あすかパパの色んな話

日々の暮らしの中で思ったことを書き込んでいきます。
今までのように写真、競馬の予想、スポーツネタも続けていきます。

花巻東・菊池争奪戦、週明けゴング/新潟国体

2009年09月30日 06時30分56秒 | 野球

九回二死に代打で登場した菊池は遊直。高校での試合を終えた。進路はメジャーか国内プロ野球のどっち?

第64回新潟国体・第4日(29日、新潟市白根カルチャーセンターほか)日米球界注目の花巻東高(岩手)の菊池雄星投手(18)=3年=は29日、新潟国体の準決勝でチームが都城商(宮崎)に2-3で敗れ、高校での公式戦を終えた。進路について菊池は「国体に集中していたので、今後のことは何も考えていない。学校に帰って監督さん、両親と相談する」と語ったが、早ければ週明けにもプロ志望届を提出。国内&メジャー10数球団による争奪戦が幕を開ける。

1点を追う九回二死二塁。渾身(こんしん)の力を込めたバットから弾かれた打球は無情にもライナーで遊撃手のグラブへ。高校最後の試合はゲームセット。それでも菊池の目に涙はない。さわやかな笑みがあった。

 「(遊直で)みんなには申しわけない気持ちはあるけど、思い切り振り抜きましたから。最高の仲間と3年間、野球ができた。すがすがしい、すっきりした気持ちです」

 逆転のチャンスをかけた最後の打席でフルスイング。逆転して九回に菊池が救援-が花巻東ベンチのプランだったが、高校最後の登板機会は訪れなかった。

 「投げたい気持ちはあったけど悔いはない。打席では3年間のいろんなことを思いだしていました。一日一日の練習が楽しくてワクワクしてやってきました」

 高校最後の舞台は終わったが、国内&メジャーから熱視線を集める菊池の野球人生はこれからが開幕となる。注目の進路について「国体に集中していたので、今後のことは何も考えていない。学校に帰って監督さん、両親と相談する」と話したが、週明けにもプロ志望届を提出する方向。その際に会見を開き進路について言及した後、解禁となる国内球団、メジャー1、2球団との面談に佐々木監督とともに応じるつもりだ。

 「あしたからすぐに切り替えて練習します。自分でメニューを決めて流されずにやります。これからが大事です。人の心に何か残すような選手になりたい」。左腕は既に“次のステップ”を見据える。米大リーグか、日本のプロ野球か。菊池の争奪戦が、いよいよ幕を開ける。(サンスポ)

東北大会各県出場校決定

2009年09月29日 06時38分50秒 | 野球
東北大会の出場校が六県全て出そろいました。

青森県
 第1代表 光星学院、第2代表 弘前学院聖愛、第3代表 青森山田

岩手県
 第1代表 一関学院、第2代表 盛岡大学附属、第3代表 専修大学北上

宮城県
 第1代表 古川学園、第2代表 石巻商業、第3代表 東 陵

秋田県
 第1代表 本 荘、第2代表 金足農業、第3代表 秋田商業

福島県
 第1代表 聖光学院、第2代表 日大東北、第3代表 東日本国際大学昌平

山形県
 第1代表 日大山形、第2代表 山形中央、第3代表 山形城北

顔触れを見てみると、宮城代表は常連校の東北、仙台育英の名前が
有りません。宮城県の野球の図式も変わりつつあるのか??
個人的には福島県代表の聖光学院が優勝候補筆頭ではないでしょうか?
それを追うのは岩手県勢、青森の光星学院も強そうですね。
とにかく、甲子園常連校が中心になるのではないでしょうか。

監督でチェンジ!新ヤンキース3年ぶり地区V

2009年09月29日 06時27分42秒 | 野球

【ゴジラを探せ!!】マウンド付近にはヤンキースナインの歓喜の輪。さて、ゴジラはどこに?

【ニューヨーク27日(日本時間28日)】ヤンキース新時代の幕開けだ。就任2年目のジョー・ジラルディ監督(44)と移籍1年目の選手が、ジョー・トーリ前監督(69)=現ドジャース監督=の時代までとは違うチームカラーを形成。新ヤンキースタジアム1年目を3年ぶりの地区制覇で飾った。

 シャンパンの甘い香りが初めてクラブハウスに充満した。総工費約13億ドル(約1170億円)の新ヤンキースタジアム開場イヤーを地区優勝で飾ったジラルディ監督も、ナインから浴びせられたシャンパンとビールでびしょぬれになった。

 「どんなに偉大な選手でも1人では優勝できない。25人がまとまり、成長した成果だ」

 就任1年目の昨季、14年ぶりにプレーオフ出場を逃した。オフにはC・C・サバシア(29)=前ブルワーズ=とA・J・バーネット(32)=前ブルージェイズ=の両投手、野手ではテシェイラと大物FA選手を獲得。この戦力でプレーオフに2年連続で進めなければ解雇といわれていた。

 「移籍選手が多いので、まずは団結を図りたかった」。同監督は春季キャンプ中の2月23日に練習を急きょ中止。球団史上、例のない首脳陣と選手によるビリヤード大会を開催した。

 クラブハウス内ではトーリ前監督時代から続いていた“紳士的な雰囲気”を薄れさせた。トレード移籍のスウィシャーが、クラブハウスでは禁止されていた大音量で音楽をかけても止めなかった。

 今季14度あったサヨナラ勝ちのヒーローには、バーネットがインタビュー中にホイップクリームをタオルにのせた“特製パイ”を顔面に浴びせた。“トーリ時代”までの伝統を無理に守らせて萎縮(いしゅく)させるより、ムードメーカーたちに自由を与えて雰囲気を明るくさせた。

 レギュラーの平均年齢は31.6歳。故障から復帰したベテランが多いため、好不調よりも体調重視の起用法でシーズンを乗り切った。

 「勝てば、それが伝統になっていくんです」と松井秀。新本拠地で“新ヤンキース”が美酒に酔った。(サンスポ)


楽天・ノムさん「山崎しっかりせえ!!」

2009年09月29日 06時24分01秒 | 楽天情報

不振の山崎武は志願参加でバットを振り続けた

クライマックスシリーズ(CS)進出マジックを『6』としている楽天は、29日からCS第1ステージを本拠地開催できる2位をかけて、0.5ゲーム差で追うソフトバンクとの天王山4連戦(Kスタ宮城)に挑む。野村克也監督(74)は28日、本拠地練習で不振の4番、山崎武司内野手(40)にカツを入れ、「最低2勝2敗」を目標に掲げた。

“眼下の敵”西武に勝ち越して仙台に凱旋した楽天。冷たい雨がグラウンドをたたく本拠地で、主砲・山崎武が必死に汗を流した。

 「西武で休んだ(13打数1安打)分を取り返さないと。大事な試合の前に休んだら示しがつかない」。ベテランは練習免除だったが、ただ一人志願参加した。

 「悩める4番、しっかりせえ!!」と野村監督が珍しくカツを入れた。実は名将も志願参加。夫人の沙知代さんから都内の自宅での休養をすすめられたが、前日27日夜、チームに帯同して仙台へ戻った。CS本拠地開催権(2位)をかけたソフトバンク4連戦を前に「サッチーには“最後まで我慢せえ”って話した」と自らにもムチを入れた。

 「最低2勝2敗か? 残り試合が多いし、ウチは有利や。あした岩隈で先手を取ることが大事。そうすれば残り3試合で1勝すればいい」とソロバンを弾き、岩隈にも「大丈夫か、頼むで!!」と声をかけた。

 「Aクラスにとどまったら、みんなに臨時ボーナスを出してやってほしいな」とフロントにも注文。ボヤキ封印の気配りノムさんが、集大成の時を迎える。(サンスポ)

東北大会出場は村山勢独占

2009年09月28日 07時14分00秒 | 野球

山形県高校野球秋季大会が終了しました。

●三位決定戦
    123456789 R
城北110000100 3
酒南000000010 1

酒田南、東北大会出場を逃してしまいましたね。
ん~この大会通して打線が全く機能してませんでした。
例年より小粒だとは思ってましたが、ここまでとは・・・
夏の選手権出場で新チームの準備期間が短かったとは
言いながら、それでも今までのチームは勝ち上がって来れましたからね。

絶対的エース、打者の居ないチームをどう立て直すのか?
選手達の奮起に期待したいです。

●決勝戦
    123456789 R
山中000000000 0
日大30010012x 7

山形中央のスーパー一年生、横山投手に注目が集まっていましたが
日大打線にやられてしまいましたね。
まさか、これだけ打たれるとは私も予想していませんでした。
久々の公立高校の優勝にを期待していたのですが、
私学の厚い壁にやられてしまいましたね。

それにしてもこの大会、村山勢の活躍が目立ちました。
これまで、庄内勢の酒田南、羽黒などが中心の大会が
続いていましたが、ここに来て村山勢が台頭してきました。
山形県高校野球界の図式も変わりつつあるのかもしれません。
庄内勢にとって来シーズンは試練と時になるのかもしれません。

 


三沢さん追悼興行に超満員17000人が集結 9.27ノア日本武道館大会トピックス

2009年09月28日 06時29分01秒 | 格闘技情報

潮崎が三沢さん追悼興行でGHC初防衛に成功

今年6月13日、広島大会の試合中のアクシデントによる頚髄(けいずい)離断によって46歳で逝去したプロレスリング・ノアの前社長・三沢光晴さんの追悼興行「GREAT VOYAGE ’09 in TOKYO ~Mitsuharu Misawa,always in our hearts~」が27日、東京・日本武道館で行われ、立見席まで出るほどの超満員となる1万7000人を動員した。

 三沢さんは1981年に全日本プロレスに入門し、わずか5カ月でデビュー。84年からは二代目タイガーマスクとして活躍し、90年5月に自らマスクを脱いで素顔になると、その後はエースとして活躍。00年には選手・スタッフを引き連れ、理想の団体作りを目指してノアを旗揚げするなど、選手としてもフロントとしてもあらゆる意味でプロレス界をけん引してきた。

 7月4日にディファ有明で行われた「三沢光晴お別れ会~DEPARTURE~(献花式)」には2万5000人のファン・関係者が参列し、その人気の高さと人徳を改めて証明。追悼興行は約1週間後の10.3大阪府立体育会館でも開催される。

■潮崎がバックドロップを乗り越えV1に成功


三沢さんが乗り移ったか、エメラルドフロウジョンも発射した潮崎(右)

メーンイベントでは、GHCヘビー級王座をかけて王者・潮崎豪と挑戦者の齋藤彰俊が激突。あの事故が起きた6.13広島大会で三沢さんの最後のパートナーを務めた潮崎と、最後の対戦相手となった齋藤による、ベルト以上の大きなものがかかった一戦に観客も惜しみない歓声を送った。

 三沢さんは広島大会で潮崎と組んでバイソン・スミス&齋藤組の持つGHCタッグ王座に挑戦。試合中、齋藤のバックドロップを食らった直後に動けなくなり、齋藤組の勝利となったあとで救急車で病院に直行。午後10時10分、そのまま帰らぬ人となった。
 あれから3カ月。三沢さんが亡くなった翌日に行われたGHCヘビー級王者決定戦を制してGHC王者となった潮崎に対し、齋藤は事故以後バックドロップを封印。しかし、9.12後楽園ホールではついにバックドロップを解禁して、王座挑戦権を自らの手で、自らの意志でつかみ取った。

 純白のコスチュームで試合に臨んだ齋藤を、観客も大「彰俊」コールで応援。序盤は潮崎の右腕を攻める作戦に出ていた齋藤だが、10分過ぎ、この日1発目のバックドロップを繰り出すと、観客は大きなどよめきのあとで拍手。齋藤の決意を支持する。
 この強烈な一撃を場外エスケープでしのいだ潮崎は、むしろこの一撃で喝を入れられた様子で、大声を出して自らを奮い立たせると、ムーンサルトプレス、チョップを炸裂。しかし、齋藤もカカト落としから急角度のバックドロップ。またも客席が驚きに包まれるなか、潮崎がこれをまさかのカウント1でクリアし、どよめきを歓声に変えた。
 潮崎はさらに三沢さんの必殺技であったエメラルドフロウジョン、エルボー、ローリングエルボーを発射。最後は自身のオリジナルホールドであるゴーフラッシャーで齋藤を振り切り、見事に初防衛を果たした。

 三沢さんが自身のタッグパートナーとして託そうとしていた“ノアの未来”をベルトという形に変えて守った潮崎は「自分はチャンピオンらしくないので、回を重ねて、もっとでっかいチャンピオンになりたい」と真のエースに成長していくと宣言。三沢さんの遺影に見守られ、三沢さんの技を使うことで「なんか心強かった」と数々の重圧をはねのけた潮崎は、天国の三沢さんに向かって「一緒にまた酒を飲みたいですね」と呼びかけた。

 一方、試合後の追悼セレモニーで三沢さんを見送り、涙で目を真っ赤にした齋藤は「今日は何の言い訳も悔いもない」と素直に潮崎の勝利を祝福。「三沢社長の跡を継いでプロレス界を引っ張っていってくれ。頼む」とすべての思いを王者に託した。

■“鉄人”小橋と“天才”武藤が初対決


小橋との初対決を終えた武藤は、三沢さんの遺影を指差して退場

セミファイナルでは田上明と武藤敬司(全日本プロレス)が社長タッグを結成し、小橋建太&高山善廣組と対戦。90年代にプロレス黄金時代を再興した四天王vs.闘魂三銃士の「最後の夢のカード」である小橋と武藤の初遭遇に、超満員の観客が熱狂した。

 90年当時の小橋と武藤とは共にオレンジ色のタイツでムーンサルトプレスを得意技としており、何かと比較される機会も多かったが、意外なことにこれまで対戦もタッグを組んだ機会もなし。しかし今回、特別試合として初対決が決まり、さらに新日本プロレス10.12両国国技館では蝶野正洋&武藤&小橋による初タッグ結成も決定(対戦相手は中西学&小島聡&秋山準組)。もっとも機運が高まった今、ついに夢対決が現実のものとなった。

 三沢さんと初対戦した04年7.10東京ドーム大会以来、5年ぶりのノア登場となる武藤は、三沢さんのイメージカラーである緑を裏地に使った白いガウンで登場。ファーストインパクトでいきなり小橋に場外でシャイニングウィザードを打ち込むと、小橋も自身の代名詞であるチョップで反撃する。さらに武藤がイスを手に威嚇すれば、小橋はあえて「来い」と挑発。ならばと武藤は低空ドロップキック、ドラゴンスクリュー、足4の字固めという黄金連係を繰り出すが、小橋はチョップで強引に振り切る。
 なおも小橋はハーフネルソンスープレックスを炸裂し、さらに武藤の胸板へマシンガンチョップを乱射。互いのプライドをかけたムーンサルトプレス対決は相手チームの妨害にあい互いに不発に終わったものの、小橋が剛腕ラリアットで田上を仕留めるまで、20分以上に渡り激闘を繰り広げた。

 三沢さんとは結局5年前の一度しか対戦できずに終わってしまった武藤は、小橋との再戦について「この続きはどこであるかは分からないけれど、また夢の続きを……」と、不発に終わったムーンサルトプレス対決の実現に期待。試合後はさっそく社長の顔に戻り、この日の試合中に武藤の必殺技であるシャイニングウィザードを使った田上に対し「社長だったらロイヤリティーいらないですからドンドン使ってください」とあおると、グレート・ムタにも興味を示した田上を「あのコスチューム、高いですよ」とけん制し、ビジネスモードに突入した。

 一方、小橋は武藤との初遭遇について「素晴らしい選手。当たる時間は少なかったけど、いい刺激になった」と振り返ると、「またどこかで会うかもしれないね」と再戦の可能性を示唆。まずは10.12両国で実現する初タッグ結成に意欲を見せた。

■天龍が三沢さんゆかりの選手とトリオ結成


天龍(右)が久々にノアマット上陸。健介らと激しいファイトを繰り広げた

三沢さんの全日時代の先輩であり、兄のように慕われていた天龍源一郎が約4年ぶりにノア参戦。10年間に渡り三沢さんのタッグパートナーであり、かつての天龍同盟の一員であった小川良成、三沢さんの付き人を最も長く務めた鈴木鼓太郎と、追悼興行ならではのチームを結成した。

 対戦相手は新GHCタッグ王者となったばかりの佐々木健介&森嶋猛に中嶋勝彦を加えた今もっとも勢いのあるトリオ。しかし、天龍は逆水平チョップ、グーパンチと還暦目前とは思えない力強いファイトを見せ、健介とのチョップ合戦でも必死に痛みに耐え抜くが、鼓太郎が森嶋のバックドロップに沈んで白星奪取とはならなかった。

 三沢さんの死後、ノーコメントを貫いていた天龍は、この日も多くを語ることはなく控室へ直行。心の内で故人を悼んだ。

■秋山とみのるのちぐはぐ初タッグが勝利


秋山(左)とみのるは、やはり水と油か…

約2年8カ月ぶりのノア参戦となる鈴木みのるは、秋山準と初タッグを結成して(もう1人は杉浦貴)、力皇猛&モハメド ヨネ&KENTA組と対戦した。

 現在は全日本でGURENTAIを結成しているみのるだが、かつてはノアにレギュラー参戦し、三沢さんとも対戦。しかし、もっとも激しく対立したのが秋山だった。両者は06年3.5武道館ではGHC王座をめぐって対戦。GHC戦史上に残る200発もの壮絶なビンタ合戦を繰り広げ、客席を凍りつかせた。

 あれから3年半経った今も水と油の関係にあるみのると秋山は、同じコーナーに立っていてもやはり混じり合わず。連係攻撃はおろかタッグマッチには欠かせないタッチワークすらも互いに拒否したため、中立の立場である杉浦にタッチが集中したり、対戦相手に触ってタッチ代わりにしたり、勝手にリングに上がって攻撃相手を奪ったりと、互いの自我を爆発させまくったものの、杉浦が力皇をアンクルホールドで仕留めたことで、何とかチームの勝利は手に入れたものの、結局、ほとんどタッグチームとしては成立せず。

 リング上ではみのるが秋山の胸を、バックステージでは秋山がみのるの背中をポンと叩く場面も見られたが、みのるは「これが俺の追悼のカタチだ。そうでなけりゃ秋山となんか組む訳ないだろうが(笑)。殴る以外で触りたくないんだもん」と、あくまで三沢さんのためのみのる流サービスであったことを強調した。(スポーツナビ)

イチロー初退場、今季は“初もの”だらけ

2009年09月28日 06時18分06秒 | 野球

ブルージェイズ戦の五回、バットで本塁の外側をなぞるようなしぐさを侮辱行為とみなされたマリナーズのイチロー=ロジャーズ・センター

【トロント(カナダ)26日(日本時間27日)=共同ほか】マリナーズのイチロー外野手(35)が人生初の退場処分を受けた。ブルージェイズ戦の五回一死から見逃し三振を喫し、ブライアン・ルンギ球審(39)に対する不満げなしぐさが侮辱行為とみなされた。初の故障者リスト(DL)入りやメジャー初のサヨナラ打を記録した今季、新たな“初もの”が加わった。

ロジャーズ・センターがざわついた。退場を宣告されたイチローがルンギ球審をにらみつけ、何かを叫びながら詰め寄った。ベンチから飛び出たドン・ワカマツ監督(46)が両者の間に入ったが、怒りは収まらない。日米合わせてプロ18年目、2370試合目にして初の退場処分をくらった。

 衝撃の事件は五回一死三塁で起きた。左腕のデービッド・パーセイ投手(27)の外角直球を2球続けて見逃し、カウント2-0と追い込まれた。3球目、93マイル(約150キロ)の直球も前の2球と同じようなコースへ。ボールの判定を疑わなかったが、背後から「ストライク」のコールが聞こえた。

 とっさに右手に持ったバットの先端で本塁ベースの外側と右打席の間あたりをなぞった。すると今度は「Get Out(退場)!」の声。祖父も父も大リーグ審判員というルンギ球審に、侮辱行為と受け止められた。

 責任審判のジェリー・レイン三塁塁審(51)は「バットで線を引いたから退場になった」と説明。ワカマツ監督は「明らかに不当な判定があった」と不満を示した。

 「(バットで本塁ベースの外側をなぞるしぐさは)どっちかというと条件反射的な動きでね」。イチローは試合後、ストライクの判定そのものには怒りや不満を口にしなかった。バットを手にしての行動には「(退場処分を受ける)可能性はあるだろう」と覚悟を決めての“抗議”だったことを認めた。そして「(退場の宣告まで)もうちょっと間を置いてほしいですね。演出能力の問題じゃないですかね」と球審の“遊び心”の欠如を皮肉った。

 DL入りやサヨナラ打など大リーグ9年目での初体験に「退場」も加えた天才だが、首位打者のタイトルを考えると手痛い。この日は3打数無安打で打率を.353に下げた。トップのジョー・マウアー捕手(26)=ツインズ=はロイヤルズ戦で4打数2安打して.371に上昇。奇跡に向けて、無駄にできる打席はない。(サンスポ)


G10連勝!小笠原、移籍後初タイトル射程

2009年09月28日 06時14分52秒 | 野球

五回に2ランを放った小笠原(中央)は先発の高橋尚(左)とハイタッチ

(セ・リーグ、巨人4-1広島、22回戦、巨人13勝6敗3分、27日、東京ドーム)すでに優勝を決めている巨人は27日、広島22回戦(東京ドーム)に4-1で勝ち、昨年9月以来の10連勝。小笠原道大内野手(35)が五回に31号2ランを放ち、今季103打点とし、巨人移籍後初の打撃タイトルを射程圏にとらえた。また、イースタン・リーグでは巨人が2年ぶり23度目の優勝を果たし、2年ぶり15度目の“兄弟V”を達成した。

消化試合という言葉はない。1点リードの五回、小笠原は大竹が投じた外角低めへのチェンジアップをすくい上げた。右中間席への31号2ランで、自己新となる103打点目をたたき出した。

 「追加点を取れたことがうれしい。(打点は)僕一人でできるものではなく、前の人がチャンスをつくったから積み重ねられるもの。これからも投手を援護射撃できるよう頑張りたい」

 日本ハム時代に首位打者2度、本塁打王と打点王を各1度を獲得したスラッガーの本領発揮だ。105打点で首位に並ぶ森野とブランコ(ともに中日)に2点差と接近。巨人移籍3年目で初の打撃タイトルを完全に視野に入れた。残り試合は中日より2つ多い「8」。優勝チームの3番打者がラストスパートに入る。

 「巨人は自己犠牲やチームプレーを重視するが、個々のモチベーションが高ければチーム力が上がることにつながる」

 V3決定後もベストメンバーで戦い続ける原監督も、個人タイトル争いを歓迎する。10月10日の最終戦(対広島)まで、手綱は緩めない。(サンスポ)

涌井メッタ打ち大楽勝!楽天、CS「M6」

2009年09月28日 06時12分06秒 | 楽天情報

「エルニーニョ打線」の猛攻に盛り上がる楽天ベンチ。野村監督(右端)は飲み物を口に運ぶ余裕だった

(パ・リーグ、西武4-11楽天、22回戦、11勝11敗、27日、西武ドーム)「エルニーニョ打線」が涌井も打ち崩した。楽天は27日、西武22回戦(西武ドーム)に11-4で快勝。貯金を球団史上初の「10」とし、クライマックスシリーズ(CS)進出へのマジックナンバーを「6」に減らした。29日からは本拠地(Kスタ宮城)で、0.5ゲーム差で追う2位ソフトバンクとの4連戦。初のCS進出と本拠地開催をダブルで決める!!

最多勝を狙う相手エースを難なく攻略した。一回二死一、二塁から草野がチェンジアップを中前へ運んで先制。5番打者は三回にも右前適時打を放つなど、四回までに4点を奪って涌井をKOした。その後も打ちまくり、先発全員の16安打で11点。草野がベンチでおどけた。

 「すげえじゃん。おれ自身がエルニーニョになっている。ラズナーもエルニーニョだねえ。みんなエルニーニョだ!!」

 野村監督はエルニーニョ現象で天候不順になった1993、97年にヤクルトの監督として日本一を経験。「エルニーニョの年は何かが起きる」という指揮官だけでなく、いまや全員が「エルニーニョ軍団」と化した。

 4位西武との直接対決を2勝1敗で勝ち越し、野村監督は笑いが止まらない。「負けを勘定していたのに…。きょうの涌井はどうしたの? 今季最短? うちが降ろしたと評価してくださいよ」

 今季3勝を許していた涌井を、打って、走って攻略した。立ち上がりから左打者が外角のチェンジアップを狙い、草野の先制打で実らせた。

 制球が定まらないとみるや、今度は迷わず直球にバットを合わせた。三回、先頭で四球を選んだ渡辺直は、すかさず二盗を決めて2点目につなげた。中盤以降は決して足が速くないセギノール、山崎武までが先の塁を狙い、貪欲(どんよく)に得点を重ねた。「エルニーニョ打線」全員が、スキを突く野球に徹した。

 野村監督は昨年の日本一チームを成長の物差しにしてきた。「相手が嫌がる野球をする西武と戦うと、いまの楽天のレベルが分かる」。その相手のお株を奪い、「この3連戦は楽天が西武野球をやった。そういうことじゃないのかな」と自画自賛した。

 「こういう(大差の)試合だから(2位の)ソフトバンクが勝ったって試合中に聞いちゃった。仙台に帰って、いよいよ4連戦。ここでほぼ方向が決まる」

 29日からの相手は0.5ゲーム差で追うソフトバンク。その上には日本ハムの姿も見えている。一つずつ獲物を捕らえ、最高峰を目指していく。(サンスポ)

巨人・坂本サヨナラ打!今季初9連勝

2009年09月27日 08時49分15秒 | 野球

サヨナラ打の坂本をラミ、オビスポらが祝福した

(セ・リーグ、巨人1-0広島、21回戦、巨人12勝6敗3分、26日、東京ドーム)すでにリーグ優勝を決めている巨人は26日、広島21回戦(東京ドーム)の延長十回に坂本勇人内野手(20)の今季3度目のサヨナラ打で1-0勝利。今季初の9連勝を飾った。主力組をスタメンに並べる一方、投手陣は今後をにらんで底上げにも着手。クライマックスシリーズ(CS)、そして日本シリーズに向けて、準備は着々と進行中だ。

低めのフォークに反応した。延長十回。二死一、二塁で打席に立った坂本が、体勢を崩されながら左前へ打球を運んだ。二塁の鈴木は一気に本塁を駆け抜ける。背番号「6」は右手で何度もガッツポーズを見せた。

 「最後に決めてやろうと思っていた。優勝したからといって手を抜いていい選手ではないので」

 勝利の余韻はほんの一瞬だけ。劇的なサヨナラ勝ちでも、坂本は先を見据えていた。

 23日にリーグ3連覇を決めた原巨人。それでも手は抜かない。坂本はもちろんスタメンには小笠原、ラミレス、亀井、阿部ら主力がズラリ。CS、そして日本シリーズへと続く戦いへのカンを鈍らせないためだ。

 その一方で、今季1勝の先発・久保が8回1安打の好投を見せると、木村正に続いて、25日に出場選手登録されたばかりの金刃がマウンドへ。左ひじ痛から復活し、2年2カ月ぶりとなる白星を挙げ「今任されたら、どんな所でも投げたい」と意欲を口にした。

 「きょうも大勢のファンが来ている。チームとして一戦一戦全力で戦います。他のチームとは違う“全力”になるケースもあるが」と原監督。

 残り9試合は、単なる消化試合ではない。主力をしっかり調整させ、若い力の底上げもはかる。“一挙両得”の戦略で、悲願の日本一奪回へ歩みを進める。(サンスポ)