もとmoto元・甲斐の馬券神

2007年甲斐から笄に、2011年芝浦に拠点を移し、さらに2016年からは本拠札幌にて競馬三昧の日々を送る毎日。

2011年東京優駿・予想

2011年05月29日 | G1予想&結果
◆究極までの不完全燃焼、っていうか、しけった薪状態の2011年春G1だが、残る3戦でグァッと燃え上がろうではないの。ほんじゃ、ま、まずは出走表から。

1 ウインバリアシオン 牡3 57.0 安藤勝己 松永昌博 (17.5/8番人気)
2 サダムパテック 牡3 57.0 岩田康誠 西園正都 (5.6/2番人気)
3 オールアズワン 牡3 57.0 藤田伸二 領家政蔵 (68.7/15番人気)
4 リベルタス 牡3 57.0 四位洋文 角居勝彦 (77.9/16番人気)
5 オルフェーヴル 牡3 57.0 池添謙一 池江泰寿 (3.4/1番人気)
6 クレスコグランド 牡3 57.0 浜中俊 石坂正 (17.4/7番人気)
7 ベルシャザール 牡3 57.0 後藤浩輝 松田国英 (24.6/12番人気)
8 フェイトフルウォー 牡3 57.0 田中勝春 伊藤伸一 (25.1/13番人気)
9 コティリオン 牡3 57.0 小牧太 橋口弘次郎 (18.2/9番人気)
10 ナカヤマナイト 牡3 57.0 柴田善臣 二ノ宮敬宇 (8.5/4番人気)
11 デボネア 牡3 57.0 L.デットーリ 中竹和也 (8.4/3番人気)
12 エーシンジャッカル 牡3 57.0 川田将雅 高野友和 (106.5/18番人気)
13 ロッカヴェラーノ 牡3 57.0 武豊 中村均 (23.7/10番人気)
14 ショウナンパルフェ 牡3 57.0 三浦皇成 二ノ宮敬宇 (39.3/14番人気)
15 トーセンラー 牡3 57.0 蛯名正義 藤原英昭 (15.8/6番人気)
16 トーセンレーヴ 牡3 57.0 C.ウィリアムズ 池江泰寿 (13.4/5番人気)
17 ユニバーサルバンク 牡3 57.0 福永祐一 松田博資 (24.4/11番人気)
18 ノーザンリバー 牡3 57.0 N.ピンナ 浅見秀一 (78.3/17番人気)

◆さっそく捨て馬を選択。

 6クレスコグランドが京都新聞杯を勝利した時点では、武豊はこの馬でダービーに参戦する予定だったようだ。しかし、その後武豊はダノンバラードでダービー騎乗予定となりダノンバラードの出走回避により滑り込みで出走が叶ったロッカヴェラーノに騎乗することになったのは周知のとおり。石坂厩舎がダービーに所属馬を出すのは今回が初めてらしく、前走終了後は関係者一同かなり喜んでいたらしい。しかし、厩舎初のダービー出走ともなると厩舎生活もいつもと違う空気になるのは否めない。そしてその空気は間違いなく馬にも伝わってしまう。ダービー当日は競馬場全体がいつもと違う異様な空気になる。大一番だからこそ日常クラス厩舎では平常心であることが必要になるが、今の石坂厩舎がそれを実現することは難しいのではないだろうか。ダービー出走のため目一杯仕上げたであろう京都新聞杯から間隔もなく、レベルの低い京都新聞杯から上がり目がないのでは勝負にはならない。京都新聞杯2着の17ユニバーサルバンクともども無印。

 ダービージョッキーは特別な存在だ。天才武豊をもってしても、スペシャルウィークで制するまで10年の歳月を必要とした。馬が高い能力を有していた「和田テイエムオペラオー」や「渡辺ナリタトップロード」も立ちはだかる武豊のアドマイヤベガにしてやられた。
 馬のもつ運と能力、それに騎手の手腕が噛み合って初めてダービージョッキーの栄冠に手が届く。12エーシンジャッカル川田、14ショウナンパルフェ三浦、お前らにはまだ早い。

 どんなに距離適性があろうが、3歳貼る時点で東京2400mを走り切るにはある程度の完成度が必要だ。オークスでは1勝馬であるピュアブリーゼが2着に食い込み波乱を演出したが、全てのホースマンの夢であるダービーでそんなことがあってはならない。9コティリオン、17ユニバーサルバンクの2頭にはお引取り願おう。但し、11デボネアももう1頭の1勝馬だが、なんといっても鞍上はシェイクモハメド殿下が招聘した「世界No1のデットーリ」。人気薄のイーグルカフェをJCDで勝利に導いたのを競馬場でリアルタイムで見た身としては、無視するワケにはいかない。神業は時として人智を超える。11デボネアっちゅうかデットーリを買う。

 16トーセンレーヴは3月以降すでに4戦を消化。青葉賞で1馬身足りなかったために連闘で臨んだプリンシパルSを制してここに参戦してきたが、さすがに関西馬が関東遠征での連闘後中2週でダービーというのは使いすぎだろう。
 15トーセンラーも同じ馬主の所有。トーセンレーヴのダービー前哨戦の無理使いは、おそらく馬主の強い要請によるものだろうが、ここで無理使いしないことが秋以降からの馬の成長にも関わってくるだろうに。こういう馬の使い方を強要するオーナーはG1馬主には相応しくないな。
 オーナー:島川隆哉、「トーセン」冠。トーセンレーヴは無印。トーセンラーは、馬の能力と厩舎ワークに期待するものの、「オーナーの品格」を考慮すると、2・3着の押さえまで。

 4リベルタスは、朝日杯あたりまでは世代TOPクラスだったのが、3歳春になりスプリングS=13着、皐月賞=18着とみる影もない有様。皐月賞2ケタからドロンコ馬場のダービーで巻き返したロジユニヴァース&リーチザクラウンの例はあるが、どちらも2戦続けてここまでボロ負けはしていなかったぞ。消し。

 2サダムパテックは、皐月賞2着+鞍上岩田で2番人気だが、岩田は昨年のダービーではあのヴィクトワールピサを勝たすことができなかった。それがダービーなんだろう。父フジキセキという血統もオウラスには働かない。投資額を抑えることもあり、思い切って無印にする。

 3オールアズワンは、弥生賞・皐月賞の様子をみると早熟の気配がする。消し。

 8フェイトフルウォーは、鞍上田中勝春がネック。12回乗って1回も3着以内がないんではねえ。「初の馬券圏内が今年だった」なんてオチがついたりして・・・・。そんなことのないことを祈る。

◆以上、ケチをつけまくって残ったのは8頭。なんとしても当てたいので、これ以上対象馬を絞らずに馬券に移行することにする。

 残った馬

1 ウインバリアシオン (8番人気)
5 オルフェーヴル   (1番人気)
7 ベルシャザール   (12番人気)
10 ナカヤマナイト   (4番人気)
11 デボネア      (3番人気)
13 ロッカヴェラーノ   (10番人気)
15 トーセンラー     (6番人気)
18 ノーザンリバー    (17番人気)

◆評価

◎7 ベルシャザール   (12番人気)
◎10 ナカヤマナイト   (4番人気)
◎11 デボネア      (3番人気)
▲1 ウインバリアシオン (8番人気)
△13 ロッカヴェラーノ   (10番人気)
△15 トーセンラー     (6番人気)
△18 ノーザンリバー    (17番人気)
△5 オルフェーヴル   (1番人気)

 ベルシャザールは、2年前のロジユニヴァースの匂いがする。皐月賞で体調面から惨敗したが、そこから見事立て直してドロンコのダービーを制覇したストーリーと軸に沿って真っ直ぐに型をあまり崩さない走法と。
 その点、1番人気オルフェーブルは追い切りの模様をみても相変わらず左右にブレながら走る様がどうにも気に入らない。馬場が悪い時に左右のブレの大きい走りは踏ん張りが効かないゆえバランスを崩し易い。やはり2年前、皐月賞を圧勝しながら馬群に沈んだアンライバルドに酷似している。
 ナカヤマナイトは柴田善の思い切った逃げに期待。
 デボネアは言わずと知れたデットーリマジック。
 ウインバリアシオンも、乗り難しい馬らしいが、そういう引っ掛かる馬は不良馬場だと却って走ることに集中でき折り合いがつき易いということもあるそうだ。こちらもアンカツマジックの可能性に賭けてみたい。
 ロッカヴェラーノは血統面の魅力と最近乗れてない武豊がデットーリ登場によって覚醒することを期待する。
 ノーザンリバーは皐月賞で期待したのでもう一度、ということ。

◆まずは、3連単は人気薄から入っているので手広く押さえることにする。

 1着は、本命筋の7番・10番・11番にアンカツの1番を加えた4頭。2着候補には、さらに13番・18番の2頭を足した6頭。3着候補としてさらに5番・15番を足した8頭。これで120点。しかし当たればデカイ組み合わせ多数なので、これ位の点数買ってもいいや。
 1,7,10,11-1,7,1,11,13,18-1,5,7,10,11,13,15,18 @100×120通

 次なる馬券は、自分の予想を信じたいので、120通買った組み合わせのうち1着を本命筋の7番・10番・11番の3頭に限定した馬券を@200円。組み合わせ数は一気に減って90通。
 7,10,11-1,7,10,11,13,18-1,5,7,10,11,13,15,18 @200×90通


◆次なる作戦は3連複。なにしろ人気薄多いので順番が狂う可能性も高いので確実性を高める。

 最初の組み合わせは予想に殉じる覚悟で、本命筋3頭のワンツーからの組み合わせ。
 7,10,11-7,10,11-1,13,18 @1000×9通
 自宅に戻ってきて馬券をチェックして首を捻った。あれれ?これじゃド本命の7-10-11の組み合わせがないじゃん。
 仕方ないので、7-10-11の組み合わせをPATにて1000円追加。

 3連複2種類目は、手広いところを@500円で。
 7,10,11-1,7,10,11,13,18-1,5,7,10,11,13,15,18 @500×43通
 ここでまたまた手違い。予定では24通の組み合わせとなる馬券を買うつもりが、どうしたわけか43通の組み合わせでマークしてた。ちょいと予算オーバー。でも当たりを掴むためには仕方のない出費とあきらめる。

◆最後は馬連&馬単で。5番・15番は2着以内にこないものと決め打ちして6頭の組み合わせでいく。

 7-10-11の組み合わせ6通の馬単を各3000円ずつ。

 次に、1-13-18のBOX馬連3通を1000円ずつ。

 仕上げに、7,10,11-1,13,18のフォーメーションの馬連9通を1000円押さえる。

◆これで、Bonus前の財力の限りを全投入。予定では8.4Kだったのに、9.05K+0.1Kまで購入額が増加しちまったが・・・。まあ、当たるからいいか。

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1 コメント

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ダービー結論 (よかよか親爺)
2011-05-29 15:19:54
馬券神、大勝負に来たな
よかよか親爺、考えに考えた末、結論はメールしたとおり。
道悪その他いろいろ考えて最終の印は
◎⑤
○⑩⑮⑪⑦
△①②⑥⑧
×⑱
一応⑤軸とした馬券としたが、◎○のボックス、○ワイドも押さえた。
ここまで馬場が悪化すると、全然自信はないが、オルフェーブルが抜けているというグリーンチャネルの解説を信じる。サダムパテックはこの距離、馬場で評価を落としたが・・・・。
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