While My Guitar Gently Weeps/Change the world

2011-10-09 11:01:52 | Weblog

        
          2003      

NHK「songs」でエリック・クラプトンを特集。曲にまつわるエピソードなど特に目新しいこともなかったのですが、「ジョージ・ハリソン・トリビュート」のライヴは初めて見ました。
 ジョージの息子のダーニも大きめのギターで参加しての「ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウイープス」、ちょっと感動したのです。

*ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウイープスについて (アンソロジー より抜粋)  
 「ワリントンの母の家で書いた。中国のI-Ching(易経)について考えていたんだ。何が起ころうと全ては意味がある、ということを。

 
何か本を開いて最初に目にしたことをベースにして歌を書こうと思った。
本をアトランダムに選んで、開いた。”gently weeps”が目に入った。本を置いて歌を書き始めた」

「ジョンとポールは当時、僕の歌をレコーディングすることをシリアス(マジに)に考えるのは難しかった。演奏することさえ考えにくかった。それで家に帰って考えた。
 翌日、エリック・クラプトンを乗せ、ロンドンへ車を運転していた。スタジオに来てプレイしてくれないか、と彼に言った。彼は、ノー、今まで誰もビートルズとレコーディングしていないし、他のメンバーも嫌がるだろ、と言った。僕は言った。僕の歌だ、僕は君にプレイしてほしいんだ、と。
                   
 良かったよ。(彼のプレイが)みんなの演奏をベターにした。ポールがピアノでナイスなイントロをプレイし、みんなシリアスになったんだ」          *ホワイト・アルバム 1968 発売

エリック・クラプトンはレス・ポールで演奏。(アルバムにはクレジットされていない)
*このレス・ポールのギターはエリック・クラプトンが以前ジョージに譲ったもの。
 アコウスティック・バージョンのフィンガー・ピッキングのギター・スタイルは、ドノヴァンがインドのリシケシでビートルズに教えた、ということですね。

 どうやってジョン、ポールに、自分の曲に注意を払ってもらおうか、と考えるジョージ、、。
「レット・イット・ビー」でのポールとぶつかったシーンを思い出しました。
   
今日はこの曲をipodでビートルズ、アコウスティック・ソロ、と続けて聞いてしまいました。
ピアノのイントロは見事ですね。エリック・クラプトンのギターも勿論良いのですが、彼はこの曲を何回くらい聞いてソロを演奏したのでしょうか、、?

         2001 武道館
   (G)Andy Fairweather Low       (B)Nathan East

   番組の最後に「チェンジ・ザ・ワールド」ライヴ。これがライヴならではの、段々と熱の入っていく演奏。良かったです!
サポート・メンバーがしっかりと、文字どうり支えているなあ、というステージでした。
10年前の武道館ということは、確か、2階席で見たと思うのですが、、。
 
 かなり昔あるTV番組で、このベースのネイザンがベース・ギター一本でティアーズ・イン・へヴンをプレイしたのを見たのを思い出しました。いい感じでしたよ。VTRで録ってあるかも、ですが、、。

*映画 ジョージ・ハリソン「リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド」11月公開のニュース。
 これも楽しみです。


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