◆悔いの残る2024年ダービーであったが、ダービーを境にして2歳戦が始まるなど競馬年度は正月を迎える時期となった。
パッとしない2024年度前半の馬券生活ではあったが、新年度の始まりに合わせてスタートダッシュを決めていこうじゃないの。
◆今週は安田記念。マイル路線は中距離路線と異なり、例年だと古馬実績馬と伸び盛りの明け4歳馬との世代交代の有り無しに悩むこととなるが、今年の場合は「伸び盛りの4歳馬」ってのが見当たらないように感じる。
現4歳世代の2歳-3歳時のマイルG1結果を羅列すると、
阪神JF:1着=リバティアイランド、2着=シンリョクカ、3着=ドゥアイズ
朝日杯FS:1着=ドルチェモア、2着=ダノンタッチダウン、3着=レイベリング
桜花賞:1着=リバティアイランド、2着=コナコースト、3着=ペリファーニア
NHKマイルC:1着=シャンパンカラー、2着=ウンブライル、3着=オオバンブルマイ
と、その後古馬混合のマイル路線で活躍しているのは、毎日杯1着とマイルCS4着のエルトンバローズ、阪神牝馬2着ウンブライル、豪州オープン戦1着のオオバンブルマイあたりしか見当たらない。リバティアイランドは中距離路線中心だろうから、今後4歳馬でマイル路線を牽引していくのはエルトンバローズ一択になるのだろう。
ちなみに、エルトンバローズを管理するのは杉山晴紀。杉山師は三冠牝馬デアリングタクトを管理した調教師で、岡田牧雄にいわせれば「腕の立つ頑固者」だそうだ。主戦は松山弘平だが、「G1戦だから松山騎乗」という決め事にはしていないようで、今回も2頭出しのガイアフォース=長岡禎仁、エルトンバローズ=西村淳也という配置にしている。
重賞ともなるとそれまで騎乗してきた経験の浅い若手から一流どころの騎手にチェンジする調教師も多い。それは、馬主への忖度に拠るところもあるのだろうが、この杉山の頑固者はそういう騎手変更はしない方針らしい。
なので、ガイアフォース・エルトンバローズとも「騎手が一流どころじゃないから陣営の本気度が低い」と考えるのは間違いだろう。却ってそういう誤解でオッズが下がるのならウェルカムだぜ。
そういやこの「調教師+有望若手」の組み合わせといえば、「藤原英昭+西塚
洸二」というセットも最近良く目にする機会があり、下級条件だとこの組み合わせで穴をあけることも結構あるので、覚えておいて損はない。
◆閑話休題。
能書きはあまたあれど、競馬新聞の予想印に惑わされない時点で買い目を固定しておくために、2024年5月31日12:00時点で各馬の評価&馬券買い目を決めておくことにする。
◆評価(某競馬予想サイトの事前想定オッズ&人気)
◎ 2 ガイアフォース(7人気、17.6倍)
◎ 7 ロマンチックウォリアー(2番人気、3.7倍)
◎ 17 セリフォス(3番人気、4.5倍)
▲ 10 ソウルラッシュ(1番人気、2.9倍)
▲ 16 エルトンバローズ(10番人気、23.4倍)
△ 3 レッドモンレーヴ(11番人気、23.5倍)
△ 15 ヴォイッジバブル(6番人気、17.0倍)
5ナミュールの取捨については悩んだが、調子の波が大きいタイプでヴィクトリアマイル惨敗から浮かび上がってくるには間隔が詰まり過ぎてるだろう、との見立てで無印に。
9パラレルヴィジョンも鞍上ルメールということで穴人気はするだろうが、近2走を連勝しているものの3勝Cをなかなか勝ち上がれなかった馬ではG1の壁は高いものと判断してやはり無印に。
本来なら1400mの方がパフォーマンスの高そうな3レッドモンレーヴは、NHKマイルCやヴィクトリアマイルで1400m好走馬が馬券対象に食い込んできた春シーズンの流れを踏まえての押さえとして。
◆馬券<25400>
あ、今年からの1Rあたりのご予算20000円超えちまった。 が、ま、いいか。競馬新年度オープニングG1戦だし。気にせずいくべ。
◇3連単<9000>
2,7,17-2,7,17,10,16-2,7,17,10,16,3,15 (60点)@100<6000>
2,7,17-2,7,17,10,16-2,7,17,10,16 (30点)@100<3000>
◇3連複<11400>
2,7,17-2,7,17,10,16-2,7,17,10,16,3,15 (28点)@300<8400>
2-7-17-10-16 box (10点)@300<3000>
◇馬連<5000>
2-7-17-10-16 box (10点)@500<5000>
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