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2021年J2リーグ・開幕前の編成の雑感~3

2021-02-18 16:03:49 | 雑記

その1 その2 

※例によってあまり込み入った事は書いていません。

移籍情報はこちら

<ヴァンフォーレ甲府>

予想フォーメーション 3-4-2-1

GK 河田 岡西 小泉
CB 新井(C)山本(C)小柳(R)メンデス(?)須貝(?)浦上(?)北谷(?)野澤陸(?)
WB 金井(R)荒木(RL)小林(R)関口(R) (宮崎)
DH 山田 野澤英之 中村 (山本)
IH 泉澤 中山 野津田 宮崎 長谷川 (有田)(三平)
FW ウィリアン・リラ パウロ・バイヤ 有田 三平

予想順位 5位~11位

2年連続でプレーオフ圏(前年は無かったけど)を確保と、一定の戦果を挙げている伊藤彰監督も3年目を迎えるが、再びオフには大幅に入れ替わり。そんな中で安定して上位に居座る地力を見せているが、今季は果たして。
新助っ人FW2人の実力は未知数でジュニオール・バホスも帰国したきり動向不明、という状況なので当然日本人選手の奮起は不可欠。前J1クラブの野津田・金井・三平を組み込みつつ、愛媛から移籍の有田がそこに割り込む形だろうか。当然既存戦力の泉澤の突破力も健在となる。
前年のうちに特別指定の選手を数多起用した事もあり、既存戦力の競争も熾烈を極めそうだが、ディフェンス陣の今津・中塩が移籍した穴埋めは難儀しそう。そんな訳で若干屈む年になると予想したがどうなるか。

<アルビレックス新潟>

予想フォーメーション 4-2-3-1

GK 小島 藤田 阿部
CB 舞行龍ジェームズ 岡本 千葉 遠藤 (田上)(早川)
SB 早川(L)堀米(R)田上(R)長谷川(R)星(L)(藤原)
DH 高 島田 藤原 福田 ゴンサロ・ゴンザレス 秋山 (高木)(ロメロ)
OH 本間(CRL)大本(R)高木(L)ロメロ・フランク(RC)田中(L?)(福田)(秋山)(矢村)
FW 鈴木 矢村 谷口 小見 (田中)

予想順位 3位~12位

本間が移籍するかどうかで大分時間を取られた感じのオフとなったが、無事残留。もし抜けていたら昇格どころでは無くなっていたと思われる。(夏に移籍するかもしれないけど)
鈴木の獲得は大きいが、今季も人員の少なさは据え置きのFW。得意の助っ人路線も、入国制限を強いられる現状故見送る事となったのだろう、夏場の補強に活路を見出す算段か。そんな訳で前年同様1トップと予想。
ボランチの補強は相変わらず精力的。中島が抜けても尚、2列目も含め人員過多気味な中盤の布陣となっているが、最適解を見出すのにどれだけ時間が掛かるかで順位は左右されそうだ。

<松本山雅FC>

予想フォーメーション 3-3-2-2

GK 村山 圍 ゴドンミン
CB 橋内(C)常田(L)大野(R)星キョーワァン(R)篠原(C?)(前)(浜崎?)
WB 田中隼磨(R)高木利弥(L)下川(LR)外山(L)浜崎(R)田中パウロ淳一(L)
DH 佐藤 安東 米原 (下川)
IH 前 河合 平川 小手川 表原 村越 (山口)(榎本)
FW 阪野 ルカオ 山口 戸島 鈴木 榎本

予想順位 2位~13位

移籍選手22人、獲得選手21人という凄まじさ。しかし過多となっていたレンタルでの獲得はたった2人に留まるなど、戦力と共にクラブの意識の変化も感じられるオフとなった。(レンタル組で主力となった佐藤・前・常田もしっかり完全移籍へシフトさせた)これだけ入れ替わればフォーメーション変更も考えられるが、とりあえずは前年同様の3-3-2-2で布陣を予想。
戦力的に抜けたのがハッキリと痛手といえるのは、万能型FWのセルジーニョの他には高橋・浦田・杉本・塚川辺りだろうか。つまりウイングバックとシャドーで、補強はこのポジションで精力的に敢行。WBには下川・田中パウロ淳一に、再びチームメイト同士となった外山と浜崎。
シャドーの人選が難しそうだが、セルジーニョが抜けたFWに、異なるタイプ(というかセルジーニョのようなタイプを新たに獲得するのは困難だろう)のルカオ・戸島・鈴木を獲っている辺り、阪野と併せポストプレイヤー・ヘッダーに力点を置く腹積もりか。そうすると山口をシャドーで使え、攻撃は厚くなりそうだがさて。
新戦力の過多による戦術浸透の手間取り(前年の京都のような感じ)が不安材料だが、そこは前年シーズン途中で結果を出した柴田峡監督の手腕に期待、という事で順位は高めかつ広めに予想。

<ツエーゲン金沢>

予想フォーメーション 4-4-2

GK 白井 後藤 石井
CB 石尾 廣井 作田 庄司 松田?
SB 渡邊(L)高安(R) (松田)(ホドルフォ)
DH 藤村 大橋 田路 (本塚)
SH 大石(R)島津(RL)本塚(RL)金子(R)窪田(L)ホドルフォ(L)(高安)(丹羽)
FW 杉浦恭平 杉浦力斗 丹羽 瀬沼 大谷

予想順位 7位~15位

加藤がたった1年で個人昇格、ルカオも移籍し、得点源のFWをどう確保するかが重点となったオフ。
愛媛で主戦力だった丹羽の獲得がまず目を惹き、26歳という年齢的に杉浦恭平・瀬沼(30代)と、杉浦力斗(10代)の間を埋める重要な存在。彼と同じく愛媛でキャリアハイの成績の瀬沼(10得点・2015年)、ストロングヘッダーとして機能できるか。
サイドハーフを数多起用した前年、その副産物か、(下川が移籍したにも拘らず)今季は開幕から頭数豊富なポジションとなっている。逆にサイドバックが不足気味だが、既存戦力の流用でカバーできる範囲、だと思う。
チーム戦術は既にハッキリしているクラブなので、新戦力が額面通り活躍するのが条件だが、今季個人的に非常に期待しているクラブである。豊富なSHによる、2年前に魅せた「誰が出ても得点出来るサッカー」の再来はなるだろうか。

<ジュビロ磐田>

予想フォーメーション 3-4-1-2

GK 八田 杉本 三浦
CB 大井(C)今野(C)山本義道(R)大武(RLC)伊藤(L)中川(C?)鈴木海音(?)加藤(?)森岡(?)
WB 小川大貴(R)松本(LR)鈴木雄斗(R)(伊藤)(大森)
DH 遠藤 山本康裕 鹿沼 (山田?)
CH 大森 山田 藤川
FW 小川航基 ルキアン 大津 ファビアン・ゴンザレス 三木 (大森)

予想順位 2位~10位

前年同様遠藤を欠かせない軸としたチームとする算段か、針谷はレンタル延長(北九州)、上原もレンタルに出す(仙台)などボランチを退去させた。遠藤をサポートするのは山本康裕の他、前年相模原の主力であった鹿沼ぐらいと、頭数の不足は明らかだが……。
ともかくシーズンオフを経験する事で、鈴木政一監督の理想もチームに深まり、昇格争いの輪の中に加わる事が濃厚、と前向きに解釈しておこう。
一見人材豊富なディフェンス陣(中川が故障で開幕絶望となったが……)だが、大井・今野が不在時の3バックのセンターが不安点と、ここでも遠藤同様年齢がネックとなりそうな問題が。バックアッパーを信頼しタフなチームを作り上げられるかどうかだが、それは磐田の黄金期終焉の際と同じ課題なのでは……という、鈴木監督再就任により時が戻っただけだという疑念を深めさせる要素に成りかねない。

<京都サンガ>

予想フォーメーション 3-4-2-1

GK 福島 若原 清水 太田
CB ヨルディ・バイス(C)森脇(R)本多(LR)麻田(L)長井(?)木村(?)(飯田)
WB 飯田(R)黒木(L)白井(LR)荻原(L)上月(R)荒木(L)冨田(?)
DH 庄司 福岡 川崎 武田
IH 曽根田 谷内田 中野克哉 武富 松田 中川 三沢 中野桂太?(福岡)(宮吉)
FW ピーター・ウタカ 野田 宮吉 李忠成

予想順位 5位~13位

終盤に再加入、欠かせない戦力となっていた仙頭だが結局残らず。チーム愛より小屋松の居る鳥栖を選んだ(?)その選択は責められない。
曺貴裁(チョウキジェ)氏の再就職が密かに話題となったオフ、譲り合いの末結局過去にも就任が噂された(2015年だっけ?)京都の監督の座に。
早速曺氏ゆかりのクラブである湘南・浦和のパイプを軸にした補強策が行われたが、前年の主力選手もごっそり残っており、2つのチームを1つにするような手腕が求められる。というかチーム作り的には、移籍が噂されたピーター・ウタカは素直に放出した方が良かったのでは無かろうか。
湘南時代と同様の3-4-2-1に当てはめると、前年1アンカーが主だったのもありボランチが若干薄いという感じ。その他のポジション、特にウイングバックとシャドーは人材過多もいい所で、夏場に大きく再編成という名の切り捨てが行われそうだがさて。
ともかく、この2つのポジションが「2チームの融合」に四苦八苦する場所となりそう。WBには飯田・黒木(荒木)と荻原・白井、シャドーは曽根田・谷内田に松田・武富(中川)のぶつかり合いが予想される構図か。

その4

コメント
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