あすかパパの色んな話

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王相談役、早大で講演「日本は挑戦者」

2009年01月22日 05時50分37秒 | 野球

王相談役は米国などWBCに出場する強豪国の意気込みに、警戒感を強めた

3月の第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で、日本代表監督相談役を務める王貞治氏(68)が21日、埼玉・所沢市の早大所沢キャンパスで行われたイベントに講師として参加した。前日(20日)に出場国のメンバーが発表されたが、06年に日本代表を率いた王相談役は「前回の優勝は切り離してほしい」と話し、強力メンバーぞろいの他国に強い警戒感を示した。

教室内の700席がほとんど埋まり、立ち見も出るほど大盛況だった王氏の講演。約30分間、立ちっぱなしで野球観や人生観を伝えるなど“先生”の顔を見せたが、WBCの話題になると、勝負師の顔に戻った。

 「(他国メンバーを見ると)意気込みだけは前回よりかなり前向きな、強い意志を感じます。米国をはじめ、北中米の国の意気込みは、特に違うと受け止めています」

 WBC参加16チームの1次登録メンバー発表後、初めて口を開いた王相談役。指揮官として、06年の第1回大会で日本を世界一に導いたからこそ、誰よりも世界の強豪の気迫を感じる。中でも、特に警戒したのは、やはり大リーガーをずらりとそろえてきた米国とドミニカ共和国だ。

 前回、日本に優勝を許した野球大国がプライドをかけて戦ってくることは十分に予想はしていた。実際にメンバーリストが出そろうと、改めてその“本気度”が伝わってきた。

 それでも、ファンの期待はあくまで『連続世界一』。世論は徐々に熱を帯び始めているが、あえて冷静になるように訴えた。

 「(選手は)前回の優勝は切り離して、今回に全力を尽くすことを考えてほしい。みなさんにもお願いしたいが前回(優勝)は、はっきり言ってたまたま。前例として考えないで、原監督以下、選手にのびのびと戦わせてほしい」

 選手たちには、あくまで挑戦者の精神で戦うように。そして後ろ盾となるファンには、過度のプレッシャーをかけないように-。頂上に立った王相談役だからこその“金言”だった。

 「1人でも応援する人は多い方がいいので、その1人として野球場に足を運ぼうと思います」

 2月16日から始まる日本代表宮崎合宿をはじめ、試合にも駆け付ける。今後もサムライジャパンの“応援団長”として、あらゆる支援を続けるつもりだ。(サンスポ)