から開催が待ち遠しい限りです。

 「 -笠間- 澤田 勇人 陶展」/ 平成29年10月 7日(土)~ 15日(

この度、画廊 文錦堂のご厚意により、東海地方初個展を開催させて頂くこととなりました。
ものづくりの深遠さを感じながら、一点一点と向き合い、制作してまいりました。
私の現在地を楽しんで頂けたら幸いです。
ご高覧下さいますようお願い申し上げます。 澤田 勇人

伝統にこだわらない自由な気風を求めて全国各地から若い陶芸家が集う笠間において、現在最も注目を集める澤田 勇人さんの東海地方初となる個展です。
象嵌や上絵付けで描かれた線の陰影と近代的な塔のような造形が特徴的な澤田さんの作品は、日本陶芸界の鬼才 加守田 章二や和太 守卑良の作品を連想させるなど、見る者に強烈な個性を感じさせます。
独創的な模様と斬新なフォルムを見事に融合させた笠間の新旗手による新作群を、皆様お揃いでご高覧賜りますようご案内申し上げます。
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

私の一押し作品!!≪「いちい」・「槐」 作品編/柴崎重行 遺作展より≫

2017-09-10 18:22:28 | 工芸
皆様、こんばんは。

今日の岐阜は朝から晴れて、穏やかな1日となりました。

さて、先週末から開催致しておりました「~木塊~ 柴崎 重行 遺作展」も、本日無事に最終日を迎えることが出来ました。
柴崎さんの代表作が一堂に揃った遺作展ということで、県内外から数多くの来場者が訪れるなど注目度の高い展覧会となりました。
開催にあたり、多大なご尽力を賜わりましたコレクターA氏並びに多くの来場者の皆様方に厚く御礼申し上げます。

それでは、今日も「~木塊~ 柴崎 重行 遺作展」から私の一押し作品をご紹介していきたいと思います。

「何百年もの間、風雪に耐えてきた樹には、その尊い生命と苦節の歴史があります。
その樹の種類によりそれ自体特有の肌の美しさ、荒々しさ、細やかさがあります。
また、年輪は温暖で素直に育った年、風雪・寒さに耐えて過ごした苦難の年など、よく語ってくれます。
木彫は、それ等を活かさなければならないし、作者としてそれを活かす義務があると思います。
私は、その為にも出来るだけ手を加えないような木彫をしていきます。 木彫の行きつくところ塊になるのです・・・。」(柴崎談)

柴崎さんは、自分の気持ちが熟して創作意欲が高まるまで制作されなかったそうです。
北海道の大自然の空気を存分に吸い、山野を黙々と歩きまわり、制作意欲の高まりを持ち、一気阿成に斧を振り下ろす。
生涯、素材が持つ内なる魂と対峙し続けた柴崎さんの代表作が揃う「いちい」「槐」作品をお楽しみください・・・。



   柴崎 重行 作 「我ここにあり」13.5×12.0×15.6cm・・・・・¥432,000-



   柴崎 重行 作 「先達」15.0×10.8×15.0cm・・・・・¥432,000-



   柴崎 重行 作 「命のつながり」11.0× 9.0×12.8cm・・・・・¥270,000-
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

私の一押し作品!!≪「栓」 作品編/柴崎 重行 遺作展より≫

2017-09-08 11:53:56 | 工芸
皆様、こんにちは。

今日の岐阜は、朝から久しぶりに太陽が顔を出し、爽やかな青空が広がっています。

さて、先週末から開催致しております「~木塊~ 柴崎 重行 遺作展」 【 ~ 10日()】も、早いもので後半戦へと突入です。
北海道八雲熊の伝説の木彫家と謳われた柴崎さんの代表作がこれだけ一堂に揃うのも、今展が最初で最後になるかと思います。
どうぞ今週末は、皆様お揃いでご高覧賜りますようご案内申し上げます。

それでは、毎展恒例となっています「私の一押し作品!!」、今展からも選りすぐりの出展作品をご紹介していきたいと思います。

野生の羆が集団生活を嫌うように、北海道八雲の木彫り熊の中において、熊崎さんの作品は他を寄せ付けない異彩を放っています。
自分の気持ちが熟して創作意欲が高まるまで制作されなかった柴崎さんの「熊」は、いつしか「幻の熊」と呼ばれるようになりました。
最初から形は決めず、素材の持ち味に逆らうことなく自然の息吹を感じながら彫られた柴崎さん。
彫り進めていくうちに、その素材の素晴らしい面や線が現れてきて一頭の熊となったそうです・・・。

先ずは、自分の手法と刀がピッタリと合うと、柴崎さんが生前好んで材料に用いた「栓」の木による作品から。



   柴崎 重行 作 「孤独」17.0×13.6×15.0cm・・・・・(売約済





   柴崎 重行 作 「BOSS」13.4×17.0×11.5cm・・・・・(売約済





   柴崎 重行 作 「童心」11.4×14.2×10.2cm・・・・・¥162,000-





  
コメント
この記事をはてなブックマークに追加