夏もようやく終わりかな、と思いながら歩いていると「Here Comes~、あふれ出る涙」がipodから。これで3日連続だなあ、、そういえば、と思い出したのがひと夏過ごしたコロラドでのこと。AMラジオで盛んにジャクソン・ブラウンのコンサートを告知していたのですが、まずこの曲の出だしが流れ、8月~日、RedRocks Amphitheatre、(この間にPretenderの一節も流れていました)、そして最後に”Tickets available at ~”と終わるのです。
これは逃せないとチケットを買い(席指定なし)、さて当日。地図を見ながら目指したのですが途中で少々不安になってきました。ギャス・ステイションで確認したのですが、彼らもはっきりは分からないようで、地図を見て「この方向へ行って~のあたりを~へ」なんて感じで言われて、よくわからないままともかく進んで行き、大丈夫かな?と思い始めた頃に、道の先の方に何やら大きな岩のような山が。
暫くすると、その岩の合間に人がいるのが見えます(客席でした)。
1977
はっきりは見えませんが、中央左側の岩壁の中ほどに客席の人が(画面中央より少し左)。
ああ、あれだ、と、何とか着くと、駐車場は山の中の広い原っぱのような所でした。(区画の番号など目印になるものがなくて、あるいは見逃したのか、帰りは我々の車が何処なのか分からず、薄暗い中ちょっと焦ったのでした)
さて場内は本当に岩と傾斜を活用した会場で、言葉では形容のしようがないほど、圧倒されましたね。
他の会場と同様にMがどこからともなく回ってきて(数回吸って隣へ渡す。もちろん吸わずに渡しても良いのです)いましたよ。
暗くなった頃にコーデュロイ・パンツでジャクソン・ブラウンが登場。バックはおなじみのデビッド・リンドレー、ダニー・コーチマー、ラス・カンケルなど。
野外のコンサートはL.Aで何回も体験していますが、巨大な岩に囲まれた環境でのライヴはやはり独特のものを感じさせましたね。
オープニングは誰だったか覚えていません、、、失礼!
この時のライヴも入れたアルバムが”Running on empty”なのですが、発売されてすぐライヴの日付けをチェックすると、、残念ながら我々の見た日ではなかったのでした。
「あふれ出る涙」の詞は、亡くなった妻の母親と共に書いたそうですね。またリタ・クーリッジがオルガンで参加しているようです。
Here comes those tears again
Just when I was getting over you
Just when I was going to make it through
Another night without missing you ..............