あすかパパの色んな話

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富士通&アイシンの連覇か、新チャンピオン誕生か=天皇杯・皇后杯バスケ

2009年01月08日 19時28分07秒 | その他スポーツ情報
頂上決戦へ向けた男女ベスト4チームの意気込み


チーム史上初の準決勝進出だった昨年に続き、ベスト4に名を連ねた日立。今年は初の決勝進出を狙う。写真は司令塔の五十嵐圭

第84回天皇杯・第75回皇后杯全日本総合バスケットボール選手権大会(オールジャパン)は、いよいよ男女準決勝を迎える。
 男子は昨年の決勝カードであるアイシン-トヨタ自動車が準決勝で実現し、頂点をめぐる激しい戦いが予想される。

 今回は男女各ベスト4チームのキャプテンや司令塔に、準々決勝までの戦いを振り返ってもらうと同時に、準決勝・決勝への意気込みを聞いた。

■男子 アイシンvs.トヨタ自動車、パナソニックvs.日立


連覇に向け慎重な姿勢ながら、ディフェンスに自信を見せるアイシンの網野友雄


アイシン・網野友雄キャプテン「しっかりディフェンスできればどこにでも勝つ自信がある」

三菱電機との準々決勝は後半しっかりディフェンスできたのが勝因。試合をやるごとに気持ちも高まり、ディフェンスもよくなっている。一発勝負だろうと、自分達がしっかりディフェンスができれば、相手がどこでも勝てる自信がある。もちろん優勝は狙っているが、連覇という言葉は重いもので、次の準決勝の相手をまず倒すことを目指してそれぞれがやるべきことをやりたい。

トヨタ自動車・正中岳城選手「アイシンにいつもと違うと思わせられれば」

(東芝との)準々決勝は、途中追い上げられたが、自分達のペースでできていたので焦りはなかった。
 準決勝で当たるアイシンは、先手を取らないとすぐにやられる怖い相手。リバウンドを取られて走られたリーグの敗戦を教訓にしたい。マッチアップの柏木真介選手は、最終的に自分で攻められる余裕のあるガード。気持ちよくやらせないようにしたい。チームの皆もアイシン戦は気持ちが入るので、少しでもいつもと違うと向こうが思うような雰囲気で運びたい。

パナソニック・大野篤史キャプテン「このメンバーで優勝をつかみたい」

結果が必要なので、(準々決勝のレラカムイ北海道戦に)勝ててよかった。うちの強みであるインサイドを生かした試合ができていると思う。ただ、攻守ともに反省材料もあるので、調整して準決勝・決勝は臨みたい。
 うちのメンバーは誰も優勝したことがないが、久しぶりのベスト4なのでチャンスをつかめるよう頑張りたい。準決勝の相手の日立には、リーグでは負けていないが、(オールジャパンは)一発勝負なので何が起こるかわからない。チーム皆でやっていく。

日立・菅裕一キャプテン「オフェンスの終わり方がポイント」

(リンク栃木との)準々決勝は相手の持ち味を意識して抑えられた。今まではいい形でオフェンスを終われないと、相手に走られてしまうことが多かったが、準々決勝のように皆が攻める気持ちを持ってできれば。
 去年初めてベスト4に入った経験を生かして、今年は1歩上を目指している。準決勝で対戦するパナソニックにはリーグで3戦3敗とはいえ、勝てない相手ではないと思うので、1週間しっかり練習して臨む。

■女子 富士通vs.トヨタ自動車、シャンソン化粧品vs.JOMO


4連覇を目指す富士通。薄氷のベスト4だったが、三谷藍(写真)らの勝負強さがこれからの戦いに生きるか


富士通・三谷藍キャプテン「途中で緩むことのないように」

1点差だった(日本航空との)準々決勝のように、出だしはよかったのに追いつかれるという試合が今シーズンを通してある。準決勝・決勝は相手がどんなディフェンスでも、自分達のやることをきちっと通してできるようにしたい。いいときはディフェンスでも足が動くし、オフェンスでもボールが流れている。途中で緩んでしまうことのないように、特にディフェンスを強化して臨む。

トヨタ自動車・榊原紀子キャプテン「相手に関係なく、自分達のバスケットを」

準々決勝までの出来は40パーセントくらい。まだミスがあってリズムに乗れず、私達としては満足していない。まずはオールジャパンに向けて練習してきたブレークをもっと増やしたい。そしてとにかく全員でトヨタのバスケットをすれば、リーグのように結果もついてくるはず。準決勝で戦う富士通は全員得点力があるが、私達はチームで対抗する。初の決勝へ行くチャンスを自分達でつかみたい。


4連覇を目指す富士通。薄氷のベスト4だったが、三谷藍(写真)らの勝負強さがこれからの戦いに生きるか

シャンソン化粧品・藤生喜代美キャプテン「準決勝にすべてを懸ける」

2試合やってゲーム感覚も戻り、ディフェンスをやれば自分達のリズムになると再確認できた。サラさん(渡辺由夏選手)が5番ポジション(センター)をやらないといけないチーム事情だが、役割を果たしてくれている。
 何年も優勝から遠のいているので、決勝への気持ちも強いが、負けたら終わりなので準決勝にすべてを懸ける。相手のJOMOはシン(大神雄子選手)がゲームメイクのカギを握る。彼女を乗せないようにするのが1番大事。

JOMO・大神雄子選手「今までの私達とは違うと証明する」

(アイシンAWとの)準々決勝は、インサイドが軸のチーム同士で厳しいゲームになったが、最後はブレークの分で突き放せた。
 準決勝で対戦するシャンソン化粧品は、ベスト4の中では若手が多く勢いがある。私達は何を目標にしているのかを忘れないように、気持ちを切らさずやりたい。
 これからの2試合は、今年のJOMOは今までと違うんだと証明する場。内外のバランスがいいチームだと見せつけたい。(スポーツナビ)

山本聖子が復帰会見「ロンドン目指す」、吉田のいる55キロ級で=レスリング

2009年01月08日 06時44分34秒 | 格闘技情報
家族のサポート受け、ママレスラーがいざ五輪へ再始動


レスリング元世界女王の山本聖子が現役復帰会見、吉田沙保里のいる55キロ級でロンドン五輪を目指すと宣言した

レスリング元世界女王の山本聖子が現役復帰することを正式に発表した。7日、東京・ナショナルトレーニングセンターで会見が開かれ、「新たにロンドンオリンピックを目指して復帰したいと決意しました。よろしくお願いします」と語った山本は、昨年8月の北京五輪を現地で目の当たりして復帰を考えるようになったと経緯を説明。階級はアテネ、北京五輪連覇女王の吉田沙保里が君臨する55キロ級でのカムバックを目指しており、あす8日から今月いっぱいまでオーストリア、ハンガリーで合宿。今年最大の目標を12月21日~23日の天皇杯全日本選手権(東京・代々木第二体育館)に置いており、現在のところ、天皇杯出場権のかかった10月中旬の全日本女子オープン選手権(静岡・伊豆)での復帰を目指している。なお、試合には旧姓の山本聖子で出場。所属先は現時点で決まっていない。

 山本は1999年(51キロ級)、2000年(56キロ級)、01年(56キロ級)、03年(59キロ級)と、世界選手権を3階級で4度優勝。04年のアテネ五輪では女子レスリングが正式種目となり、55キロ級での出場を目指して吉田と争ったが、代表選考会のジャパンクイーンズカップ決勝で吉田に敗れて出場ならず。06年7月にはハンドボール日本代表の永島英明と結婚し、現役を引退。翌07年に長男を出産した。父はレスリングミュンヘン五輪代表の山本郁榮氏、姉はレスリング元世界女王の美憂さん、兄は総合格闘家の山本“KID”徳郁。

■きっかけは北京五輪、家族全員が応援


きっかけは昨年の北京五輪と明かす山本

復帰への思いは昨年8月、北京で生まれたという。
 「解説のお仕事で北京五輪へ行かせていただいて、初めてオリンピックを目の当たりにして、その時、この舞台に選手として立ちたいと思ったのが、復帰へのきっかけです。体全身で感じたのを覚えています」

 その後、すぐに国際電話で夫であるハンドボール日本代表の永島英明に相談。「主人は初めから応援してくれました」と夫の快諾を得ると、姉・美憂、兄・KIDからも後押しを受け、最後に父・郁榮氏に復帰の意思を告白。「最初はビックリしたと思いますが、今では応援してくれています」と、家族全員から復帰へのサポートを受けているという。

 また、復帰すると相談するに当たり、父、姉にはコーチングを依頼。現在は郁榮氏、美憂さん、KIDらから指導を受けながら、KIDが率いるジム「KRAZY BEE」で週6日のペースで練習。また、すでにオーストリアで2カ月の合宿も積んだとのことだ。

■ママレスラー聖子、谷亮子に続くか


「ママって本当に忙しい!」と充実した笑顔を見せる

気になる階級だが、山本は五輪連覇女王の吉田沙保里が君臨する55キロ級での復帰を目指すと明言。03年以降は59キロ級を主戦場にしていた山本だが、「59キロでやっていた時は体が絞れていなくて、過去の試合のビデオを今見ても、動けていないなって思いました。そうなると55キロだなって、単純に思った結果です」と説明した。
 再びライバルとなる吉田にはすでに現役復帰の意思を伝えており、「すごく歓迎してくれました。『レスリング界をいっしょに盛り上げられたらいいね』って言ってもらいました」と、吉田とのやりとりを明かした。
 ただ、吉田との対戦に関しては、「今の自分がそんなことを言うのはおこがましいと言うか……。この階級のすべての選手たちと必死に頑張っていきたい」と語っている。

 アテネを目指した04年当時と比べて、一番の変化はやはり母となったこと。「今の自分が思うのは、ママって本当に忙しい!」と山本。しかし、夫や父、姉、兄と家族からの全面サポートを受けながら、家事もこなし、レスリングの練習もこなす多忙な毎日でも、「人生で絶対に後悔はしたくない。自分のやりたいことを見つけた以上、忙しいけれど、それでもやり抜けちゃう」と大きな笑顔を見せる。
 「もし、同じママで、何かやりたいと思うことがあったら、まずはトライしてみてほしいと思います」
 柔道では谷亮子が北京で金メダルこそならなかったものの、「ママでも銅」を達成した。山本の目標ももちろん2012年のロンドン五輪出場。先輩ママ五輪選手に続くことはできるか。まずは12月の天皇杯出場権のかかった10月全日本女子オープン選手権での復帰戦を目指す。

■夫・永島、兄・KIDともに「いいじゃん」


「主人は初めから応援してくました」

以下は復帰会見の主な内容。

富山英明日本大学レスリング部監督(前日本レスリング協会強化委員長) みなさん、明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
 昨年の12月30日、聖子の方から「復帰したい」という電話が入りました。いよいよ来たか(笑)と思ったわけですが、協会としては大いに歓迎する。階級は55キロでやるのか、上の階級でやるのかはわかりませんが、55キロで勝負すると思います。この階級には吉田沙保里という本当に素晴らしいチャンピオンがいる。より強くなるためには、よりいいライバルに恵まれないと刺激がなくなりますんで、吉田にとってもいい刺激になる。聖子にとっても4度世界王者になっていますから、お互いに切磋琢磨してロンドンまで行ってくれればいいかなと思っています。
 アマチュアには引退という言葉はありませんから、柔道の谷亮子さんも頑張っていますし、そういった意味でも、ママでもオリンピックで活躍できるという意味で夢を与えてくれたらと思います。みなさんに温かい目で見守ってもらえたらと思います。

山本聖子 みなさん、本日はお忙しい中、私のためにお集まりいただきありがとうございます。私は2006年に1度現役を退きました。でも、また新たにロンドンオリンピックを目指して復帰したいと決意しました。応援よろしくお願いいたします。

――まず最初に現役に復帰しようと思ったのはいつで、何がきっかけだったんでしょうか?

聖子 復帰しようと思ったのは昨年の8月です。昨年は北京オリンピックがあって、私も(解説の仕事で)その場に行かせていただいて、初めて自分の目でオリンピックというものを目にして、その時初めて、私もその舞台に選手として立ちたいと思ったのがきっかけです。

――今、覚えている範囲で、具体的にどういうシーンにに心動かされて、現役復帰のきっかけになったのでしょうか?

聖子 何か1つのシーンというわけではなかったですけど、北京の空港に降り立った時に何か感じて、試合会場に行って、選手たちの戦っている姿や周りの雰囲気や表彰台に立っている選手や、色んな国の国旗が上がって、そういうものすべてを見て、体全身で感じたのを覚えています。

――最初に旦那さんに現役復帰したいと伝えたのはいつですか?

聖子 主人に伝えた時は、気持ちが固まっているとかそういう時ではなくて、自分の中で「もしかしたらやりたいのかな?」って気づいた時に、まだその時は北京にいたんですけど、国際電話で伝えて、「もしかしたら、やりたいかもしれない」って伝えました。
 電話の向こうですごくテンションが上がってる主人がいて(笑)、「いいじゃん」って言ってくれたのを覚えています。初めから応援してくれました。

――お父さんの郁榮さん、お姉さんの美憂さん、お兄さんの徳郁さんともお話したと思うんですが、みなさんの反応は?

聖子 まず姉に相談とお願い事をしました。「またレスリングがしたくて、やるに当たって美憂にコーチをしてもらいたいんだけど」ってお願いしたら、姉は全然悩みもせずに「いいよ。いっしょに頑張ろう」って言ってくれました。
 父はシビアなので、どういう答えが返ってくるかが自分の中でちょっと怖かった部分もあったので、まずは兄に「レスリングがやりたい」って伝えました。そしたら、いつもの感じで「いいじゃん。やるべきだよ」って言ってもらえました(笑)。
 で、父には他の家族より少し遅らせたんですが、それはまだ自分がグラグラした気持ちのまま言うんじゃなくて、ちゃんと練習を続けられて、ちゃんとレスリングというものができるなって思った時に、「また教えてください」と伝えました。始めはたぶんビックリしたと思います。でも、今は応援してくれています。

■「ママとして現役選手をやるってのはすごく大変」


父、姉の指導を受けながら復帰へ向けトレーニング中と語る山本

――復帰を決めてから、練習を始めたのはいつごろになりますか?

聖子 練習をスタートしたのは、レスリングをやりたいと思ったその日だったので、8月21日からスタートしました。
 その前に、本当に復帰したいと思う前に姉との会話で、「もしもそういう気持ちになったらどう思う?」って聞いた時、姉が「私は復帰しようと思ってから躊躇した時期があって、その間練習してなかった。結局やるんだから、躊躇してて練習やらなかった日がすごくもったいなかった。だから、やりたいと思ったらその日からやった方がいい」って話したことがあったんです。それがすごい胸にあって、とにかく、やりたいと思った時点では子供がいたりして、練習できる環境も全然なかったんですけど、主人がいる午前中に子供をちょっと見ててもらって、走ることから始めました。

――8月からスタートしたとなると、もうすぐ半年が経ちます。練習環境もだんだんと整ってきたと思うんですが、今現在の練習状況を教えてください。

聖子 練習のペースとしては、やりたいと思った日から休みを週1日にしようって決めて、6日間練習して1日休むというペースです。練習場はYSA、ヤマモトスポーツアカデミーの「KRAZY BEE」で練習させてもらっています。
 指導してくれるコーチは姉の美憂と、今はケガしているんですけど兄がアドバイスをくれたりとか。レスリングの練習だと父が見てくれています。
 私の拠点となるのはYSAの「KRAZY BEE」ですが、もっとちゃんとレスリングができるようになったら、母校である日本大学のレスリング部や色んなところに出稽古に行かせていただきたいと思います。

――所属先はどうなりますか?

聖子 そうですね、所属先は全然まだ決まっていないので、これから山本聖子を応援してくださる方がいればありがたいと思います。

――2年半のブランクがあって、また8月から練習をやり始めて、実際にやってみて感じる大変さとか不安があったら教えてください。

聖子 2年間のブランクは私にとってすごく不安を与えるものであって、その間、私のプランの中に現役復帰というものがなかったので、まったく体を動かしていませんでした。それで、レスリングの練習を始めたら、以前は腕立て伏せが何百回とできたんですけど、10回もできなくなってて。懸垂も何十回もできたはずなのに、1回もできなくなってて、それほど自分の体の筋肉がなくなっていることに対して、練習をやり始めた時は「本当にやれるのかな?」って不安がありました。でも、やってみれば、やれるもんだなと、今の時点でこう思います。

――母としての育児であったり、妻として家事であったりというものとの両立はどのようにできているのか、またサポートしてもらっていることがあれば教えてください。

聖子 ママとして現役選手をやるってのはすごく大変で、自分のやりたいことだけをやるわけじゃなく、ちゃんと家のこと、家事や子供のこと、自分の練習っていうもののすべてを毎日やるのは本当に大変だなって思いました。でも、だんだんやることが当たり前になってきて、慣れてくるものだなって同時に思いました。
 で、サポートに関しては、まず家の中ではウチの主人が、今まではけっこう亭主関白であんまりやってくれない時もあったんですが、いまでは積極的に色々やってくれて、いっしょにやってくれています。
 子供のことに関しては、いつも練習場に連れて行きました。始めたばかりのころは美憂が子供を抱っこしながら私を指導してくれていたんですが、だんだんそういうわけにはいかなくなってきたので、保育園に入れようかとも考えたんですが、なかなかすぐに入れることはできなくて、ベビーシッターさんを頼んで、練習の間は見てもらっています。

■55キロ級で復帰、ライバル吉田も大歓迎


吉田と再び熾烈なライバル物語を生み出すのか

――自分の中のプランとして、ロンドン五輪を目指す上で復帰戦がいつで、また、階級はどのように考えていますか?

聖子 階級は55キロでやろうと思っています。今年目指している大会は、大きい大会で言うと、12月にある天皇杯に出たいと思っています。天皇杯に出るために10月にある全日本女子オープン選手権で権利を獲得しようと思っています。

――ロンドン五輪で3連覇を目指す吉田選手がいる階級にあえて戻るというのは、どういう思いからですか?

聖子 自分の動ける階級をまず考えて、55キロでやっていた時もありましたし、59キロでやっていた時もありました。その2つを考えて、59キロでやっていた時はやっぱりちょっと絞れていない部分もあって、重くて、過去のビデオを見てても「ちょっとこれは動けていないな」と思ったので、やっぱりそうなると1つ下の55キロだなぁと、ただ単純に思った結果、その階級にしました。

――吉田選手とはずっとライバル関係で来ていましたが、今回の復帰に当たって吉田選手とは何か連絡されましたか?

聖子 そうですね、連絡しました。吉田選手に電話して、なんて言えばいいんだろう?って思ったりしたんですが、普通に「またレスリングしようと思ってる。よろしくお願いします」と言いました。
 吉田選手は「そうなんだ」って言葉から始まって、すごく歓迎してくれて、「レスリング界をいっしょに盛り上げられたらいいね」って言ってくれました。

――今回の挑戦は、山本聖子さんにとって、自分の人生にとってどういった挑戦になると思いますか?

聖子 今回レスリングを始めたのは、本当にただ純粋にレスリングをやりたいと思って出てきた気持ちに正直に従った結果なんです。その中で色んなことを自分の中で考えたり、ちょっとは悩んだんですけど、でも、その不安なこととか、悩んだことに怖がってあきらめるってことが、自分の人生の中で絶対、私がおばあちゃんになった時に振り返ったら絶対に後悔することだと思いました。私は、絶対に自分の人生の中で後悔したくないので、だから、レスリングをまたやろうって決めました。

――改めて走り出して、自分にとってのオリンピックとはどういった存在でしょうか?

聖子 そうですね、オリンピックっていう場所に初めて行った時に、その前にも自分が目指していた場所で、そこへ初めて足を踏み入れた時に、必死になってオリンピックを目指していた自分は間違いじゃなかったなと思いました。すごい素晴らしい世界で、また出たい……“また”じゃなかった(笑)、今度は選手として出たいなって思いました。(スポーツナビ)


錦織が世界20位撃破!準々決勝進出/テニス

2009年01月08日 06時25分13秒 | その他スポーツ情報

男子シングルス2回戦でトマーシュ・ベルディハを破り、準々決勝に進出した錦織圭=ブリスベーン

テニスの今季ツアー開幕戦、ブリスベーン国際は7日、オーストラリアのブリスベーンで行われ、男子シングルス2回戦で、世界ランキング61位の錦織圭(ソニー)が同20位で第5シードのトマーシュ・ベルディハ(チェコ)を7-6、6-3で破り、準々決勝に進んだ。

 錦織は身長195センチのベルディハに的確なサーブで対抗し、第1セットをタイブレークの末に先取。第2セットもサービスゲームをキープし、相手のミスも重なって快勝した。

 8日の準々決勝は世界ランク31位のポールアンリ・マチュー(フランス)と対戦する。

 女子ダブルス準々決勝では、杉山愛(ワコール)ダニエラ・ハンチュコバ(スロバキア)組が第1シードのカーラ・ブラック(ジンバブエ)リーゼル・フーバー(米国)組に7-5、3-6から、10点先取制のマッチタイブレークを10-3で勝ち、準決勝に進んだ。

★格上相手に気負わず快勝

錦織は格上のベルディハと初顔合わせにも「楽しんでやれたらいい」と気負いはなかった。オフから取り組んできたサーブが的確に決まり、強豪にストレート勝ちした。

 好調なサーブに加え、ピンチをはね返す粘りが勝因だった。第1セットは2-5から追い上げ、タイブレークでは相手のセットポイントもしのいだ。ベルディハの身長195センチから繰り出す強打にも堂々と打ち勝った。

 「1回戦は守備的になったけど、今日はいつものように打っていけた」。余勢を駆って臨んだ第2セットはさらに躍動した。積極的に攻め、ジャンプしてフォアハンドで打ち込む自慢の「エア・ケイ」も繰り出し、6-3で振り切った。ツアー通算4勝の相手に快勝し「すごい選手だと分かっていた。自信につながる」と手応えを口にした。

 昨季終盤に痛めた右ひざは万全ではなく「ちょっと気になる」という。だが、昨年12月に19歳となったばかりのホープには、苦難を乗り越えるだけの十分な若さがある。

 今季は大きな目標として、四大大会初戦となる全豪オープン(19日開幕・メルボルン)での準々決勝進出を掲げている。2週後の大一番を見据え、ツアー初戦のベスト8も突破して勢いに乗りたい。

錦織圭

「今日は出だしがよく、1ゲーム目から感じがつかめた。1回戦は守備的だったけど、今日はいつものように打っていけた」(サンスポ)




松井秀、上原へ珍助言「頑張りすぎるな」

2009年01月08日 06時11分56秒 | 野球

都内で上原にエールを送った松井秀。対戦を楽しみにしていた

ヤンキースの松井秀喜外野手(34)が7日、都内で取材に応じ、オリオールズと入団合意に達した上原浩治投手(33)に向けて「頑張りすぎるな」と珍アドバイスをおくった。6年間の大リーグ経験に基づく「頑張るな」の真意とは…。

かつての後輩の吉報を知った松井秀は「まずは“おめでとう”ですね。どこに決まるか、ずっと気にしていました」と、自分のことのように喜んだ。「頑張ってほしい」と続くのかと思いきや、その口からは意外な言葉が飛び出した。

 「アドバイスは“頑張りすぎないこと”です。休養をとると決めたら、しっかり休む。“何かやらなきゃ”と思わない。試合、練習、休息のメリハリが大切。試合で力を出してシーズンを乗り切るには、いかに疲れを残さないかが重要です」

 「頑張り過ぎるな」との言い回しで休養の重要性を説いた。大リーグ1年目の03年、全試合出場を果たした松井秀は、移動日や休養日も積極的に体を動かした。よかれと思っての練習だったが、疲労蓄積の原因となりスイングも鈍った。移動距離は日本と比較にならないくらい長く、国内時差もある。自ら悟った「休養も練習のうち」の極意を、上原に伝えたかった。

 「上原がローテの柱、救世主になるのではないですか。先発として試合をつくれてテンポがいい。野手としては守りやすいし、攻撃にもいいリズムを与えてくれる投手です」

 オ軍とは4月6日(日本時間7日)の開幕戦(ボルティモア)が組まれている。かつての巨人の4番とエースの対決。またひとつメジャーに歴史が刻まれる。(サンスポ)

上原、オリオールズ合意!開幕ゴジラ斬りだ

2009年01月08日 06時05分19秒 | 野球

上原がついにあこがれのマウンドに立つ

【ニューヨーク6日(日本時間7日)】巨人からフリーエージェント(FA)となった上原浩治投手(33)が、オリオールズと2年総額(出来高含む)1600万ドル(約14億8800万円)で合意した。今週末にも渡米し正式契約を交わす。先発ローテの3番手までに入れば、4月6日(同7日)からのヤンキースとの開幕カードで、巨人時代の先輩、松井秀喜外野手(34)との対決が実現する。

ついに上原の移籍先が決まった。今オフを通じて本命視されてきたオ軍で、日本選手の入団は初めてになる。身体検査が残っているため公式発表はないが、オ軍など複数の関係者が合意に達したことを認めた。

 オ軍は、大リーグの“最激戦区”といわれるア・リーグ東地区に所属。同地区のヤンキース、レッドソックス、レイズには日本選手がおり、その3球団とは4月中旬までに対戦する予定だ。

 上原が先発3番手までに入れば、デビュー戦の相手は今オフも大補強したヤンキース。ゴジラとの“元巨人対決”が、いきなり実現する。4、5番手でもデビュー戦の相手は岩村明憲内野手(29)のいるア・リーグ王者のレイズ。どちらも強敵だ。

 上原が本来の力を発揮できれば、ローテーション入りする可能性は高い。オ軍の昨季チーム防御率5.13は大リーグ30球団中29位。2けた勝利を挙げたのは10勝12敗のジェレミー・ガスリー投手(29)だけで、すでに首脳陣は先発の残り4枠を春季キャンプとオープン戦で決める方針を打ち出している。今オフ、マーリンズからFA移籍した長身左腕のマーク・ヘンドリクソン投手(34)を除く先発候補は20代で、上原は巨人で培った経験や投球術でもアピールできる。

 上原がオ軍入りを決めた最大の理由も、先発へのこだわりだったようだ。サンケイスポーツの取材では、先発での起用を前提に条件提示したのはオ軍だけ。西海岸の球団が希望といわれ、リリーフなら好条件を用意している球団もあったが、上原は「先発最優先」という初心を貫徹した。

 年俸は2年総額1000万ドル(約9億3000万円)だが、規定の先発数や投球回数に達すれば1600万ドル(約14億8800万円)になる出来高払いが付いている。最激戦区のア・リーグ東地区で先発投手として成功できれば、巨人時代(昨季年俸4億円)を大きく上回る収入も手に入れられる。

 FA宣言してから54日目に手にした朗報。大体大卒業時に一時はエンゼルス入りに傾くなど、メジャーへの思いを持ち続けてきた右腕が、ついに本場のマウンドに立つ。(サンスポ)


巨人・坂本、09年テーマは“鉄人王子”

2009年01月08日 05時40分19秒 | 野球

新背番号6の刺繍(ししゅう)入りグラブを手にした坂本は、闘志をみなぎらせた

巨人の坂本勇人内野手(20)が7日、川崎市のジャイアンツ球場で本格始動した。昨年ブレークしたヤングパワーは今季、“鉄人・金本”ばりに全試合フルイニング出場という大きな目標を掲げた。

本格始動だ。キャッチボール、ティー打撃など約3時間、汗を流した。さわやかな笑顔を見せていた坂本だったが、今季の目標を聞かれると、厳しい表情に変わった。

 「全試合フルイニングで出られることを目標にしています。去年は大事な場面で交代することがあった。今後は長打力も打率ももっと必要だと思う」

 昨季、全試合フルイニングで出場した選手は、金本、鳥谷(共に阪神)田中(日本ハム)の3人だけ。坂本は全144試合に出場したものの、11試合は途中でベンチに下げられた。大目標達成のためには「けがをしないことが大事。それから去年よりいい結果を出さないと」とキッパリ。昨季の打率.257、本塁打8本を超える「3割・20本塁打」という具体的な数字も掲げた。

 この日は6日に入寮した新人9選手と初対面。ドラフト1位の大田泰示内野手(18)=東海大相模高=について「でかい。特に手がめっちゃでかかったです」とビックリした様子。将来、三遊間を組むことが期待される大型新人の存在に「レギュラーを勝ち取っているわけじゃないし、キャンプでしっかりアピールしたい」と危機感をあらわにした。

 8日にはグアムへ出発し、阿部とともに自主トレを敢行する。周囲の期待が高まるなか、自らが掲げた目標に向け坂本が全力で走り出した。(サンスポ)