あすかパパの色んな話

日々の暮らしの中で思ったことを書き込んでいきます。
今までのように写真、競馬の予想、スポーツネタも続けていきます。

試合後、鹿児島城西・小久保悟監督会見

2009年01月12日 22時14分57秒 | コラム
<決勝 広島皆実(広島) 2-3 鹿児島城西(鹿児島)>

■個人の能力や技術は皆実の方が数段高かった


広島皆実の前に涙を飲んだ鹿児島城西

前半に劣勢の中から先制点は奪いましたが、内容的には乏しいものがあったと思います。特に負けたくないというリスクを背負わないサッカーになってしまって、縦に速い、ロングボールを放り込むような攻撃になったことで、思ったよりも悪い流れになってしまったのではと思います。後半はボールをつないで自分たちのやりたいことが少しはできたと思います。同点に追いついた場面のような形を作れたら良かったのかなと。子供たちもよく頑張ってくれたと思います。

――前半、中盤が間延びしたところを突かれた形になったが、後半はどのような指示で修正したのか?

後半に関しては、ボールをディフェンスラインで奪ったときには、中盤の選手に早く預けようとしました。前半は長いボールが多くて、センターFWまでサポートの距離が長く、時間もかかったので孤立する場面が多くなってしまいました。ハーフタイムには、中盤からセンターFWに当てて、サイドに展開できるようにしようと話しました。サイドに関しては、皆実の両サイドがよく上がってくることが分かっていたのですが、そこまでディフェンスできませんでした。狙いとしては、(サイドバック)が上がってきた裏のスペースを狙っていこうという話はしていました。

――攻撃力に絶対の自信を持っていたと思うが、実際に対戦してみて広島皆実の守備はどうだったか?

フィジカルも強いし、ヘディングでもほとんど勝てていなかったと思います。しっかりとチャレンジもカバーもできていますし、個々のディフェンス能力も非常に高かったと思います。

――試合後、選手にどのような声を掛けたか?

本当は一番で終わるのが良かっただろうけれども、勝負の世界で勝ち負けはあると。ここまで連れて来てくれてありがとうと子供たちには話をしました。胸を張って笑顔で国立競技場を後にしようと。お前たちが頑張ってきた成果、努力は必ずこれからの人生の中で役に立っていくと言いました。

――広島皆実に対して、苦手意識を感じるか?

中盤でしっかりボールをつないでくるチームというのは分かっていたのですが、そこで自由にさせてしまったときには、(苦手意識は)あると思います。やはり、個人の能力や技術は皆実の方が数段高かったと思います。

――非常に強力な2トップがいる中でのチーム作りの難しさ、気をつけていたところは?

チームを最初に作ったときに、大迫勇也という選手がいて点が取れると。でも、やっぱり高いレベルになると抑えられてマークもついて厳しい状況になるというのは分かっていましたので、どこからでも誰でも点が取れるチームを作ろうとしました。最後の最後で大迫(勇)頼みになってしまって、ボールが集中してディフェンスに読まれてボールを取られる形になったのではと思います。もう少し周りの底上げというか、全体的なレベルアップを図っていった方が良かったのかなと思います。

■結果だけが先走ってしまって内容がついてこなかった


大会ナンバーワンFW大迫勇也は今後どのような選手に成長するのか

――大迫希の途中交代は痛かったと思うが、けがだったのか?

準々決勝で左足を負傷してしまって、治療をしていました。準決勝まではなんとかもったが、決勝の前半を見る限りでは本来の出来ではなかったので、最後のゲームとは分かっていましたが、チームのために辛抱してもらいました。

――大迫希の代わりに入った平原慎也が攻撃を活性化していたが、彼の動きについては?

平原に関しては、チームでは後半から出る機会が多い。スタートからでも十分使える選手なんですけど、ゲームの流れを変えられる選手だと思っていましたので、途中出場で仕事をしてくれるという起用をしていました。

――1回戦から6試合を振り返って、鹿児島城西が追い求める人もボールも動くサッカーは貫けたと思うか?

いや、できていなかったのではと思います。もう少し落ち着いてボールを動かした方が良かったのかなと。どうしてもセンターFWの2人頼みになったところがあって、なかなかサイドバックの選手もオーバーラップする機会が少なくて、サイドで数的優位を作れない状況が多かったので、結果だけが先走ってしまって内容がついてこなかったと思います。

――どこからでも誰でも点が取れるチームを作るために、どんな練習をしてきたのか?

大迫勇也がポストプレーをして、2列目から大迫希や室屋(良憲)が出てきたりとか。セットプレーでは、成元(将平)や藏薗(友裕)あたりがヘディングで点を取るというトレーニングをしてきました。

■大迫勇には日本代表のセンターFWになってもらいたい

――2度目の出場で準優勝に輝いたが、これからの課題は?

しっかり守備の方も整理してやっていきたい。あと、個々の能力も上げていかなければならないと感じました。

――大迫勇と初めて会ったときの印象は? また今後、プロとして彼に期待することは?

最初に見たのが小学校6年生のときで、そのときから伸びるのではというセンスを感じていました。いいものを持っていた気がします。順調に伸びてくれまして、正直ここまでレベルが上がって活躍するとは思っていませんでした。本人の努力で注目されるだけの選手になったと思います。これからは鹿島(アントラーズ)にお世話になりますが、選手権で最後に達成できなかった悔しい思いを、選手権という大会で経験したものをプロの世界で積み上げていって、最終的には日本代表のセンターFWになって頑張ってもらいたいなという思いはあります。

――選手が育った要因のひとつに中学校から6年間の一貫教育があったと思うが、その成果については?

6年前に中学校のサッカー部を立ち上げまして、高校3年生が1期生になるわけですが、(選手を)6年間じっくり見られるというのは非常にいい環境だと感じます。技術の成長もありますが、体の成長や精神など、3年間で見きれなかったことが6年間見れるというのは、生徒をじっくり育てられる期間があると思います。

――鹿児島県にJクラブのユースチームはないが、この準優勝という結果をどのようにとらえているか?

 鹿児島でも、少年サッカーの指導者の方々が非常に熱心に指導されてますので、いい選手がたくさんいて、土壌もあると思います。プロのチームはないですけれど、将来的には鹿児島も手を挙げることができればと思います。(スポーツナビ)

“第2のさくら”山形で育成 横峯さんが天童にゴルフスクール開校

2009年01月12日 19時03分50秒 | その他スポーツ情報

参加者に上達のこつをアドバイスする横峯さくら選手=天童市

山形で「第2のさくら」を育てよう-。プロゴルファー横峯さくら選手の父・良郎さんが顧問を務めるゴルフスクール「さくらンボkidsアカデミー」が11日、天童市のゴルフ練習場「ゴルフパーク天童」に開校した。県内の小学生から高校生までが対象で、競技の底辺拡大や地域活性化を狙った取り組み。開校を記念し良郎さんとさくら選手が駆け付け、子どもたちにエールを送り熱血指導を展開した。

 同練習場の関係者と良郎さんが知り合いだった縁で実現。良郎さんは地元・鹿児島県でゴルフスクール「さくらゴルフアカデミー」を主宰しており、“山形校”として開校した。さくら選手と本県のサクランボにちなんだスクール名で、小学生は週3回、中学生と高校生はほぼ毎日、「さくらゴルフアカデミー」のプログラムに沿って練習する。ゴルフの普及を重視しているため、レッスン代を含めた会費を低料金に設定している。

 開校式にはスクール生16人や大勢の保護者らが出席。良郎さんは「例えば早朝にゴルフをやってから学校に行ったり、お年寄りと子どもが一緒にプレーし交流することができる。生徒が100人、200人に増え、ここからプロが出てきてくれればうれしい」とあいさつ。さくら選手は「雪に負けず、ゴルフを楽しんでください。私も賞金女王になれるようみなさんと一緒に頑張りたい」と話した。テープカットで開校を祝った後は、ともに子どもたちの練習を見守り、一人一人に上達のこつをアドバイス。さくら選手がお手本にショットを放つと大きなため息がもれた。

 子どもたちの質問にも丁寧に応じた良郎さんは「アカデミーの設置は“まちおこし”が目的」と強調。その上でサッカーのJ1昇格を決めたモンテディオ山形を引き合いに出し、「山形県はJ1昇格で盛り上がっていると思う。今後、サッカーをやっている子どもたちと一緒にトレーニングができたらいい。プロ組織から学ぶ事も多いので、チーム(モンテディオ)に手助けや協力を求めることも考えたい」と新構想も口にしていた。(山形ニュースオンライン)


駅伝の話でもそうですが、ジュニアからの育成って大事だと思っていますが
まさか、横峰さくらのゴルフスクールが山形に出来るとは驚きでした。
全国の中から何故に山形なのかは分かりませんが、将来、山形からも
第2の石川遼選手が出てきて欲しいですね

広島皆実が悲願の初優勝!/高校サッカー

2009年01月12日 18時46分05秒 | サッカー

初優勝を決めた広島皆実の選手たち=国立競技場

第87回全国高校サッカー選手権大会は12日、国立競技場で決勝戦が行われ広島皆実(広島)が3-2で鹿児島城西(鹿児島)を破り初優勝を飾った。広島県勢は両校優勝の山陽以来41大会ぶり、単独優勝では修道以来47大会ぶりの優勝となった。

試合は前半20分に鹿児島城西の大迫勇也(3年)が今大会10点目となるゴールで先制。しかし広島皆実は前半23分に金島悠太(3年)が豪快なボレーシュートを決め、すぐに同点に。さらに33分には谷本泰基(3年)が逆転ゴールを決め前半を折り返した。

 後半に入り鹿児島城西が押し気味に試合を展開。エース大迫がチャンスを作る中で後半17分、野村章悟(3年)が6試合連続となるゴールを決め同点に追いついた。しかし広島皆実は後半21分、右サイドからのセンタリングから金島が頭で合わせ、この試合2点目となるゴールを決め勝ち越しに成功した。

 組織的サッカーを実践、攻守で互角に戦い、鹿児島城西両FWに得点を許すも効果的に得点を挙げた広島皆実が1点を守りきった。

 鹿児島城西はエース大迫、野村を中心に怒涛の攻撃を見せたがDF陣が広島皆実攻撃陣を抑えられずに惜敗した。

 なお、注目の鹿児島城西・大迫勇也(3年)は、前半20分に1ゴールを挙げて、この大会通算10点とし、第78回大会の富山一・石黒智久(現富山)、82回大会の国見・平山相太(現FC東京)の持つ9点を上回り、1大会最多得点記録を更新した。

藤井潔・広島皆実監督
「本当に選手の頑張りに感動している。今まで鍛えてもらった九州のチームと、素晴らしいゲームができて感謝のひと言だ。広島県勢としては非常に苦しい時期もあったが、先輩たちの積み上げてきたものが出せた」

犬飼基昭・日本サッカー協会会長
「質の高い、いい試合だった。広島はJリーグで昇格、高校も優勝で、いいことだ。鹿児島はJのクラブがないが、大迫勇のような選手が出てきて心強い」

広島皆実
1901年に広島高等女学校として創立した県立進学校。男女共学になった49年に現校名になり、サッカー部も創部した。94年に体育科が設置され、同部の本格的な強化が始まった。OBには北京五輪代表でJ1大分のDF森重真人、陸上男子400メートル障害の為末大のほか、歌手の吉田拓郎、奥田民生ら多彩な人材を輩出している。所在地は広島市南区。(サンスポ)


いや高校サッカー決勝見ましたよ両チームとも質の高いサッカー
をしていたので、大変面白く見させて頂きました。
鹿児島城西の方が有利じゃないかなと私は予想していたのですが
競馬の予想と同じで見事外れ広島皆実は守備のチームというイメージが
あったのですが、今日は攻撃でも見事でしたね相手のお株を奪う
攻撃的なサッカーも出来るんですからねぇ

それにしても、大迫選手も凄いですね。アレだけマークされているにも関わらずゴール決めるんですからねぇ
やはり、只者ではないんですよ未来の日本代表を背負う選手に育った行って欲しいですね

ただ、私だけなんでしょうか?お叱りを受けるかもしれませんが、
広島皆実のユニホーム、スイカがグランドで転がっている感じなんでした

ワセダが見せた大胆な挑戦

2009年01月12日 17時50分38秒 | その他スポーツ情報
全国大学選手権 決勝

■流れを変えたビッグプレー


対抗戦で敗れた帝京大へのリベンジを果たした早大が2年連続15回目となる大学日本一の座に輝いた

10日、ラグビー大学選手権決勝戦が行われ、早大(関東対抗戦2位)が帝京大(同1位)を20-10で破り、対抗戦でのリベンジを果たすとともに、2年連続15回目の優勝を決めた。

 前日に降った冷たい雨は上がったものの、荒天のなごりを残す強風が吹き荒れた10日の国立競技場。試合前のトスに勝った帝京大は、前半、風下の陣地を取る選択をした。
「最初の40分、まだ元気なうちにしんどいことをしといた方がいいだろう」(帝京・岩出雅之監督)。
 前半しっかり守って、後半勝負。
 単純に言えば、それがあえて風下からのスタートを選んだ理由だった。
ハーフタイムまで、あと数秒という時間帯で3-3の同点。
 そのまま前半が終わっていれば、帝京は確かな手応えをつかんで後半に臨んでいたはずだった。
 前半最後のワンプレー。場内に前半の40分間が過ぎたことを伝えるホーンが鳴り響く中で飛び出したのは、この試合の流れを決定的なものとするビッグプレーだった。
 帝京ゴール前スクラムからボールを持ち出した早大No.8豊田将万主将が、いったん右横に流れるとみせかけた後、方向を変えて密集近くをタテ突破。その狙いすました走りに帝京DFは全く反応できず、インゴールを明け渡した。
 ゴールも決まって10-3と早大がリードしたところで、前半は終了した。

 この豊田のトライは、単に7点差をつけて折り返せたという以上に、早大にとって大きな意味を持つものだった。
 極端な話、早大にとっての前半の40分間は、このトライをとるために費やされたものだった。いや、ひょっとしたら豊田が主将になってからの1年間が、このトライを取るためのプロセスだったとさえ言えるかもしれない。


自ら2トライを決めて、チームを日本一に導いたNo.8豊田主将。V2の感想は「ヤバいッス」

■対抗戦での敗戦から見えたもの


帝京DFを突破するCTB長尾副将。苦しい状況も多かった今季のワセダの中で、豊田主将をサポートし続けた

ダイナミック・チャレンジ。
 今季、豊田を主将とする早大が掲げたキャッチフレーズだ。豊田のトライは、まさに“大胆な挑戦”を続けたからこそ生まれ得たものだった。

 昨年11月1日に行われた対抗戦での帝京大戦。早大は強力FWを前面に出して、パワフルかつ堅い戦いを挑んできた帝京大に、なすすべなく敗れた(7-18)。
 セットプレーと接点で後手に回ったことで、思うようにボールを動かすことができず、「ラグビーをさせてもらえなかった」(早大・中竹竜二監督)。

 2カ月の月日を経て、大学選手権決勝という大舞台での再戦。豊田ワセダが宿敵・帝京を「ラグビーをする」土俵に引きずり込むために、特に重要な要素として認識されたポイントを3つだけ挙げるとするなら、以下のようになる。

・スクラムを安定させられるか。
・セオリーを無視して、どんな状況からでも攻めることができるか。
・豊田を暴れさせることができるか。

 そして、前半終了間際のトライは、この3つの課題がクリアされたからこそ生まれたものだった。
 トライの起点になったスクラムは、相手の反則で得たペナルティキックのチャンスで選択されたものだった。
 2カ月前にスクラムで圧倒されたチームが、ゴール前に攻め込んだ後の前半最後のペナルティでスクラムを選択する。
 それはちょっと信じられない光景だった。

「(セットでやられた対抗戦時の帝京戦で)負けてから、とにかく3、4秒我慢してボールだけ出してくれればいいというのが、スクラムに求められることになった。押さなくていいから、それだけやってくれ、と。PRとしては悔しかったけど、そのスクラムの最低条件だけはキープしようと割り切って取り組むようになった」(PR瀧澤直)
 明大に合同練習を組んでもらうなど、8人で組むスキルを徹底的に見直した結果、この日は敵ボールをターンオーバーするシーンまで見られるほど、早大のスクラムは進化していた。
「対抗戦の時と比べて、ワセダのスクラムにはまとまりがあった」
 2カ月前に早大を粉砕した帝京PR平原大敬も、決勝戦では思うようなスクラムコントロールができなかったことを認めざるを得なかった。
その一方で、前述した2つ目のポイントである、「セオリーを無視して、どんな状況でも攻める」という意志が欠けていても、あの場面でのスクラム選択にはならなかったはずだ。
「あれは作戦じゃない。コーチ陣は『(PGを)狙え!』って叫んでいましたから」(中竹監督)
「こんなところでこんなプレーをしてくるのか、こんなところから攻めるのかというラグビーを徹底させたい」という指示を出していた指揮官自身も想定できなかったスクラム選択こそ、どんな状況でも攻める姿勢が貫かれていた証明だった。

「3点より7点の方がいいかなと思って」
 常識外れのスクラム選択の理由をそう説明してみせた豊田自身が、FW8人の最後列から暴れ馬のように飛び出し、帝京ゴールに飛び込んだシーンこそ、ダイナミック・チャレンジが実を結んだことの象徴のようにも見えた。


大学日本一の証、“荒ぶる”を叫ぶように歌う中竹監督、No.8豊田主将、PR瀧澤ら。1年間の苦労が報われた

■帝京大、初の大舞台で力発揮できず


早大に敗れて泣き崩れるSH滑川(右)と、手を差し伸べて起こすLOボンド。ともに1年生の2人をはじめ、若いメンバーも多い帝京。来季こそ早大にリベンジだ

後半、風上に立った帝京だが、前半終了間際に決定的となった試合の流れを引き戻すことはできなかった。
 スクラム、ブレークダウンで苦戦。
 さらに、前半、風下だったことも影響したのか、「キックでのエリアマネージメントでもミスが多かった」(SO徳永亮)。
 対抗戦時には早大を上回っていた部分で、ことごとく後手に回ったことで歯車が狂ったことも影響したのか、前半38分にFLヘンドリック・ツイ、後半18分にPR平原がシンビン退場。後半の約半分の時間帯を1人少ない人数で戦わざるを得なかった。
 結果的に前半終了間際の豊田のトライ、そして後半23分に再び豊田が帝京DFを突き破って奪ったダメ押しトライも、帝京がひとり少ない時間帯に生まれたものだった。
「15対15で戦えなかった時間が多かったのがひとつのポイント。チームとして未熟な部分があった」(岩出監督)

「相手は関係ない。とにかく自分たちのラグビーをすることに集中したい」
 シーズン通して帝京のゲームキャプテンを務めてきたCTB井本克典はそう言い続けてきたが、初の経験となる大学選手権の大舞台で、やや自分たちを失っていたことは否めなかった。
「力を出し切れなかった面も含めて、これが実力だった」
 ヒザの故障のため、今季、公式戦に出ることのなかった帝京大FL吉澤尊主将は悔しさを押し殺すようにそう認めた。

■豊田ワセダだからこそ

おそろいの“荒ぶる”Tシャツを着て喜びを表現するNo.8豊田主将(中央)とFB田邊(左)、SO山中

「僕なんかがキャプテンやっていていいのかなと思う時期もあったし、ホント今は僕らが優勝していいのかなという心境。ヤバいッス」
 プレー、言動ともにじゃじゃ馬ぶりが特徴でもある豊田を主将に据えたワセダのダイナミック・チャレンジは、対抗戦でこてんぱんにやられた帝京大に普段どおりのプレーをさせないほどの進化を見せて、頂点にたどり着いた。
「去年の倍は苦労したので、倍うれしい」(中竹監督)
 対抗戦で2敗しながら、「荒ぶる」(※注)を歌えるなんて、豊田主将のワセダだからこそ到達できた境地だったかもしれない。

※注=大学日本一になった時のみ歌うことが許される早大ラグビー部第2部歌。
(スポーツナビ)



G・高橋由、悲壮…腰痛回復「まだ50%」

2009年01月12日 17時25分17秒 | 野球

腰に不安を抱えたまま必死にティー打撃を行った高橋由

巨人の高橋由伸外野手(33)が11日、沖縄・恩納村での自主トレを公開した。昨季の先発出場はプロ11年目で最少の68試合にとどまったが、苦しんだ腰の回復状態はまだ50%程度。通算1500安打、そしてレギュラー奪回がかかる09年に向け、悲壮な決意を滲ませた。

 空は晴れても、この男の心は曇っていた。

 ボールを軽やかにさばき、ノックやティー打撃を行う姿は、とても腰痛に苦しんでいるようには見えない。だが、どのレベルまで達すれば本調子なのかは、高橋由自身が一番分かっている。

 「腰は最高が100だとしたら、30-50%ぐらい。正直不安だよ。とりあえず2月1日のキャンプをしっかり過ごすための体作りができればと思う…」

 先発出場わずか68試合に終わった昨季は、腰痛に苦しんだ1年だった。打率.236、65安打もプロ11年目で最悪の数字。レギュラーの座を奪われた外野は、もはや激戦区と化している。ラミレス、谷、鈴木尚らベテランに加え、ワールド・ベースボール・クラシック第1次候補に選出された亀井など若手も台頭。腰痛を抱える高橋由にとっては、ゼロどころかマイナスからのレギュラー争いとなる。

 4月には34歳。生え抜きでは現役最年長となるが特権があるはずもなく、残り92本に迫った1500安打の記録達成も約束できる状態にはない。

 それでも「とにかく一からという気持ちでやっていきたい。コンディションが整えば結果はついてくると思う」と高橋由。今はただ、1日でも早く苦しみと不安の中から立ち上がることを信じるだけだ。(サンスポ)


今年の巨人のテーマ、日本一奪回そのテーマに不可欠なのが高橋由伸選手の復活ではないかと考えています
ただ、ここ数年腰痛に悩まされているみたいで、満足なシーズンで終えていない
本人もそうですし、そう考えているのは私だけではないと思います。
腰の状態は現時点でも50%。キャンプが始まるまで何処まで回復するのか
とにかく、無理せず勝負はシーズンが始まってからですから
完全復活、期待しています


楽天・森田、ハングリー魂で1軍定着だ!

2009年01月12日 16時00分49秒 | 楽天情報

楽天の育成枠1巡目の森田丈武内野手(左)は28歳2カ月で球団史上最年長での入寮。右は1巡目指名の藤原紘通投手

育成枠1巡目で入団した楽天・森田丈武内野手(28)が12日からの新人合同自主トレに備え、10日に仙台市泉区の楽天イーグルス泉犬鷲寮へ入寮した。28歳2カ月の“松坂世代”ルーキーは、球団史上最年長入寮で最年長寮生。あらゆる組織でプレーし続けた右の長距離砲は、杜の都仙台でプロ生活の第一歩を踏み出した。

28歳2カ月での入寮はいたって自然体。森田は黒の木製バット、赤のマスコットバットを2本ずつ持参し、ドラフト1位の藤原紘通投手と一緒に泉犬鷲寮へ入った。

 「最年長ですか? 全然気にしていません。自分的には普段と一緒です。バットとボールを握ってから、実感がわくと思います」

 引っ越しは手慣れたものだ。楽天入団まであらゆる組織で野球を続け、その度に移住。中学3年まで茨城県つくば市に住み、高校3年間は山梨県甲府市で過ごした。

 高校卒業後、故江藤慎一さん主宰の江藤塾へ入り、静岡・伊豆に1年間在住。社会人野球時代は愛知県岡崎市に4年間、米独立リーグ時代はニューヨーク州エルマイラに2年間、四国九州アイランドリーグ時代は香川県高松市に3年間。そして仙台へやってきた。

 米独立リーグ2年目。ホテルで生活していた森田は、エルマイラにエアコンなしの安アパートを借り、日本人選手1人、米国人選手1人と1年間の共同生活を送った。

 当時の月収は約1000ドル。その中から3人で月約500ドルの家賃を出しあった。部屋には2人しか寝られないため、1人はマットをキッチンに敷いて睡眠。窓が閉まらず、野良猫が入ってきたこともあった。

 それだけに、泉犬鷲寮は「野球をやるのに完璧な場所です」(森田)とまさに天国。食事面の心配もまったくない。

 長打力が持ち味で、内外野を守れるオールラウンドプレーヤー。森田は12日からの新人合同自主トレを前に「キャンプに向けてアピールするだけです」と目の色を変えた。ルーキーの最年長寮生は目標の1軍定着を果たすため、ハングリー精神で奮闘し続ける。(サンスポ)


都道府県女子駅伝、本県は14位

2009年01月12日 11時54分26秒 | その他スポーツ情報

2区熊坂香織(スポーツ山形21、左)からたすきを受け取り、走り出す3区木村芙有加(上山南中)。本県チームは前回の31位から14位に躍進した=第2中継所、京都市

第27回全国都道府県対抗女子駅伝競走大会(9区間、42.195キロ)は11日、京都市西京極陸上競技場発着のコースで行われた。安定してたすきをつないだ本県チームは、東北トップの2時間20分27秒の14位で、前回31位を大きく上回った。

 本県は1区五十嵐藍(シスメックス・山形城北高出)が10位まで10秒差の17位でスタート。2区の主将熊坂香織(スポーツ山形21)が13位まで順位を上げ、4区奥山和代(玉川大・上山明新館高出)が区間5位の力走で入賞圏内の8位まで上昇した。その後、徐々に順位を落としたものの、大江茉莉香(山形城北高)ら各選手が粘って10位台に踏みとどまり、アンカー森祥子(アコム・鶴岡南高出)が3人を抜いてフィニッシュした。

 優勝は終盤に岡山を逆転した京都で、タイムは2時間15分39秒。大会5連覇を成し遂げた。 (やまがたニュースオンライン)

昨日の駅伝中継見ていたのですが、山形県チーム昨年の31位から14位と躍進。
実業団チームを持たない県勢にとっては頑張った方なんでしょうね。
一時は8位まで上がって入賞圏内まで入る見せ場も作りましたからね。
ふるさと選手を上手く使って行く事も大事なんでしょうが、やはり中学、高校
のジュニアの育成も急務になって来るんでしょう。
県勢最高順位3位以上を目指すのには不可欠でしょう。
今年のこの結果を踏まえて、来年はもっと順位を上げて行ける様に
レベルアップに努めてもらいたいです。


京都が大会史上2度目の5連覇/駅伝

2009年01月12日 11時53分49秒 | その他スポーツ情報

京都のアンカー・小島は笑顔でゴールテープを切った

第27回全国都道府県対抗女子駅伝(11日、西京極陸上競技場発着-京都国際会館折り返しの9区間、42.195キロ)3区区間賞の久馬悠=きゅうま・はるか=(15)と8区区間新の久馬萌=もえ=(15、ともに綾部中3年)の双子姉妹の活躍などで、京都が大会史上2度目の5連覇を達成した。

若手が力を発揮した地元京都が5連覇。勝負を決めたのは8区だ。4秒差の2位でたすきを受けた15歳の久馬萌がトップに立つと、後続を置き去りにした。区間記録を12秒更新。高校生が持っていたかつての区間記録も4秒更新した。3区で区間1位の双子の姉・悠とともに、ほぼ毎日15キロを走り込む。「積極的にいくことを心掛けた。(記録は)狙っていた」とはにかんだ。(サンスポ)

【シンザン記念】アントニオ叩き合い制す

2009年01月12日 07時42分12秒 | 競馬の話題

2番人気のアントニオバローズ(手前)が重賞初制覇。ダブルウェッジとの競り合いを“燃える闘魂”で制した

第43回シンザン記念(11日、京都11R、GIII、3歳オープン国際、別定、芝・外1600メートル、1着本賞金4000万円=出走14頭)角田晃一騎乗の2番人気アントニオバローズが激しい叩き合いを制し、デビュー3戦目で重賞初Vを飾った。1分35秒3(良)。2着に12番人気ダブルウェッジ、3着に10番人気トップカミングが入り、3連単は27万9100円の高配当となった。1番人気ミッキーパンプキンは4着に終わった。

非凡な能力を一気に爆発させた。デビューわずか3戦目での重賞勝ち。アントニオバローズが、明るい未来への扉を自らの脚でこじ開けた。

 「初めて(レースを)詰めて使ったので、返し馬から気負っていた。ゲートのタイミングが合わなかった時はヒヤッとしたけど、それを補えるくらいの能力があると信じていた。とりあえず勝ててホッとしたね」

 壮絶な叩き合いを制して引き揚げてきた角田晃一騎手が、笑顔でレースを振り返る。

 少しくらいの出負けは関係なかった。道中は内ラチ沿いの3番手を追走。直線入り口で前を行く1番人気ミッキーパンプキンが抜け出すと、外から馬体を併せ一気にかわし、最内をすくったダブルウェッジとの一騎打ち。最後にクビだけ前に出た所が歓喜のVゴールだった。

 「“記念”を勝つなら他よりこれが良かったよな。オヤジは時間がかかったと言っていると思うけど、いい報告ができるよ」。武田博調教師にとっても思い入れが深いレース。父・文吾調教師(故人)が育てた名馬シンザンを冠名にしたゆかりのレースを制覇。しかも約6年ぶり4度目の重賞Vだっただけに、感激もひとしおだった。

 「これで満足できるような馬じゃない。スタミナは申し分ないけど、まだ早めに先頭に立つと不安があるし、メンタル面が課題になってくる」。普段の調教から付きっきりの角田だからこそ、さらなるレベルアップを求めた。

 「とりあえず目標は皐月賞(4月19日、中山、GI、芝2000メートル)。馬の様子を見ながら、次を決めたい」と武田師も“実りの春”へ期待を寄せる。粗削りながら潜在能力は一級品。楽しみなクラシック候補生が誕生した。(サンスポ)

【フェアリーS】ジェルミナル抜け出しV

2009年01月12日 07時39分18秒 | 競馬の話題

1番人気のジェルミナル(左)が好位から抜け出して快勝。桜花賞に向けて大きく視界が開けた

ここでは明らかに地力が違っていた! ジェルミナルが阪神JF6着の雪辱を見事に果たし、重賞初Vで桜花賞戦線に名乗りを上げた。

 「とにかく内容のあるいい競馬をしたかった。好スタートが切れたし、最内なのでうまく(馬群を)さばく事だけ考えていた」と、期待馬を勝利へエスコートした福永祐一騎手はホッとした表情を見せた。

 1番枠から好スタートを切ったジェルミナル。前半4ハロン48秒6のスローペースにも掛かることなく、インでしっかりと流れに乗った。直線に向いて、ユーイチはすかさず右ステッキでGOサイン。馬群を割って坂下から末脚を伸ばして抜け出し、堂々の1番人気に応えての完勝。ユーイチも会心のレースぶりに口が滑らかだ。

 「スペースさえあれば終いの脚は爆発すると思っていた。ブエナビスタが強いのは分かっているけど、ジェルミナルはまだこれからドンドン良くなる馬だからね」

 前走の阪神JFでは外枠(17番)から前半に脚を使って直線失速。この日の完璧な勝利で、08年最優秀2歳牝馬に堂々の挑戦状を叩きつけた。

 藤原英昭調教師は、今年の初勝利が19度目の重賞制覇。「力があるのは分かっていたし、それをどう競馬で生かして行くかが課題だった。勝つと後が楽になると思っていた。今後は少し楽をさせて体を戻す。1度叩いて桜花賞へ。最終的にはブエナビスタを目標にやっていかないと」とトレーナーの視線も既に桜花賞(4月12日、阪神、GI、芝1600メートル)へ向けられている。

 阪神JFでブエナビスタにつけられた7馬身の差。強力タッグを組んだ“藤原英&ユーイチ”コンビが、桜の舞台での逆転のシナリオをしっかり描いている。(サンスポ)