あすかパパの色んな話

日々の暮らしの中で思ったことを書き込んでいきます。
今までのように写真、競馬の予想、スポーツネタも続けていきます。

勝利の鉄則「ディフェンス」で決勝進出=天皇杯・皇后杯バスケ オールジャパン第6日

2009年01月11日 21時55分58秒 | その他スポーツ情報
天皇杯・皇后杯全日本総合バスケットボール選手権(オールジャパン)男子決勝に名乗りを上げたのは、アイシンと日立となった。
 日立はリーグで3連敗を喫していたパナソニックを相手に堅い守りが功を奏し、90-72で初の決勝進出。目下、リーグで首位争いをするパナソニックは、自慢のインサイドを封じられてしまい、まさかの大敗となった。
 一方、第1シードのアイシンは、13点リードからトヨタに猛追されるも、82-78で競り勝ち、3年連続7回目の決勝進出を決めた。

 予想外の展開、スリリングな激戦は、“一発勝負”であるオールジャパンの醍醐味(だいごみ)でもある。男子準決勝の勝負の分かれ目、ハイライトシーンをご紹介しよう。

■“全員一丸”で守って走った日立の快進撃


ディフェンスで粘り、走りにつなげた日立がパナソニックに快勝。菅裕一は、速攻にスリーポイントシュートにと大活躍

「準備、準備!」。
 日立・小野秀二ヘッドコーチは、何度この言葉をコートの選手たちに向かって叫び続け、士気を鼓舞したことだろう。
「今までのうちのディフェンスは、アッと思った次の瞬間には相手にやられていた。(今回は)止まっている状態でも早く動き出し、相手の動きを読んで行動を早くしろと口酸っぱく言ってきた」(小野ヘッドコーチ)。これこそ、ディフェンスの極意だ。

 リーグ戦では、パナソニックの210センチの青野文彦、205センチのジェラルド・ハニーカットらにインサイドを支配されていた。「ここをどう封じるかがすべて」と、日立のエース・竹内譲次は試合前にポイントを挙げていた。

 前半、山田哲也が短い時間ながらも、上背で勝る青野に対し、運動量で奮闘を見せるなど、ディフェンスを徹底した。誰が出てきても同じようにディフェンスをしたことで、思い通りに動けない青野にイライラが募ったのは明らかだ。主導権を握った日立は、前半を4点リードで折り返す。

 後半の立ち上がり、「うちはこんなものではない」とばかりに、パナソニックは永山誠のシュートであっさりと逆転。しかし、ここから本領を発揮したのは日立だ。
 ディフェンスから一気に走り、菅裕一が速攻でたたみかける。さらに、酒井泰滋、竹内、菅のスリーポイントシュートが小気味良くネットを揺らす。

 日立は、オールコートのディフェンスを先に仕掛け、常にイニシアチブを取る。パナソニックは防戦一方の展開となり、点差はみるみるうちに20点に開いた。
 結果、日立は菅の19点を筆頭に、5人の選手が二けた得点を稼ぎ、まさに“全員バスケ”を披露し、勝利を手にした。

 敗戦後のパナソニックは、「相手の術中にはまった。正直甘く見ていた部分もある。うちは(負けて)失うものはなくなった。次のステップのために得たものは大きい」(パナソニック・清水良規ヘッドコーチ)、「チャレンジャーなのにアグレッシブさを忘れていた。まだリーグで取り返せる」(大野篤史キャプテン)と、リーグでのリベンジを誓った。

■土壇場で見せたベテランの存在感


アイシンを勝利に導いたのは佐古賢一(右)の冷静なる判断力。柏木真介との2ガードの場面では、ディフェンスでの混乱を解消し、勝利の鉄則を説いた

準決勝のもう一試合、アイシンとトヨタの試合では、第4ピリオド、アイシンのダラン・セルビーらの得点で、70-57とこの試合最大となる13点差のリードを奪った。一方のトヨタは6分間ノーゴール。勝負は決まりかけていた。

 しかし、最後の最後までトヨタはあきらめない。大会前にあばらを痛めていたルイス・キャンベルが追撃の狼煙(のろし)を上げると、トヨタはオールコートのディフェンスで勝負に出た。
 1-2-2のゾーンプレス。その最前線となる一線目には「大きい選手をそのまま残して、(相手に)ロングパスを通させないように」(トヨタ・棟方公寿ヘッドコーチ)と、199センチの古田悟や、198センチの高橋マイケルを立てる。

 アイシンのミスが続き、トヨタは渡邉拓馬、齋藤豊のシュートで点差を縮め、残り1分を切って78-79とついに1点差。
 しかし焦りからか、逆転のチャンスをことごとく逃してしまう。残り18秒、タイムアウトを残していたトヨタは、さらに続けてもう一度タイムアウトを請求。それは、シューター岡田優介を投入し、フォーメーションを徹底させるためだった。
 最後は、スクリーンを使ってノーマークとなった岡田がシュート。そのボールが外れた瞬間、会場からは大きなため息がこぼれた。

 一方、トヨタの猛チャージを受けていた時、アイシンは混乱していた。その状況で、アイシン鈴木貴美一ヘッドコーチは、迷わず38歳のベテラン佐古賢一を投入した。
「最後4分くらいからチーム内でディフェンスに対して、みんなが責任転嫁しだして、気持ちがうわずっていました。なので、『何のために戦っているんだ。戦う相手はトヨタだ。絶対に勝つんだ』と、ハドルを組んで再確認しました。チームというのは、悪くなるとあんなもの。相手にまくられる前に、早い時間に気がついて戻せてよかったです」(佐古)
 その直後、佐古みずから値千金のスリーポイントシュートを沈め、進むべきベクトルを示した。プレーイングタイムこそ短くなったが、勝負師・佐古の“ここ一番”の強さと、リーダーとしての存在感はアイシンにとって大きなものだ。

■天皇杯を懸けた熱き決勝に

決勝ではJBLに入団してからは初となる、決勝での“竹内兄弟対決”が実現する。アイシンの竹内公輔は、「おそらく僕のマッチアップは譲次。僕と譲次の対決がプラスマイナスゼロになればうちが勝てると思うので、ディフェンスを頑張りたい」と、注目のマッチアップに闘志をのぞかせる。

 一方、日立・菅キャプテンは、「特別なことではなく、どれだけ普段やっていることを出せるか。個々の役割を徹底し、チャンピオンを目指したい」と自然体の構えを強調する。

 2連覇をにらみ、ベテランと若手を融合させたアイシンか。初の決勝で勢いに乗る日立か。ディフェンスを誇る同士の決勝は、目の離せない勝負になることは間違いない。(スポーツナビ)


中田氏と石井慧が朝青龍を激励/初場所

2009年01月11日 21時32分13秒 | 格闘技情報

中田英寿氏(右)と握手する朝青龍=両国国技館


勝って支度部屋に戻る朝青龍(左)を出迎える石井慧=両国国技館

大相撲初場所初日(11日・両国国技館)進退が懸かる朝青龍を激励するために、親交のある元サッカー日本代表の中田英寿氏(31)と北京五輪柔道男子金メダリストでプロ格闘家へ転向した石井慧(22)が支度部屋を訪れた。

 中田氏は「本当にいい相撲だった。迫力があった。厳しい体調でもみんなが喜ぶ結果を出して良かった」と感心した。石井は「すごい気迫。(自分が)総合格闘家としてやっていくうえで刺激になった」と感想を口にし「優勝間違いなし」とエールを送った。


朝青龍“らしさ”戻った逆転勝ち!/初場所

2009年01月11日 21時27分59秒 | 格闘技情報

稀勢の里との立ち合い前に、気合の入った表情を見せる朝青龍=11日、東京・両国国技館

大相撲初場所初日(11日・両国国技館)3場所連続休場からの出場で、進退を懸ける横綱朝青龍は小結稀勢の里を寄り切り、白星スタートを切った。

 朝青龍がここまで大きな声援を浴びるのは、おそらく初めてだ。そして国技館がこれほどの熱気に包まれるのは、いつ以来のことだろうか。

不調のまま進退を懸ける場所に出場した横綱が、土俵際で踏ん張った。左四つで稀勢の里が寄ると、左半身ですくって残す。俵に詰まっても踏ん張り、右をこじ入れてもろ差し。寄り切った後に繰り出した左右の駄目押しは、全盛期によく見た光景だ。「まあ初日だしね。何だかんだ言っても、まだ先があるから」。周囲を威圧するような視線。出番前から場所を後にするまで、朝青龍は常に殺気を漂わせた。

 重圧のかかる初日に、難敵の稀勢の里に逆転勝ちしたことは大きい。仕切りから相手をにらみ付け、全身から闘志を発散し続けた姿には、観戦した横綱審議委員らも興奮気味。海老沢勝二委員長は「最近になく気合が入っていた。ここで負けちゃいかんと思ったのだろう」と、うなった。

 まだ安心はできない。前半戦で負けが込めば、力士生命は一気にピンチへと追い込まれる。ただ、ここ一番で絶対に負けない勝負強さは健在だった。「声援が多くて、うれしいね」とつぶやいた横綱は、相撲勘は戻ってますかと報道陣に聞かれると「まだ初日だろ。何回言わせるんだ、こらあ」-。先行き不透明な中で、朝青龍が“らしさ”を完全に取り戻したことだけは事実だ。(サンスポ)


M・AとNJKFが統一ランキング発足 WBCルール採用で世界進出視野

2009年01月11日 21時22分30秒 | 格闘技情報

新ランキング発足会見に出席したM・Aキックの宮川会長(前列中央)ら

M・A(マーシャルアーツ日本キックボクシング)とNJKF(ニュージャパンキックボクシング連盟)両理事長が11日に都内で開かれた会見に出席し、WBCムエタイルールを用いた統一ランキングの発足を発表した。

 25日に後楽園ホールで開かれるNJKF主催大会では両団体の同級ランカーによる統一ランキング戦2試合が実施され、この結果をふまえた第1回のランキング発表が1月末に行われる予定。

 WBCムエタイルールの採用にはJMC(ジャパンプロフェッショナルムエタイコミッション)が歓迎を表明しており、WBCムエタイルールで活躍した選手は世界ランキングへの推薦を行っていくという。

 また会見ではタイ人選手主流のWBCムエタイにおいて、その他の国の選手が活躍しやすい環境づくり推進がなされていることや、世界タイトルと別に設けられたインターナショナルタイトルはタイ人選手以外で争われることなどが、JMC山根千抄理事長より報告された。

■M・Aキック宮川拳吾理事長

私どもの連盟とNJKFさんを合わせますと約80もの加盟ジムがあり、今年から両団体がWBCムエタイルールにのっとりランキング戦を開催することになりました。
 NJKFさんとはこれまで何度もお話し合いをさせていただく中で、うちと相通ずるものを感じ、いい関係を築けることを祈ってあいさつと代えさせていただきます。

■NJKF斎藤京二理事長
WBCムエタイルールに基づく統一ランキング戦の導入にあたっては、昨年から話し合い検討を重ねてまいりました。このランキングではNJKF、M・Aキックに限らず、他団体の選手とも交流戦を実施していきたいと考えています。そしてランキングの価値を向上していき、WBCインターナショナル戦や世界ランキング戦、さらにはタイトルマッチへつながる飛躍を遂げていきたいと考えています。

■JMC山根千抄理事長

09年より始まるMAキックさんとNJKFさんの統一ランキング戦にWBCムエタイルールを採用いただけるとのことで、大変感謝いたしております。
 JMCはWBCムエタイの日本窓口として、世界におけるWBCムエタイへの日本人選手推薦を促進していきます。
 09年からはWBCムエタイの世界ランキング委員会に対し、日本人選手の推薦機関を発足し、WBCムエタイルールで行われた試合結果や選手推薦をより積極的に行っていきたいと思っています。
 そして実績を積み重ね、できるだけ近い将来に日本でもタイトルマッチを実施する働きかけを強化していきたいと考えています。
 18日には中国政府の支援する大会が開催され、M・Aキックからアトム山田選手がWBCムエタイルールの試合に出場します。

──M・AさんとNJKFさんの独自ランキングは継続?

斎藤理事長 団体ごとのランキングは継続します。両団体の近しい順位選手が戦い、統一ランキングを作っていくことになります。

──WBCムエタイルールを採用した理由は?

斎藤理事長  WBCムエタイのインターナショナル戦、ランキング戦、タイトルマッチを先の目標として考えたためです。

──統一ランキングはWBCムエタイの世界ランキングに反映される?

山根理事長 統一ランキングがそのままWBCムエタイの世界ランキングに反映されるものではありませんが、WBCムエタイルールで行われた試合レポートは(WBCムエタイへ)レポートしていきます。今回発足する統一ランキングが世界ランキングに反映されるには時間がかかると思いますが、実現へ向けて働きかけていきたいと思います。

 08年の10月にWBCムエタイの総会に参加した際、いくつか決まったことがございます。現在のムエタイ、特に日本人選手の主戦場となる軽い階級ではたくさんのタイ人選手が活躍しています。そういう状況の中で、ランキングの10位以下はなるべくタイ以外の選手で構成する取り決めがなされました。また世界タイトルと別に設けられるインターナショナルタイトルについては、タイ以外の国の選手たちで争う取り決めができました。ただし、タイ以外の国に在住するタイ人選手は除きます。
 ですので、統一ランキング上位の選手を推薦してはいきますが、統一ランキングがそのまま世界ランキングと同一になるようなものではないと考えています。

──ランキングの発表時期は?

宮川理事長 暫定ランキングは作っていただいているのですが、もう少し見直しと協議を行い、今月中には発表できるようにしたいと思います。

──世界ランキング推薦には統一ランキング戦への参加が条件?

山根理事長 推薦条件は検討中ですが、WBCムエタイ世界ランキングへの推薦にはWBCムエタイルールでの実績が絶対条件になるかと思います。

──25日の大会ではどの試合がランキング戦?

斎藤理事長 25日の大会では、宮越宗一郎対一貴、一輝対渡辺大介の2試合が統一ランキング戦になります。

宮川理事長 当初5対5の対抗戦を目標としていたのですが、M・Aでは2月と08年12月の大会で相当数の選手が試合に出場しているため今回は2試合の実施となりました。

──統一タイトルの構想は?

宮川理事長 両団体の興行の兼ね合いでなかなか難しいとは思いますが、うまくかみ合えば年末までに4~5人のチャンピオンを決めたいと考えています。

──M・Aさんではいつから統一ランキング戦を?

宮川理事長 4月から実施したいと考えています。

──M・Aさん、NJKFさん以外の団体へ参加呼びかけは?

山根理事長ご説明やご相談を行ってはいますが、今のところお返事はいただいておりません。
(スポーツナビ)

ミノワマンと高橋の参戦が決定=DEEP&CMA

2009年01月11日 20時51分58秒 | 格闘技情報
“同窓会”へ「船木さんにも参加してほしい」


笑みを交えて旧交を温めていたミノワマン(左)と高橋

DEEPとCMAの合同イベント「新春! DEEP&CMAファン感謝祭2009」(2月10日、東京・後楽園ホール)の開催が決定し、10日、両団体の代表である佐伯繁氏と諸岡秀克氏、参戦が決定したミノワマンと高橋和生が出席のもと都内・DEEPジムにて記者会見が行われた。

 今大会はトークショーやプレゼント付きビンゴ大会などのイベントのほか、U系ルール・総合ルール・プロレスルールなどバラエティ豊かな8試合前後の試合がラインナップされるという。さらに、チケット料金がVIP席で5000円、ほかは自由席で3000円という格安設定が、ファンへの日ごろの感謝を表している。

■高橋「垣根を越えて、お祭り騒ぎしたい」


和やかな雰囲気のなか行われた会見(左から佐伯氏、ミノワマン、高橋、諸岡氏)

そしてミノワマンが「みんなで練習していた仲間同士、今はバラバラですけど同じリングに立って戦う姿を見せたい」と語るように、総合戦士の“同窓会”の趣も含まれている。参戦が決まったミノワマンと高橋も、以前はパンクラスで共に練習し、同じ釜の飯を食べた仲。この日の会見で久しぶりに顔を合わせたという。
 高橋は「DEEPは初参戦で、(オファーを受けたときは)なぜ? と思ったんですが、お祭りに貢献できればと思い参戦を決めました」と笑みを浮かべながら出場を喜んでいた。

 ミノワマン、高橋とも対戦相手は日本人になる予定。どのようなルールで戦うかは未定で、佐伯代表が横から「蛍光灯デスマッチやサソリデスマッチはどうだ?」と冗談交じりに茶々を入れていたが、2人とも「どんなルールでもやります」と早くも気合をみなぎらせていた。
 さらに、今大会に向けて誰に参加してほしいかを問われると、2人は「船木(誠勝)さん」と口をそろえた。両選手のルーツである初期パンクラスで、エースとして先頭を突っ走った船木の名を挙げて、“同窓会”への参加を呼びかけた。高橋は「垣根を越えて、お祭り騒ぎしたい」と語っており、船木以外にも鈴木みのるや冨宅飛駈などの名前も出して、パンクラス旗揚げメンバーの集結を望んでいる。
 現時点で両選手の出場が決定しているのみだが、佐伯代表は「超豪華な、いろんな方が出てくると思う」と自信を見せた。お祭り的な中に厳しい試合も含まれるとのことで、身長190センチを誇る強豪韓流ファイターの出場も予定されている。

 果たして、過去と現在が融合する同イベントは、いかなるものをファンの前に提示するのか。

■DEEP&CMAファン感謝祭2009
2月10日(火) 東京・後楽園ホール 開場18:30 開始19:00

[参戦決定選手]
ミノワマン
高橋和生

[チケット料金]
・VIP席 5000円(最前列、2列目)
・自由席 3000円
※当日500円アップ
(スポーツナビ)

武豊騎手、次週の騎乗に向け意欲示す

2009年01月11日 20時51分51秒 | 競馬の話題

武豊騎手はホームページ上で次週の騎乗に向けて意欲を示した

10日の京都8Rで体の痛みを訴え、同日9R以降、さらに11日の騎乗を取りやめた武豊騎手=栗東・フリー=が自身のホームページを更新し、次週以降の騎乗について意欲を示した。

 公式ホームページ『TAKE A CHANCE』には「ホンのちょっとした馬のつまずきに対応するときに、患部の傷がうずくような感覚に襲われてしまいました。レースも無事に乗れましたし、思いすごしではないかと言われれば、そんな程度の心配ではありましたが、自分の体が発した危険信号を自分が信じなくてどうするんだという気持ちに従わないわけにはいきません」と書かれている。

 さらに「せっかく騎乗依頼を寄せていただいた関係者の皆さん、そしてファンの皆さんには多大なご迷惑をおかけいたしましたが、どうかお許しください。でも、いま休むことが、きっと次の大きなプラスに変わると期待したボクの気持ちもわかってください。これから来週の競馬に向けて体のケアにつとめたいと思っています」とコメントした。(サンスポ)



大迫勇也の隣で輝くもう1人のFW

2009年01月11日 17時33分36秒 | コラム
<準決勝 前橋育英(群馬) 3-5 鹿児島城西(鹿児島)>

■野村が切った反撃の口火


相手のミスを見逃さず、泥臭くこの日2点目を決めた野村章悟(左)

準決勝の第1戦、前橋育英(群馬)に傾いた流れを鹿児島城西(鹿児島)に引き寄せる口火を切ったのは、大迫勇也と2トップを組むもう1人のFW野村章悟だった。先制しながら1-3とリードを許して迎えた前半22分、相手のミスを見逃さなかった野村が起死回生の1発を決める。持ち前の攻撃力を取り戻した鹿児島城西は、43分に大迫勇が同点弾、ロスタイムにはオウンゴールで4-3と逆転。後半にも1点を加えて、初めて決勝の舞台へと上り詰めた。

 野村は大会初戦の1回戦から、5試合連続の6得点をマークしている。この日の前橋育英戦では、先制点も含めた2ゴールの活躍だった。これが普通の高校ならば、誰もが認める注目のエースFWだろう。だが、鹿児島城西の2トップの一角を担う野村が脚光を浴びることはない。なぜなら、すぐ隣に今大会ナンバーワンストライカーの呼び声が高い大迫勇がいるからだ。

 大迫勇は今大会、5試合で9得点。この日も1ゴールを決め、平山相太(当時国見。現FC東京)らが持つ1大会の個人最多得点記録に並んだ。ゴールのみならずチームの得点のほとんどにかかわっており、エースとして絶対無二の存在だ。そんな大迫勇と中学校入学から現在まで、6年間ずっと一緒に歩んできたのが野村だった。
 今では全国にその名を轟かせる存在となった大迫勇に対し、野村はプレーヤーとして尊敬の念を抱いていると語る。だが、試合では互いに思ったことを言い合い、ときにはプレーに注文を付けることもある。試合前には、対戦相手のビデオを見て、得点のイメージを共有しているという。

■ストライカーとしてのどん欲な姿勢

野村は大迫勇の目を見れば、彼が「何を要求しているのかが分かる」と言う。攻撃の場面では、どちらかが上がればどちらかが引き、互いにチームのために惜しみなく全力を尽くす。前橋育英戦でも、後半に大迫勇がドリブルでサイドを突破して中にえぐったシーンでは、必ずパスがくると信じて野村はゴール前に走り込んだ。ゴールこそ奪えなかったものの、2人の意思の疎通は完ぺきだった。

 ゴールが求められるFWにとって、ゴール前では「エゴイストにならなければいけない」とよく言われるが、それは野村にとっても同じだ。大迫勇に負けず劣らず得点感覚が鋭く、ゴール前で大きな仕事ができる背番号「11」は、ストライカーとしてゴールには特別な感情を抱いている。特に負けている場面では、「点を取るのは技術じゃなくて気持ち」だと言い切る。精神的にタフで、どんなときも「ゴールを挙げることでチームに貢献したい」と考えている。

 この日、先制点を挙げたシーン。試合開始直後の右CKで、野村はゴール前の混戦に躊躇(ちゅうちょ)なく頭から突っ込み、見事なヘディングシュートを決めた。さらに、1-3とリードされた場面では、味方が上げた左サイドからのクロスを相手GKとDFが見合っているすきを突いて右足を振り上げ、泥臭いゴールも奪っている。どんな場面でもゴールを決めるという、ストライカーとしての自らの仕事を追及する野村の姿勢が垣間見えた場面だった。

■広島皆実へのリベンジを誓う


今大会2人で15ゴールの荒稼ぎを見せる大迫勇(中央)と野村(左)。決勝の舞台でもゴールを狙う

前橋育英を逆転勝ちで退けた鹿児島城西は、初優勝を懸けて、決勝で広島皆実(広島)と対戦することが決まった。鹿児島城西は2008年度に広島皆実と3度練習試合を行なっているが、いずれも1点差で敗れている。決勝の対戦相手が決まる前、負けず嫌いな野村はこう宣言した。
「皆実が(決勝に)来たら、3回やって全部1点差で負けているので、今までの分を取り戻したい。皆実に勝って優勝したいです」

 広島皆実は今大会屈指の組織力とチームの完成度を誇る。決勝に向けて、大迫勇を封じるべく、対策を練ってくるだろう。エースへのマークがきつくなる分、野村に与えられた役割は大きい。
「監督からは絶対に点を取れると言われているので、(決勝では)大迫勇と一緒に点を取って勝ちたい。6年間一緒にやってきて、最後の大会になると思うので、気持ちで取りたいです」
 全国区の人気と実力を兼ね備えた超高校級FW大迫勇の隣で、野村は決勝の大舞台で自らも輝くことを誓う。(スポーツナビ)


楽天・朝井、先発ローテ定着して2ケタ勝利

2009年01月11日 15時41分49秒 | 楽天情報

下半身の使い方とひじの位置を確認しながらキャッチボールをする楽天・朝井。自主トレで心技の“ブレ”を排除する

楽天・朝井秀樹投手(25)が10日、仙台市内にある楽天の室内練習場で自主トレを行い、先発ローテーション定着&2けた勝利を狙うと意欲をみせた。先発争いはメジャー経験のあるダレル・ラズナー投手(28)らの加入でますます激化。投球フォーム修正などで安定感を増し、ライバルに負けない活躍で結果を残す。

精悍(せいかん)な表情は今季にかける強い決意の証しだ。昨季9勝を挙げた朝井が、激しさを増した先発ローテ争いを勝ち抜くと気合十分に語った。

 「メニューはこなせているし、ここまでいい感じできている。やるべきことをちゃんとやってキャンプに臨みたい」

 今季に向け、昨年12月1日に始動。走り込みとウエートトレ中心の練習で、全体的なレベルアップを図ってきた。この日も本拠地クリネックススタジアム宮城の左翼ポールから右翼ポールの間を何度もダッシュするなど、精力的な動きをみせた。

 また、上半身と下半身のバランスを崩し、突然制球を乱す“悪いクセ”の矯正にも着手。下半身の使い方やひじの位置について、佐藤投手コーチや紀藤前投手コーチから受けた助言を素直に受け入れた。「(コーチが)ポイントだけをすごくわかりやすく話してくれた」とコーチ陣の助言に、自身の感覚を重ね合わせて修正を施した。自主トレ中に遠投などでフォームをしっかり固め、心技にわたる“ブレ”を排除。久米島キャンプ初日の2月1日からブルペン入りする予定だ。

精悍(せいかん)な表情は今季にかける強い決意の証しだ。昨季9勝を挙げた朝井が、激しさを増した先発ローテ争いを勝ち抜くと気合十分に語った。

 「メニューはこなせているし、ここまでいい感じできている。やるべきことをちゃんとやってキャンプに臨みたい」

 今季に向け、昨年12月1日に始動。走り込みとウエートトレ中心の練習で、全体的なレベルアップを図ってきた。この日も本拠地クリネックススタジアム宮城の左翼ポールから右翼ポールの間を何度もダッシュするなど、精力的な動きをみせた。

 また、上半身と下半身のバランスを崩し、突然制球を乱す“悪いクセ”の矯正にも着手。下半身の使い方やひじの位置について、佐藤投手コーチや紀藤前投手コーチから受けた助言を素直に受け入れた。「(コーチが)ポイントだけをすごくわかりやすく話してくれた」とコーチ陣の助言に、自身の感覚を重ね合わせて修正を施した。自主トレ中に遠投などでフォームをしっかり固め、心技にわたる“ブレ”を排除。久米島キャンプ初日の2月1日からブルペン入りする予定だ。

チームは今季に向けた補強として、昨季ヤンキースから1メートル91の長身右腕ラズナーを獲得した。また昨年のドラフト会議では、指名7選手中4選手が投手。昨季は岩隈、田中に次ぐ3番手として23試合に先発した朝井だが、その座は決して安泰ではない。

 「浮かれてはいられない。開幕とはいわず、1年間ローテーションを守れるよう頑張りたい」

 朝井が言い切った。140キロ台後半の力のある直球に、キレのあるカーブ、スライダーなどのコンビネーションを駆使。目指すは、打者心理を看破する緩急をつけた投球だ。野村監督の信頼を勝ち取るような精度の高い投球をみせれば、先発ローテ定着と初の2けた勝利は必ずついてくる。(サンスポ)


【巨人・原チルドレン】(6)藤村大介内野手

2009年01月11日 14時16分51秒 | 野球

藤村は、乗り越えた試練を強みに変え、今季に臨む

第6回は、08年に高校生ドラフト1巡目で入団した藤村大介内野手(19)。50メートル5秒8の俊足が売りだが、昨年1月の合同自主トレ前に右足首をねんざ。2軍では出場38試合、盗塁もわずか3つに終わった。けがを乗り越え、ひと回り成長した姿を見せるべく意気込みを語った。

歓喜のドラフト指名からわずか3カ月後だった。50メートル5秒8の俊足を買われて入団した藤村だが、昨年1月初めの練習中、右足首をひねるアクシデントに見舞われた。プロ1年目は大きな試練からスタートした。

 「走っていてひねったんです。早く治さないと、と焦って焦って…。6月ぐらいまでリハビリの毎日で、ファームの試合もバックネット裏で見てました。まさか治るまでにこんなに長くかかるなんて思っていなかったし、辛かったです」

 名門熊本工高で甲子園に3度出場。挫折を味わったことのない男に初めて訪れた辛い日々だった。

 けがを克服した6月以降、更なる試練に襲われた。野球を始めた小学4年から内野の経験しかなかったが、2軍で空いていたポジションは外野だけ。「実際やってみたら守備位置の取り方が難しくて」と、てんやわんや。自らのミスで負けたこともあり落ち込んだ。

 そこからの復活だった。「けががあったからこそ、試合に出られることに感謝するようになった。外野もある程度できるようになって野球の幅も広がりました」と、乗り越えた試練を強みに変え、今季に臨む覚悟だ。まずは2軍で1年間フル出場、30盗塁達成のため、現在は走塁練習を中心に下半身強化に励んでいる。

 自主トレの合間に自動車学校に通い、免許取得に励む毎日。キャンプを前に今月中の取得を目指し「1年間頑張れたら、ご褒美に車を買いたい」と藤村。ペーパードライバーにならないためにも自らの足をフル回転させ、レギュラーと車をゲットする。

◆伊藤2軍トレーニングコーチの通信簿

「去年はけがもあって、与えられたことをやるので精いっぱいだったと思う。今年は技術的にも精神的にも、テーマを持って練習ができればいい」

■藤村 大介(ふじむら・だいすけ)

1989(平成元)年7月25日、熊本県生まれ、19歳。熊本工高から08年高校生ドラフト1巡目で巨人入団。高校時代は甲子園に3度出場。3年春のセンバツではベスト4。昨季成績は2軍で38試合に出場、打率.311、0本塁打、6打点。1メートル73、65キロ。右投げ左打ち。独身。今季年俸540万円。背番号54。(サンスポ)

壁を破れないトヨタとシャンソンに足りないもの=天皇杯・皇后杯バスケ

2009年01月11日 14時05分16秒 | その他スポーツ情報
オールジャパン第6日

10日に男女準決勝が行われた天皇杯・皇后杯全日本総合バスケットボール選手権(オールジャパン)。女子決勝に進出したのは、勝負強さでは一枚上手の富士通とJOMOだった。今回は、女子準決勝に敗れたチームの視点からレポートする。

■アクシデントに泣いた不運な大会――トヨタ自動車


富士通・矢野良子(右)32得点。トヨタ自動車・榊原紀子は18得点と、エース対決は矢野に軍配。Wリーグでの勝率ではトヨタ自動車のほうが上だが、直近の対決では富士通が連勝しており、苦手意識はなかったという

「今シーズン一番内容の悪い試合だった。何をすれば流れが変わるのか、選手交替をしたりもしたけど効果はなかった。現在Wリーグ(女子日本リーグ)でトップにいることに誇りを持って戦いたかったが、選手たちに気負いがあったのか、これまでとは急に別人のようになってしまった」
 肩を落としたトヨタ自動車・丁海鎰(チョン・ヘイル)ヘッドコーチの言葉が、大差がついた試合のすべてを物語っていた。

 56-75で完敗。トヨタ自動車らしいアグレッシブなディフェンスが陰を潜め、富士通のエース、矢野良子に32得点も献上しては勝ち目がなかった。Wリーグ首位を走るチームがここまで大敗してしまった原因は、富士通・中川文一ヘッドコーチの言葉を借りれば「池田がいないことで攻防のバランスが崩れていた」ことに尽きる。

 トヨタ自動車の攻防の要である池田麻美がひざのじん帯を損傷したのは12月14日のこと。すでに個人練習を開始しているが、完治を目指すために、この大会でコートに立つことは一度もなかった。トヨタ自動車が得意とするスクリーンからのコンビネーションプレーや、ディフェンスローテーションは池田が絡むことで、チームとして機能していたものだといえる。

 だが丁ヘッドコーチはあえて池田不在を敗因にはしなかった。
「池田の代わりに3年目の冨崎里奈をスタメンにして、彼女の経験のなさをみんなで補おうと、この1カ月考えて練習をやってきた。池田がいないからというより、今まで試合に出ていた選手たちが、守って走るうちのバスケを全然できなかった」

 ここ7年間で6回目の準決勝。万年ベスト4の壁を破れずにいたが、今回はリーグ戦から好調で初優勝に手が届く位置まで来た。しかし、「悔しいというより、恥ずかしい試合」とキャプテン榊原紀子が悔やむように、自らでチャンスを逃してしまった。敵は対戦相手ではなく、勝負に対して消極的になってしまった選手たちのメンタル面にあると言える。

■届かなかった3点は「思い切り」の差――シャンソン化粧品


大神雄子と山田久美子(中央)というJOMOの強力ラインを断ち切るディフェンスを仕掛けたシャンソン化粧品だが、JOMOの勝負強さの前にあと一歩及ばず

「一発勝負なので相澤でいくと決めていた」(梅嵜周毅ヘッドコーチ)と、大一番で司令塔に起用されたのは、準々決勝までスタメンを務めていた2年目の林眞未ではなく、幾度もの修羅場をくぐり抜けてきた35歳の相澤優子。

 その相澤が「スタメンは予想していたのでやる気十分でしたが、試合の入り方が良くなかった」と振り返るように、第1ピリオドで背負った9点差が最後まで響いた。ビハインドを埋めることにエネルギーを注いだためか、終盤に息切れして接戦をモノにできず。75-78。わずか3点届かなかった。

 それでも見せ場は作った。試合の中盤には石川幸子がJOMOのキーマンである大神雄子を抑え、オフェンスでも豪快なシュートで27得点と奮闘。相澤がライン後方から連続して3ポイントをぶちかますなど、食らいついていく粘りの攻防は、かつて2強と呼ばれた“伝統の一戦”を見ているかのような緊迫感があった。

 しかし石川自身が悔やんだように「私に得点が偏りすぎた」ことが、シャンソン化粧品本来の流れではなかった。チームが得点を託したかったのは、梅嵜ヘッドコーチが「エースになってもらいたい」と期待を寄せる23歳のシューター池住美穂。3点差を追う残り19・8秒、ラストオフェンスを託された池住だったが、JOMOのディフェンスに阻まれてタイムアップ。

 好ゲームの影では、肩に故障を抱えながら出場した渡辺由夏ら、過去に優勝を知る面々が悔し涙を浮かべていた。「チームが上昇するために何としても勝ちたい」(渡辺)試合だったからだ。
 オールジャパンの優勝から遠ざかって9年が経つ。シャンソン化粧品には藤吉佐緒里、中川聴乃ら才能あふれる伸び盛りが多くいるが、「もっと思いっきりやっていいのに、まだ遠慮している」(相澤)と先輩たちは歯がゆさを感じてもいる。ベテランたちが本気で悔しがる姿を若手が感じ取ること。そこから復活劇が始まるのではないか。

■富士通4連覇なるか、JOMOが5年ぶりに女王の座を奪還するか

決勝は2年連続同カード。富士通はこれまでの30代が主力を務めるベテラン体制から、蒲谷千恵、鈴木あゆみら若手が台頭。チームの変革期を迎えながらも、オールジャパンに照準を合わせてくるあたりは、ディフェンディングチャンピオンの意地が見える。  
 対してJOMOは司令塔の大神、センター山田久美子ら大黒柱にマークが集まる中で、林五十美、吉田亜沙美ら仕事人が要所を締め、そして最後は執拗(しつよう)なマークに苦しみながらも、エース大神が決勝点を奪っているところに、勝負強さが出てきている。
「今は若手がスタメンに入ってきた中で8割くらいの仕上がりで、勝ちにこだわる姿勢が出てきた。決勝までいったらあとは富士通らしくやるだけ」(富士通・矢野良子)
「トーナメントは1点でもいいから勝つことが大切で、そういう試合ができている。決勝で富士通と戦えることがうれしいので、チームの皆を信じて戦いたい」(JOMO・大神雄子)
(スポーツナビ)