あすかパパの色んな話

日々の暮らしの中で思ったことを書き込んでいきます。
今までのように写真、競馬の予想、スポーツネタも続けていきます。

如水館、広陵下して3年ぶりの夏切符/広島

2009年07月31日 19時25分35秒 | 野球

如水館先発の幸野宜途=マツダスタジアム

第91回全国高校野球選手権大会(8月8日から15日間・甲子園)の広島大会は31日、決勝が行われ、春季広島大会優勝の如水館が昨夏代表の名門・広陵を2-1で下し2006年以来、3年ぶり6回目の夏の甲子園出場を決めた。

 如水館は三回表に2点を先制。その後、追加点は奪えなかったが、幸野、池内2投手の継投で広陵打線を1点に抑え、なんとか逃げ切った。

 一昨年の夏の甲子園大会準優勝の広陵は、先発・有原が好投を続けたが、打線が奮起できず、3年連続出場を逃した。

★如水館が継投で守りきる
如水館は三回に挙げた2点を、必死の継投で守りきった。

 2番手の池内が九回無死一、二塁のピンチを招くと、五回途中でマウンドを降りて一塁を守っていた先発の幸野が再び登板。広陵の反撃を1点に抑えた。幸野は「気持ちだけは準備していた」と誇らしげ。迫田監督も「まだまだ伸びしろはある」と選手たちの底力を感じ取った様子だった。(サンスポ)


PL、春夏連続王手!延長制し決勝進出/大阪

2009年07月31日 19時22分18秒 | 野球

PL学園は12回二死一塁、中井郁雄の2点本塁打で勝ち越し。右拳をあげながらベースを回る中井=舞洲ベースボールスタジアム

第91回全国高校野球選手権大会(8月8日から15日間・甲子園)の大阪大会は31日、準決勝が行われ、春夏連続出場を狙うPL学園と12年ぶり2度目の夏の甲子園出場を目指す履正社が対戦した。

 PL学園は初回、履正社の先発・橋本の立ち上がりを攻め、村田の3点本塁打でいきなり3点を先制。決勝進出へ幸先のいいスタートを切った。

 二回裏に1点を返され2点差とされたが、四回表には吉川がソロ本塁打を放ち、再び3点差にリードを広げた。

 しかし、四回裏、五回裏に1点ずつを返され4-3。さらに七回裏にも1点を返され、ついに同点。なおもピンチが続いたが、なんとか同点で切り抜けた。

 試合は4-4の同点で延長戦に突入し、PL学園は十二回表、中井が2点本塁打。結局これが決勝点となり、PL学園が履正社を6-4で下し春夏連続の甲子園へ王手を掛けた。

★PL、5年ぶり夏へあと1勝
「延長十七回よりきつい」。1998年夏の甲子園での横浜(神奈川)との死闘を引き合いに出し、河野監督が苦笑した。PL学園が苦しみながらも延長戦を制し、夏5年ぶりの甲子園まであと1勝と迫った。

 五回から延長十一回まで履正社の好投手橋本の前に1安打。失策や四死球が絡んで追いつかれる嫌な流れだったが、十二回に中井が2試合連続の本塁打を放った。

 故障や不振でエースと主砲を欠きながらの決勝進出。殊勲打の中井は「(投手の)井上と難波には疲労がある。あしたは打ち勝ちたい」と意気込んだ。(サンスポ)



藍先輩からVパワー!東北4年ぶり夏/宮城

2009年07月31日 06時27分43秒 | 野球

東北ナインは、人さし指を天に突き上げ喜びを爆発させた

第91回全国高校野球選手権大会(8月8日から15日間・甲子園)の宮城大会では30日、東北が仙台育英に4-1で勝ち、4年ぶりの出場を決めた。昨秋、不祥事で対外試合禁止処分を受け苦しんだが、栄光をつかんだ。
選手たちの喜ぶ姿が、涙でにじんだ。真っ赤な目をした我妻敏監督(27)も感慨無量の表情をみせた。

 「いろいろなことが頭のなかをグルグル回って…。苦しい状況を乗り越え、結果を残した選手たちはたくましくなった」

 2年連続の頂上対決で、仙台育英に4-1勝利。4年ぶり21度目の夏の甲子園出場だ。

 どん底から頂点まではい上がった。昨年9月に部員間の暴力事件が発覚。秋季県大会を辞退し、センバツ出場の道が閉ざされた。日本高野連からは、昨年9月14日から6カ月間の対外試合禁止処分を受けた。練習を自粛する時期もあり、ひたすらミーティングと掃除をくり返す日々が続いた。

 辛かった時間を力に代えて、ナインは全力プレーを続けた。五回に菊地の中前適時打で勝ち越すと、エース佐藤が、前日29日の準決勝・利府戦に続き力投し、6安打1失点完投。打っても八回、ダメ押しの2試合連続弾と、大活躍だ。

 仙台育英の4連覇を阻み、8強入りした05年以来の“夏切符”。佐藤は「(甲子園でも)特別なことをせず、低めに球を集めていければ大丈夫だと思う」と意気込んだ。 同校の先輩で今月26日に米女子ツアーで初優勝した宮里藍に続けとばかりに、不祥事を乗り越えたくましさを増した東北ナインが、甲子園でも躍動する。(サンスポ)



日大三、決勝最多19点V!!/西東京

2009年07月31日 06時24分16秒 | 野球

関谷(中)は完投勝利を挙げガッツポーズ。(捕手は吉田)

打って、打って頂点に立った!第91回全国高校野球選手権大会(8月8日から15日間・甲子園)の西東京大会は30日、決勝が行われ、日大三が、日大二との“兄弟対決”を制し、4年ぶり出場を決めた。西東京大会決勝の最多得点記録(76回大会の創価17-3国士舘)を更新する19-2で、日大二を撃破。日大三ナインの笑顔がはじけた。

 「生まれてきて一番サイコーの気分でした」

 一回、先制3ランを放った4番・吉田主将が顔をくしゃくしゃにした。二回、三回にも適時打を放つなど、3安打6打点なら、2番・角も3安打3打点と先発全員25安打の快勝だ。

日大二との決勝対決は82年以来、27年ぶり。5年前から毎年11月23日に日大一、二、三高が顔を合わせ、定期戦を実施。負けたのは3年前の一度だけと最近は優位だが、夏の大会では27年前を含め、過去決勝では1勝2敗と負け越していた。さらに準決勝・都日野戦は六回までリードを許す大苦戦。チームのムードは最悪だった。

 前日29日。町田市内の合宿所のテレビで、小倉全由(まさよし)監督(52)や主力選手が、神奈川大会で甲子園初出場を決めた横浜隼人の奮闘を見た。そこには笑顔で楽しそうにプレーする選手たちがいた。

 「(06年決勝で早実の)斎藤君(現早大3年)に負けてから2年勝てなくて、勝たなきゃいけないと硬くなっていた」と、強豪校ならではの重圧を感じていたという指揮官。決勝前に選手には「笑顔で楽しくやろう」と呼びかけていた。

 学校創立80周年の年につかんだ甲子園切符。01年以来2度目の全国制覇へ向け、聖地でも打ちまくる。(サンスポ)

横浜隼人、劇的“トラ”マで甲子園/神奈川

2009年07月30日 06時41分13秒 | 野球

サヨナラのホームを踏んだ森が歓喜のジャンプ&エビぞり&絶叫。これがボクたちの今の気持ち!! 背番号2は船木

 “ハマの猛虎”が聖地へ-。第91回全国高校野球選手権大会(8月8日から15日間・甲子園)の地方大会は29日、19大会で試合を行い、神奈川大会では横浜隼人(はやと)が桐蔭学園に延長十一回、6-5のサヨナラ勝ち。春夏を通じて初の甲子園出場を決めた。埼玉大会では昨年のセンバツ準優勝の聖望学園が埼玉栄を3-2で下し、6年ぶり3度目の夏切符。この日は新たに10校の代表が決まり、30日は西東京、愛知など9大会で決勝が行われる。

「ウオ~~~ッ!!」

 だれもが声にならない声をあげた。興那覇明外野手(3年)の打球が右前に転がる。二走の森勇二内野手(3年)が一気に生還。サヨナラだ。甲子園だ。本塁に歓喜の輪。“ハマの猛虎”の咆哮が横浜スタジアムに響き渡った。

 「うれしすぎて言葉になりません。苦しい中で戦い続けてきたので、泣いてしまいました」

 背番号「11」の2年生エース、今岡一平投手が号泣した。名門・桐蔭打線相手に165球の完投。準々決勝で優勝候補の横浜を延長戦で破って以降、3試合連続完投だ。3試合、計30回の球数は473球。昨夏北京五輪女子ソフトの「上野の413球」に負けない熱投だった。

 『猛虎』の進撃-。チームのユニホームは縦ジマ。帽子のマークは阪神そっくり。徳島出身で超がつくほどトラ党の水谷哲也監督(44)が「思い出作りのひとつとして」デザインした。強豪ひしめく神奈川で第2シード。セ界の5位に低迷する本家とは違い、しっかりと結果を出した。

 甲子園に導いたのは水谷監督の“トラ魂”だった。普段から「金本や鳥谷のような打つ姿勢を見習え」と熱血指導? 監督の影響でいつの間にか阪神ファンになったという船木吉裕捕手(3年)は矢野輝弘のリードを参考にする。

 今大会は今岡誠と同じ名字の男が大きく成長。「運命ですね。今岡は甲子園にいかなあかん、ということ」。指揮官は初めての甲子園に興奮を隠しきれなかった。

 突如、神奈川でわき起こった“ハマのトラ旋風”は、観戦に訪れた3万観衆を興奮の渦に巻き込んだ。今度は“本拠地”甲子園。きっとトラ党も応援にきてくれるはず。再び「猛虎旋風」を巻き起こす。(サンスポ)

原巨人リベンジ、竜に4発返し!

2009年07月30日 06時37分27秒 | 野球

五回に2ランを放ったラミレス。森野(左)にスクリューパンチを浴びせているわけではありません。でも「4発」返しに「クリーンアップそろい踏み」返し。森野も中日も結局はイテテ…

(セ・リーグ、巨人11-1中日、14回戦、巨人9勝5敗、29日、東京ドーム)あ~っ、スッキリした。ガツン×4。借りはすぐに返す。巨人は29日、中日14回戦でアレックス・ラミレス外野手(34)の14号2ランなど4本の本塁打が飛び出し、11-1で完勝。計480メートルの「4発」に「クリーンアップそろい踏み」ときっちり前夜のお返しをして、ゲーム差を再び「2.5」に広げた。

走る必要はなかった。スタンドインを確信していた。1歩、2歩…歩き始めたラミレスにG党の大歓声が届く。五回一死一塁。打球はオレンジ色に染まる右中間席へ弾丸ライナーで突き刺さった。

 「最高の気分だね。今シーズンで一番の感触かもしれない。きょうは、クリーンアップみんなが打てたし、チーム一丸の勝利だよ」

 これで8-0。後半戦初となる14号2ランが、9連勝中の落合竜の勢いを止めた。ゆっくりとダイヤモンドを一周したラミちゃんは、原監督とお約束のグータッチで喜びを分かち合った。

 「(中日の)連勝はいつまでも続かない。下を向かずに集中してやれば大丈夫だと思っていた」

 前日28日は、強竜のクリーンアップ(森野、ブランコ、和田)そろい踏みで4発KO負け。ゲーム差は「1.5」に縮まった。このカード3連敗しても巨人は引き分け数が多いため、順位が入れ替わることはなかったが、チームにはピリピリムードが漂っていた。

 G党スッキリの“爆勝”だった。一回、ラミレスの先制適時二塁打から古城の2号3ランまで5連打で一気に6点。五回は、ラミレスの一発に続いて5番の亀井が12号ソロ。七回には3番小笠原も24号2ラン。4発には4発。クリーンアップそろい踏みにはそろい踏み。完ぺきなお返しだ。

 2月の宮崎キャンプ。「やっぱり34歳になったからかな。体重が落ちにくいんだ」とラミレスがもらした。夜は、ほとんど外出しなかった。朝は全体練習開始の1時間以上も前から一人でトレーニング場にこもり、黙々と下半身のウエートトレに励んだ。大好きなコーラを飲むのもやめた。来日時に105キロあった体重は、シーズンに入って90キロ台をキープしている。努力が来日9年目を迎えた最強助っ人を支えている。

 「きのうの悔しさがみんな出た感じだったね。チャンスでことごとくいい本塁打が出たし、クリーンアップがそろい踏みしたのも大きい。あすは、がっぷり四つになって戦いたいね」

 原監督は次戦に向けて手綱を締めた。残り57試合。落合竜との攻防は、まだまだ続く。(サンスポ)

鈴木大地以来!古賀、日本新で金/競泳

2009年07月29日 07時00分17秒 | その他スポーツ情報

男子100メートル背泳ぎで頂点に立ったのは伏兵・古賀だった。52秒26の堂々の日本新で初優勝。手前は入江

水泳・世界選手権第12日(ローマ)男子100メートル背泳ぎ決勝で、古賀淳也(22)=スウィン埼玉=が52秒26の日本新記録で初優勝。日本に今大会初のメダルをもたらした。エース入江陵介(19)=近大=は52秒73で4位に終わった。男子200メートル自由形で、日本勢としてこの種目初の決勝進出を果たした内田翔(21)=群馬SS=は1分45秒24の日本新で4位。女子100メートル背泳ぎ決勝に進んだ酒井志穂(18)=ブリヂストン=も59秒14の日本新で4位だった。

世界を制したのは隣の3レーンを泳いだ入江ではなく、3歳年上の古賀だった。準決勝で日本記録の52秒39をマークし1位通過した22歳は、スタートから持ち味のバサロでリードを奪い、さらにタイムを縮める52秒26。スピードで世界のライバルを蹴散らした。

 「頂点に立てたのもまわりのみんなのサポートがあったから。すべてに感謝したい。(入江と)どちらが勝つにしろ、しっかり日の丸を(表彰台の)真ん中に掲げることだけを考えていた」

 日本の背泳ぎでは世界選手権初の金メダル。ソウル五輪100メートル背泳ぎの鈴木大地以来、21年ぶりに背泳ぎで世界の頂点に立った。

 もともと短距離は得意だ。6月のジャパン・オープンでは、50メートル背泳ぎでB決勝に回りながら優勝した入江より速いタイムで泳ぎ、9位が1位を上回る珍事に。実は予選のスタート時に水着の中に入れ忘れた腰ヒモが緩み、泳いでいる途中にお尻が出そうになるハプニングで決勝進出を逃したのだ。在学する早大の1学年下には斎藤佑樹投手がいることから、『ハンケツ王子』の異名?も頂戴したが、世界舞台ではきっちり日本記録保持者の威厳を示した。

 代表を逃した北京五輪後から急成長を見せる。一番の理由は精神的な成長だ。昨夏の代表選考会後は、髪を染めピアスを開けるなど横道にそれた時期もあったが、北島康介らトップアスリートを見る白石宏トレーナーに怒鳴りつけられ改心。空手などで精神集中に取り組むなど、心身ともに競技に集中している。

 世界記録保持者のピアソルが予選敗退した波乱の中、大会前に「ピアソルに挑む」と宣言した通りの有言実行V。今月19日に22歳の誕生日を迎えたイケメンスイマーが、ロンドンへ力強く一歩を踏み出した。(サンスポ)


東農大二V!エース加藤が全6戦完投/群馬

2009年07月29日 06時57分51秒 | 野球

鉄腕エース・加藤(中央)はナインに囲まれ、顔をしわくちゃにした

第91回全国高校野球選手権大会(8月8日から15日間・甲子園)の地方大会は28日、13大会で行われ、群馬大会では東農大二が、両腕を空に高々と突き上げた。最後の打者を決め球のチェンジアップで空振り三振にしとめると、加藤はマウンドに集まったナインの輪の中心で喜びを爆発させた。

「甲子園が決まって、頭が真っ白になった。 技術よりも気持ちで投げきりました」

 10奪三振の完封劇。今大会は6試合すべて完投し、防御率0.98という鉄腕ぶりだ。「最初からずっと自分で抑えるつもりでした」。全55イニングを1人で投げ抜いたエース左腕が、チームを夢舞台へと導いた。

 ピンチの場面は、スタンドで応援する部員が帽子に書いてくれた激励の言葉で切り抜けた。二回、唯一の連打で招いた二死二、三塁の場面でも、「お前がエース」「思いっきりいけ」という言葉を思いだして奮起し、後続を渾身の直球で空振り三振に。以降は樹徳打線に二塁を一度も踏ませない好投。「スタンドのみんなのおかげ」と胸を張った。

 今夏は冬に覚えたばかりのチェンジアップがさえ渡った。主将で女房役の町田と相談し、1日約70球投げてマスター。「チェンジアップがいいと勢いにのれる」。MAXは130キロ中盤ながら、三振を奪える決め球になった。

 春夏通算7度の出場をほこる伝統校だが、甲子園出場は15年ぶり。「甲子園ではもっとすごい投球がしたい」。古豪復活へ。鉄腕エースが新球チェンジアップをひっさげ、甲子園に乗り込む。(サンスポ)

巨人4発KO負け、原監督「やはり…失投」

2009年07月29日 06時55分30秒 | 野球

試合後、ベンチ裏の通路で敗戦に頭を抱えるジャビット(右)に視線を送る原監督。その姿に何を思ったか…

(セ・リーグ、巨人3-5中日、13回戦、巨人8勝5敗、28日、東京ドーム)ついに1.5ゲーム差。竜が間近に迫ってきた。長嶋茂雄終身名誉監督の目の前で、巨人得意の空中戦を逆にやられた。原監督は淡々とした表情に悔しさをにじませ、試合後の会見を1分ほどで切り上げた。

「相手打線が失投を見逃さなかった。その差が出た。(オビスポは)中5日で十分放れる投手だが、やはり…失投だね」

 球宴前最後の試合(22日、横浜戦)で完投勝利を挙げたオビスポを首位攻防戦に先発させたが、小池、ブランコ、森野に3被弾。オビスポの中日戦は4月26日の1イニングだけだが、このときもブランコに一発を浴びており、竜打線はしっかり研究していた。2番手の越智も和田に被弾し、計4発でKO負けだ。

 「打線のことを言えば、五回はあそこで一気に勝ち越しておくべきだった」。原監督は打線にも苦言を呈した。今季4度の対戦で負け知らずだった左腕チェンに苦戦。坂本の2点適時打で同点にした後、あと1本が出なかった。

 中日は、原監督率いる今春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で、岩瀬、浅尾、高橋、森野、和田が代表候補入りしながら、けがなどを理由に不参加だった。G党としては絶対に負けたくない宿敵だ。2位チームに2ゲーム差以内に迫られたのは4月19日以来だが、これ以上の接近は許さない。(サンスポ)


楽天・岩隈、完全復活!10K1失点完投!

2009年07月29日 06時52分32秒 | 楽天情報

復活の完投勝ちを決めた岩隈は、マウンドで雄たけびを上げた

(パ・リーグ、楽天5-1西武、13回戦、西武7勝6敗、28日、盛岡)G・G・佐藤を、この日最速の147キロの連発で空振り三振締めだ。岩隈が6月14日以来、約1カ月半ぶりの7勝目。高校ナンバーワン左腕の花巻東・菊池が春夏連続甲子園を決めた岩手県営球場のマウンドで、楽天のエースが完全復活だ。

「最後に点をとられたらだらしがないので、気持ちでいきました。久々にいい直球がいっていたし、直球主体で押すことができました」

 今季2度目の完投勝利。一回こそ3安打を浴びて1点を許したが、二回以降は、直球にキレがあり、低めに集まる。それだけに変化球も有効に決まり、今季初の2けた奪三振。西武打線にまるで仕事をさせなかった。

 「悪いときはフォームのことばかり考えていた」。球宴休みは家族と宮城県内の鎌先温泉を訪れリフレッシュしたが、登板2日前の26日のブルペンでも決して感触は戻りきっていなかった。そんなとき、野村監督がアドバイスをくれた。

 投球中の間の取り方について身ぶり手ぶりの指導を受け、「自分でもわかっていることだったけど、いい時期にいいアドバイスをもらえた」。この日のマウンドでは、軸足でしっかりとタメを作り、余裕を持って投げる姿があった。

 「おれのアドバイスが利いた? それはどうかな。あれはアドバイスというよりお説教だから」。指揮官は謙そんしたが、後半戦のキーマンに挙げる岩隈の復活は、うれしい限り。「後半戦、彼が頑張ればAクラスの希望がわいてくるよ」。

 3位西武を直接たたき、ゲーム差は3.5に接近。頼もしいエースが戻ってきた野村楽天が、後半戦のパ・リーグを盛り上げる。(サンスポ)