※例によってあまり込み入った事は書いていません。
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今年も書こうと思い、前年書いたのを振り返ると、テキストのみで全く味気無いのを反省。
自分なりに調べてメンバー・フォーメーション、大まかな予想順位を加えて着色してみました。
尚、全体の順位予想はしないので悪しからず。(どうでもいい)
※ポジションの凡例
GK=ゴールキーパー。そのまんま。
CB=センターバック。3バックの際は()内に左右中を表記。
SB=サイドバック。4バックのみ記述。()内に左右を表記。
WB=ウイングバック。3バックのみ記述。()内に左右を表記。
DH=ディフェンシブハーフ。要はボランチ(2人)ないしはアンカー(1人)。
SH=サイドハーフ。4-4-2のみ記述。()内に左右を表記。
IH=インサイドハーフ。3バックの際はシャドーないしはトップ下、4-3-3の際はボランチを除いたMF。
OH=オフェンシブハーフ。4-2-3-1の2列目。()内に左右中を表記。
WG=ウイング。3トップのみ記述。()内に左右を表記。
FW=フォワード。
CF=センターフォワード。3トップのみ記述。
R=右サイド C=中央 L=左サイド
<ブラウブリッツ秋田>
予想フォーメーション 4-4-2
GK 田中 新井 長谷川
CB 千田 下坂 谷奥 増田 加賀
SB 鈴木(R)輪笠(L)高瀬(L) (飯尾)(加賀)
DH 江口 下澤 山田 普光院
SH 茂(LR)久富(R)青島(L)飯尾(R)
FW 中村 井上 三上 齋藤 才藤 吉田 武 半田
予想順位 14位~20位
初のJ2を経験という事で、いきなり最北端に現れた秋田。(思えば一昔前は札幌が定位置だったなぁ……)
主な補強源はJ3からで、自分が映像で観たのは吉田・普光院のみなので詳細は不明。FWにはこの吉田の他に三上・齋藤と前長野所属が3人と、メインの供給源となっているのだろうか。再び吉田謙監督の下でのプレーとなる普光院、前年沼津の試合を観た際はポゼッションサッカーを行っていたので、現在の秋田の真逆のサッカーへの適合は出来るだろうか。
才藤はともにJ2昇格した相模原からの加入で、かなりの中心的存在だったと思うが、(相模原は)簡単に放出して良かったのだろうか。
J2以上のカテゴリからも獲っているが、レンタル選手は無しと腰が据わった姿勢。最も上位カテゴリで実績があるのが飯尾で、最近3年間J1でプレー(長崎→仙台)している経験を還元できるか。
韓浩康(ハンホガン)が移籍し千田が故障で出遅れと、センターバック2人を失って挑む事となるJ2だが、前年からのスタイルがブレなければ残留の確率は一定以上あると思われる。イメージとしては前年の栃木が被るだろうか。
<モンテディオ山形>
予想フォーメーション 4-2-3-1
GK ビクトル 櫛引 藤嶋 長谷川 ミンソンジュン
CB 栗山 野田 熊本 山﨑 半田 瀧澤
SB 山田拓巳(R)松本怜大(L)小野田(L) (山﨑?)
DH 國分 小松 岡崎 藤田 藤村 山田康太
OH 南(C)中村充孝(C?)加藤(L)堀米(R)中原(L?) (山田康)(木戸)
FW ヴィニシウス・アラウージョ 林 木戸 松本幹太
予想順位 1位~8位
尻上がりで前年のシーズンを終えたため、今季の前評判も高い山形。その勢いそのままに早速相模原から正GKビクトルを獲得し、J2の洗礼を浴びせた。
自分も昇格候補の一つと観ているが、それにはとうとう個人昇格していった中村駿の穴埋めが果たされる事が絶対条件。当然フロントも動き、國分・藤田・藤村・山田康太とこのポジションを務められる人材を搔き集めたオフ。藤田と岡崎の30歳ジャストが最高齢で藤村・山田康が21歳と、年齢バランスも中々で、最適解のコンビはどうなるだろうか。
全体的に観ると、サイドバックの層が薄いか。特に右はベテランの山田拓巳しか名前を挙げられず不安、愛媛で右センターバックが主だった山﨑がここを埋めるという事が考えられるが……。
前線、特に2列目の顔ぶれも入れ替わっているが、橋頭堡ともいうべきヴィニシウスが1トップに健在なので誰が来ても一定の形は出来そうである。
<水戸ホーリーホック>
予想フォーメーション 4-4-2?
GK 牡川 小澤 本間 中山
CB 住吉ジェラニレショーン 細川 三國スティビアエブス (タビナス)
SB 岸田(R)柳澤(L)タビナス・ジェファーソン(L) (細川)
DH 平野 平塚 鈴木 (木村)
SH 森(L)木村(L)松崎(R)村田(R)金久保(RL?)新里(L?) (山根)
FW 中山 安藤 山根 奥田 深堀 ブラウンノア賢信(村田)
3-3-2-2の場合
GK 牡川 小澤 本間 中山
CB 住吉(R?)三國(L?)細川(C?) (岸田)(タビナス)
WB 岸田(R)柳澤(L)タビナス(L) (三國)
DH 平野 平塚 鈴木
IH 金久保 木村 森 松崎 新里 (深堀)(奥田)(山根)
FW 中山 安藤 山根 奥田 深堀 村田 ブラウンノア賢信
予想順位 8位~15位
レンタル組は深堀・鈴木以外残らず、ンドカ・ボニフェイスの移籍と相まって再びやり直し感が漂ったオフ。そして新たなレンタルでの獲得は2件のみ(期間延長となった鈴木を入れると3人)と大幅に縮小させ、そんな繰り返しはたくさんだ、というフロントの声が聞こえてくるようである。
三國スティビアエブス(福岡・三國ケネディエブスの兄)が加入した事で、ハーフという特色が強いディフェンスラインなのはそれほど変わらずも、いきなり彼にンドカの穴埋めが出来るとも思えず。むしろ前年観た際(特別指定で在籍)は、適正はサイドにあるのではと思ったものだが。
不安感が拭えないディフェンス陣の反面、攻撃面は視界良好か。顔ぶれは変わったものの、町田から安藤・金沢から山根とレギュラークラスの選手が加わり、経験豊富な金久保も加入。
そんな陣容で、今季も得点力を頼みに殴り合いを演じるべくの体勢は整いつつある。ツボに嵌れば……という戦いは確かに魅力的だが、安定感無くして昇格争いに加わる事は可能なのだろうか。
<栃木SC>
予想フォーメーション 4-4-2
GK 川田 岡 東ジョン
CB 高杉 柳 乾 小野寺
SB 大島(R) 井出?
DH 佐藤 西谷 上田 吉田 和田?
SH 森(L)山本(R)有馬(RL)菊池(L)ジュニーニョ(L?)
FW 矢野 エスクデロ競飛王 畑 小堀 松岡
予想順位 13位~20位
ディフェンスラインがごっそり移籍。センターバックでチームを支えてきた田代の他、サイドバックが3人も抜け、再構築が必須な状況となってしまった。2年ぶりに乾が再加入したものの、またもレンタルなので急場凌ぎ感は拭えない。(そして乾含めレンタルでの獲得が8人と多い)
FWの大島を右SBに流用したように、今季も色々コンバートが考えられそうであるが……。未見の選手が多いため(不勉強)、表に名前を載せる事もままならなかったので謝っておく。(面矢・松本・植田辺り)
新戦力としては、挙げなければならないのが上田。岡山を契約満了となった後、かなり早い段階で獲得が発表されたので、彼が目玉なのは明らかだろう。
その他は菊池やジュニーニョといったサイドアタッカー。しかし上田を含め、栃木の「ストーミング」スタイルに適合できるかという不安は拭えない。逆にFWの畑は、体格を生かしての適合に期待出来そう。
全体的に苦しそうな編成のオフで、再び下位に沈む事は十分考えられるが、今季もそんな前評判を覆す事は出来るだろうか。