あすかパパの色んな話

日々の暮らしの中で思ったことを書き込んでいきます。
今までのように写真、競馬の予想、スポーツネタも続けていきます。

【有馬記念】ジャーニーGP連覇!ブエナ倒した

2009年12月28日 06時43分30秒 | 競馬の話題

喜びいっぱいの池添謙一騎手は、スタンドの大観衆に投げキッス。2番人気のドリームジャーニーが直線で豪快な末脚を発揮して、6月の宝塚記念に次ぐグランプリ連覇を決めた=千葉県船橋市・中山競馬場

第54回有馬記念(27日、中山10R、GI、3歳上オープン国際、定量、芝・内2500メートル、1着本賞金1億8000万円=出走16頭)ブエナ破ってGP制覇! 中央競馬の総決算レース・第54回有馬記念は、ドリームジャーニーが1番人気の2冠牝馬ブエナビスタをくだして優勝。宝塚記念以来となるGI3勝目を挙げ、史上9頭目となる同一年春秋グランプリ制覇を達成した。有馬初Vの池添謙一騎手(30)は11万観衆からの“イケゾエコール”に涙を流し、ファンと喜びを分かち合った。

夕暮れの中山でひときわ小さな馬体が大きく弾む。ゴール前で襲いかかる末脚は女王も容赦しない。俺こそがナンバーワン! メンバー最軽量426キロのドリームジャーニーが、史上9頭目の春秋グランプリ制覇を成し遂げた。

 ゴールを過ぎ、向こう正面まで流していったジャーニーの背の上で、池添謙一騎手の喜びは頂点に達した。天を仰ぎ、雄叫びを上げ、指を1本突き立てた。「今回は負けられないと、自分をプレッシャーで追い込んでいたから」。11万超の観衆からの“イケゾエコール”に胸を熱くしながらのウイニングラン。関係者の出迎えに、こらえていた涙は一気にあふれた。

 出遅れ気味のスタートはいつものこと。後方2番手で、相棒の末脚を最大に爆発させるためのエネルギーを蓄える。故障したスリーロールスと馬体がぶつかるアクシデントにも動じず、外めを回った3~4コーナーでは他馬と手応えが違った。

 「リズムよく走れば絶対に最後は伸びてくれると信じていた。内にブエナビスタがいるのはわかったし、直線を向いたときには、全部かわせると思った」

 先に抜け出したのはブエナビスタ。春2冠の3歳牝馬に1番人気は譲ったが、1着は譲れない。馬場の外から一気に並びかけた勢いのまま、ゴールでは半馬身前に出ていた。

 「決めてくれよな」とレース前に池添に声をかけて送り出した池江泰寿調教師(40)は、立ち上がる人垣に阻まれて、ゴールの瞬間を見られなかった。

 「隣にいた調教師の先生に『おめでとう』と言われて、ああ、勝ったのか、とやっと分かった」

 池江寿師が助手時代に携わったジャーニーの父ステイゴールドは、98年の有馬記念で3着。母の父メジロマックイーンは「絶対に勝てると思っていた」が2着(91年)だった。

 「競馬は血のドラマ。私たちはそれを大事にして馬を育てています。ステイが強くなっていくと実感したのと同じものをジャーニーにも感じていました」

 父が01年にラストランの香港ヴァーズでGIを制した地、香港のクイーンエリザベスII世C(4月25日、シャティン、GI、芝2000メートル)に登録するが、来春の目標は天皇賞(5月2日、京都、GI、芝3200メートル)と、宝塚記念(6月27日、阪神、GI、芝2200メートル)の連覇だ。

 今年、再婚して子供が生まれた池添騎手と、11月19日に長男の悠喜君が生まれたばかりの池江泰寿調教師。「血のドラマ」は人馬ともに大きなものだった。09年を最高の形で締めくくった池添騎手&池江寿師、そしてドリームジャーニーは、10年も多くの夢をファンに見せてくれるはずだ。(サンスポ)

師走は・・・

2009年12月24日 06時57分35秒 | 競馬予想
おはようございます。

師走になり何かと忙しい日々を過ごしています。
ブログの更新もままならず、といった感じで居ますが、
今週は有馬記念も有りますから、予想などなど更新して行こうとは
思っています。
決してお休みしている訳ではないので。
さてさて、会社今週は事務所掃除当番。早めの出勤です。

イチロー、巨人の“臨時コーチ”に就任

2009年12月16日 06時31分24秒 | 野球

松井がエンゼルスに電撃移籍なら、こちらイチローは電撃「巨人入り」

【ゴールドコースト(豪クイーンズランド州)15日(日本時間同日)】イチローが巨人入り!? 米大リーグ、マリナーズのイチロー外野手(36)が今月中にも川崎市のジャイアンツ球場で自主トレを行うことが明らかになった。自らの練習と並行して、ヤングGの“臨時コーチ”にも就任する。天才打者と常勝軍団が夢の合体だ。

ワクワクする。ドキドキする。日本が世界に誇る天才打者と巨人のコラボレーション。イチローが初めて、巨人の施設で自主トレを行うことになった。

 「11月下旬にイチローサイドから『球場を使いたい』との依頼がありました」と球団関係者。イチローはこれまで、オフの自主トレは古巣オリックスの施設(神戸市内)で行ってきた。ところが、今オフは取材などが東京中心に予定されているため、東京でのトレーニングに踏み切った。

 目をつけたのが総工費13億円で今年9月に完成したジャイアンツ球場の室内練習場。延べ床面積は12球団最大の636平方メートル。最新トレーニング機器も配置され、最高の練習環境が整っている。

 Gナインにとっても、“生きた教科書”を見るチャンス。巨人側は施設を提供する代わりに「この機会に、若手を教えてください」と条件をつけた。つまり“臨時コーチ”就任だ。

 今年2月にワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表が巨人のキャンプ地、宮崎県総合運動場で事前合宿を行った際には、Gナインは休日返上でイチローの練習を見学した。実際に教えてもらえる今回はトレーニング法や打撃技術を学ぶ、またとない機会になる。

 「話しかけるって言うのはあり得ないです」と興奮気味の坂本。WBCで同じ右翼を守った亀井も「なぜあの年(36歳)であれだけの柔らかい筋肉を維持できるのか。そんなことを見るだけでも勉強になる。タイミングが合えば教えてもらいたい」と“イチロー塾”の入門を志願した。

 練習は今月中に始まり、マリナーズのキャンプが始まる2月中旬まで、何度もジャイアンツ球場に足を運ぶという。

 「そういう交流があるというのは、野球界にとって非常にいいことです」と原監督も大歓迎。これが縁で将来は巨人でプレー…いや、監督? そんな期待も広がる夢のシーンがジャイアンツ球場で展開される。

【イチローと巨人】
当時オリックスのイチローは、1996年の日本シリーズで長嶋監督率いる巨人と対戦。第1戦で本塁打を放った。2006年2月の第1回WBCの壮行会では、渡辺球団会長自らがイチローへ近寄って談笑。「巨人に? ほしいね。(将来は)監督になってもらいたいね」と熱烈なラブコールを送った。またWBC第1回大会で王監督から「背中で引っぱってほしい」とキャプテンに指名され、第2回大会はミスターに「やれ!」と激励されるなど、日本のリーダーとしてONから絶大な信頼を得ている。(サンスポ)

“踊る3”来夏公開!青島刑事が係長に昇進

2009年12月16日 06時25分49秒 | 映画・ドラマ

織田裕二演じる青島刑事は、“踊る3”で係長に昇進。部下との葛藤にも悩まされる(C)2005フジテレビジョン/フジテレビジョン アイ・エヌ・ピー

 俳優、織田裕二(42)主演の大ヒットシリーズ最新作「踊る大捜査線 THE MOVIE3」(本広克行監督)の公開が、来年7月3日に決定したことが15日、分かった。織田演じる青島刑事は、ナント係長に昇進。その青島刑事がいきなり8つの事件に巻き込まれるハラハラドキドキの展開になるという。また、故いかりや長介さん(享年72)が演じた和久指導員は病死した設定に。出演陣は年明けからの撮影に向け、気合たっぷりだ。

昨春に製作決定を発表して以来、極秘裏に進められていた“踊る3”の公開日がついに来年7・3に決定。気になるストーリーの一端も明らかになった。

 実写邦画としてトップの興収記録を誇る「踊る大捜査線 THE MOVIE2」から7年ぶりとなる待望の続編では、青島刑事がナント係長に昇進しており、新たな部下も登場するという。

 晴れて出世した青島だが、いきなり難事件に遭遇する。製作関係者によると、新作で描かれるのは、湾岸署が新庁舎へ移転する直前の3日間。引っ越し作業でバタバタの署員らを殺人事件、爆弾魔、バスジャック、強盗など8つの事件が襲う-というスリリングな内容になるという。

 サンケイスポーツは19日から全国劇場に置かれるポスターを独占で入手。そこにも、「拳銃紛失」「お台場埋蔵金事件」「消えたアーミーコート」「ゆりかもめジャック」などストーリー展開上の大きなヒントとみられるキーワードが刷り込まれている。

 さらに、関係者は「詳細はまだ明かせない」としながらも、青島刑事が病魔に襲われること、おとぼけ三人衆、スリーアミーゴス(小野武彦、斉藤暁、北村総一朗)の解散!?、さらに和久指導員が病気で亡くなっていた!?など衝撃の事実も明かした。また、柳葉敏郎(48)演じる室井警視正も官房審議官に昇進。アッと驚く新キャストも登場し、湾岸署は“ネクストジェネレーション”に突入するという。

 劇中では、湾岸署メンバーが、和久さんの遺志をしっかりと継いでいることが分かるように描かれるといい、織田は青島刑事になりきり、「和久さんの遺志を継いで、部下たちには『疲れるほど働くな』と申しておりますが、そうも言っていられなくなりそうです」とサンケイスポーツにコメント。

 過去2作はいずれも興収100億円を突破するなど日本映画界に金字塔を打ち立てた超人気シリーズ。最新作公開決定の報に、期待は高まるばかりだ。(サンスポ)


松井秀、エンゼルスと合意!1年5億8000万円

2009年12月15日 12時07分09秒 | 野球

エンゼルスと契約合意に達した松井秀

ヤンキースからFAとなり、去就が注目されている松井秀喜外野手(35)は14日(日本時間15日)、エンゼルスと1年契約で合意した。AP通信など複数の米メディアが伝えた。

 身体検査を経て正式発表される見通しで、年俸は今季の推定1300万ドル(約11億5300万円)から約半分の650万ドル(約5億8000万円)になるとみられる。

 松井秀は、03年以来7年間在籍したヤンキースに対する愛着が強く、残留を希望していたが、左翼手と先発投手獲得を優先したいヤンキースは松井秀を「ランクC」の選手と位置づけ、積極的な交渉を行わず、アンディ・ペティット投手を残留させ、タイガースからカーティス・グランダーソン外野手を獲得するなど補強を進めていた。

 松井秀は03年にヤンキースに入団。今季はワールドシリーズで3本の本塁打を放ち、最優秀選手(MVP)に選ばれた。レギュラーシーズンではメジャー7年間で通算140本塁打、597打点の成績を残している。

 エンゼルスは3年連続地区優勝の強豪で、イチロー外野手の所属するマリナーズと同じア・リーグ西地区の球団。

ロサンゼルス・エンゼルス
1961年にロサンゼルス・エンゼルスとして創設。カリフォルニア・エンゼルス、アナハイム・エンゼルスと名称変更。2005年にロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイムとなった。ウォルト・ディズニー社がオーナーだった時期もある。マイク・ソーシア監督就任3年目の02年にワールドシリーズ初制覇を果たした。04年からの6年間に5度地区優勝。本拠地球場はエンゼルスタジアム。長谷川滋利が97年から01年まで所属した。(サンスポ)

楽天・マー君、Xマス更改で“松坂超え”だ

2009年12月15日 06時34分21秒 | 野球

1年目を終えて初の更改となった2007年12月13日、サンタの衣装を着てVサインする田中。今年は本当にクリスマスの主役になる?!

楽天の田中将大投手(21)が、25日のクリスマスに契約更改に臨むことが14日、濃厚となった。チームの主力で更改日が未定なのは、主砲の山崎武と田中だけ。球団関係者は「山崎武の前後にずれる可能性はありますが、マー君はクリスマスに考えています」と明らかにした。

クリスマス更改といえば、巨人時代の松井秀喜外野手(35)=ヤンキースからFA=が有名。楽天の球団関係者は「他の選手や本人のスケジュールとの兼ね合いです」と説明したが、年の瀬が迫る時期に交渉の場が設けられること自体が、チームでの存在感を表している。

 4年目の来季、狙うは“松坂超え”だ。3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で侍JAPANの世界一連覇に貢献。レギュラーシーズンでは自己最多の15勝を挙げ、楽天を初の2位&クライマックスシリーズ進出に導いた。11日に駒大で講師を務めた際には「希望する額はある。成績がいいときにしっかり評価してもらって気持ちよく新年を迎えたい」と話していた。

 レッドソックスの松坂大輔投手(29)は西武時代、3年目1億円から4年目1億4000万円にアップした。マー君は今季7500万円。同じく7200万円から2億円に大幅アップしたダルビッシュ(日本ハム)には及ばないにしても、倍増の1億5000万円が攻防ラインとなりそうだ。(サンスポ)

G坂本、結婚した~い!誕生日に2つの誓い

2009年12月15日 06時22分18秒 | 野球

坂本(右)にとって怖い投手はいなくても、怖いものはいます。それはヘビ…

【ゴールドコースト(豪クイーンズランド州)14日(日本時間同)=桜木理】南の国で“婚活宣言”だ!! 7年ぶりの日本一を果たした巨人の優勝旅行4日目、21歳の誕生日を迎えた坂本勇人内野手が近い将来の「日本代表入り」と「嫁取り」を宣言した。リードオフマンとしてチームを引っ張る若武者は、まずは足元を固め、野球の道を究める。

ホテルのプールサイドに軽やかなメロディーが流れた。ハッピーバースデー・トゥー・ユー♪ ろうそくの炎を吹き消した坂本は、金髪美女からキスで祝福された。

 「へへへ…、新鮮ですねえ。最近は誕生日だからって、どうこうない年ばかりだったんですよ」

 夜に行われた球団主催パーティーでも、サプライズでGナインの子供たちからプレゼントを渡され、目尻を下げた。

 21歳の誓いは2つだ。

 誓い〔1〕「野球をやっている以上は一番になりたい。トップクラスの選手になるために小さいころからやってきた。いい成績を残せば、日本代表に選ばれると思う」

 狙うは日本の3連覇がかかる2013年ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)。あこがれの日の丸を背負い、世界と戦う覚悟だ。

 誓い〔2〕「(結婚を)早くしたいな、って気持ちはあります。料理や家庭のことができるのは大前提。野球もまったく無関心っていうのは寂しいので、一緒に喜んだりしたいですね」

 大学なら来年は4年生。21歳になったばかりの坂本が、堂々の“婚活宣言”だ。巨人の先輩、松井秀(ヤンキースからFA)は、いつも長嶋監督(当時)に「早く身を固めろ!!」と尻をたたかれ、ようやく昨年結婚。野球に全力投球して結果を残した。イチロー(マリナーズ)、松坂(レッドソックス)もしかりだ。

 すでに今オフ、球団から一人暮らしの許可をもらい、都内にセキュリティー万全のマンション(2LDK)を借りた。V旅行から帰国後、本格的に新生活を始める。

 「今年はいい年だったので、来年はさらにいい年になるように頑張りたい。常に前の年より、いい成績を残せるような25歳、30歳になりたい」

 巨人そして日本球界を背負っていく21歳の瞳には、明るい未来しか映っていない。(サンスポ)


ゴン、最後のアピール!J合同トライアウト

2009年12月11日 06時39分50秒 | サッカー

トライアウトで懸命にプレーするゴン。年齢の壁を超えてみせる

J1磐田から戦力外通告を受けた元日本代表FW中山雅史(42)が10日、大阪・長居で行われたJリーグ合同トライアウトに参加。数クラブからオファーを受けているにもかかわらず、最後のアピールを行った。

 「非常に濃い30分だった。いつもとは違う緊張感を持っていた」

 15分ハーフの紅白戦。先頭でピッチへ飛び込んだ。ゴール前で受けた左クロスは足が届かず、DFに何度もつぶされた。無得点…。それでも、強化担当者ら見守る173人に、現役続行への熱い思いを伝え続けた。

 J1が理想だが、正式オファーを出したクラブはJ2札幌、熊本、そしてJFLのV・ファーレン長崎。現実は厳しい。

 「長引かせても、とは思う」。さらなるオファーを待ち、早ければ年内にも答えを出す。(サンスポ)

赤星魂だ!巨人・高橋由、復活誓い自主トレ

2009年12月11日 06時37分25秒 | 野球

V旅行出発の日、高橋由は黙々と汗を流した

持病の腰痛から完全復活を目指す巨人・高橋由伸外野手(34)は10日、川崎市のジャイアンツ球場で約2時間の自主トレを行った。チームはこの日、V旅行で豪州・ゴールドコーストに出発したが、参加しない高橋由は復活へ必死の毎日。“歓喜の行事”に背を向けて、精力的に体を動かした。

真夏の豪州へ旅立ったG戦士の笑顔とは対照的だった。午前9時過ぎ、自主トレ中の若手の中に、高橋由の真剣な表情があった。

 「(腰の)状態は悪くない。ただ、現段階でどうこうはいえない」。あくまで慎重な姿勢を貫くが、9月に受けた腰の手術の回復は順調な様子。約30メートルのキャッチボールやランニングなどで、黙々と汗を流した。

 今季の出場は代打による1打席(8月28日、阪神戦)だけ。その悔しさを晴らすため、来季へ向けて着々と準備を進めている。

 同世代の苦渋の決断も復活への思いを“後押し”する。前日9日に1歳年下の阪神・赤星が現役引退を表明。「最近は(自分と)同じように(けがで)苦しんでいた。いつまでも若いわけじゃないから…」。故障に悩む自分の姿と重ね合わせた。

 引退のきっかけになったダイビングキャッチについても「いざとなると本能的にそうなる」。ライバル球団の選手だが、同じような境遇だからこそ、プロとして、外野手としての魂は引き継いでいく。全力プレーを封印することなく、グラウンドで暴れるつもりだ。

 「年明けには健康なときと同じメニューをやりたい」。V旅行出発の日、復活にかける男は熱い思いを静かに口にした。(サンスポ)

ヤ軍、松井秀に最後通告!1年6億円提示へ

2009年12月11日 06時34分46秒 | 野球

キャッシュマンGMの“最後通告”で、松井秀サイドは早い段階での決断が求められる展開になった

【インディアナポリス(米インディアナ州)9日(日本時間10日)】ヤンキースがFAの松井秀喜外野手(35)に残留か移籍の最終決断を迫る方針を固めた。ウインターミーティング3日目、今オフの最優先課題だったアンディ・ペティット投手(37)の残留が決定。強気な交渉が可能となったブライアン・キャッシュマンGM(42)は、週明けにもDHとしての条件を提示し、一発回答を求める。

 耐久レースとみられていた松井秀の残留交渉のスピードが増してきた。自動車レース「インディ500」の開催地で行われているウインターミーティングで、ヤンキースが補強を2日連続で成功させた。

 「先発投手の争奪戦は激化するから頭を痛めていた。最優先だったペティットを残留させられたのは大きい」

 キャッシュマンGMが安堵(あんど)の表情を浮かべた。前日はタイガースからカーティス・グランダーソン外野手(28)を獲得するため三角トレードに合意。この日はベテラン左腕のペティットを1年1175万ドル(約10億3400万円)で残留させた。今オフの3つの課題だった先発投手と外野手を補強。残るはDHとなった。

 「DHへの予算は残っている。条件は粘るほど下がっていくはずだ。(こちらに)選択肢があるからね」と同GMが超強気なのは、今オフのDHが完全な“買い手市場”だからだ。

 無理に補強せず、休養を兼ねて各野手を交代で起用する案もある。グランダーソンの獲得とペティットの残留を早々に決めたことで、来季の総年俸も目標の1億9000万ドル(約167億円)以下に抑えるメドが立った。

 同GMは出演したテレビ番組で「次に交渉するのは松井とデーモン」と発言。ゴジラとジョニー・デーモン外野手(36)との本格交渉に乗り出す方針を明かした。松井秀には週明けにも年俸700万ドル(約6億1600万円)前後の1年契約を提示。残留か移籍の最終決断を迫る考えだ。交渉が長期化すれば引き留めず、さらに安い契約でのDH獲得に動くとみられる。

 外野復帰を希望する松井秀は現在、カリフォルニア州内で自主トレ中。昨年9月に手術した左ひざへの不安を一掃するため、守備練習をスカウトに披露する計画だが「(視察の)予定はない」と同GMは改めてDHでのオファーを明言。松井サイドが外野にこだわって交渉を長引かせれば、DHでの条件が下がっていくという見解で“圧力”をかけた。

 代理人のアーン・テレム氏は「来年1月になるかもしれない。現時点ではいつごろか分からない」と語ったが、ヤ軍側に長期戦の利点はない。残留か、外野復帰のために移籍するか。越年とみられていた残留交渉は、予想より早く決着しそうだ。(サンスポ)