虎キチ社長の優雅じゃない1日

西調布在住 小さな不動産屋の社長の独りごと

痺れる試合展開

2024-04-19 12:14:37 | タイガース
本拠地甲子園に宿敵読売を迎えての3連戦第3R

打ち合いを期待している野球ファンからしてみたら

1点を争う投手戦

地味な試合と言われるかもしれませんが両軍の監督の

我慢比べ意地のぶつかり合い

ディープな野球ファンからしたら『痺れる試合展開』

手に汗握る一戦と言えました

先発した西投手は立ち上がりからコントロール球威

投球テンポ全て前回登板(11日甲子園での広島戦)から

好調をキープ

ここ数年は決して本調子では無く不甲斐ない投球が

続いていましたが今季は本来の投球が続いています

2回は1死からヒットとセカンドゴロで2死2塁の

ピンチを背負い7番打者にセンター返しのタイムリーを

浴びて1点を献上しましたがそれ以降はピンチらしい

ピンチを背負うことなく淡々とテンポ良く投げ続け

8回95球4安打1失点の熱投



連日の僅差試合で登板過多の中継ぎ投手陣を休ませよう

と長い回を投げて前回は無失点

今回は1失点

前回の広島戦から数えて合計で16イニング1失点

首脳陣から信頼が厚い投手だと思います

しかし、今季復活の兆しがある相手先発右腕の出来が

良かったとも言えますが悩み多き我が打線も不甲斐ない

初回1死1・2塁とチャンスを作りますが4番大山選手が

センターフライ・5番佐藤(輝)選手が空振三振

3回2死1・2塁と再びチャンスを作りますが大山選手が

空振三振

ストレスの溜まる展開が続きます

仕事関係の残業でラジオ中継を聴き続けていましたが

解説の江本氏が「クリンナップが1割台の打線は12球団

でも珍しく監督が気の毒だ」とコメントするくらい

「しかしそんな状況でも慌てず騒がずどっしり構えて

采配をする岡田監督はさすがだ」と褒めていました

そして少ないビックチャンスを逃さず攻める采配

相手先発は投球数が100球を越えるも敵将は完封させる

為に8回も続投を指示

そこを隙と見た岡田監督の攻める采配が凄かった

先頭9番の代打は粘りを見せる糸原選手だと思っていましたが

若手の前川選手を起用

そして起用に応え詰まりながらレフトへヒットを放ち出塁

続く1番近本選手も期待に応えてレフトへヒットで続く

並みの選手なら間違いなくバントですが近本選手は別格

続く2番中野選手が送りバントをしましたが失敗

2塁ランナーは3塁で封殺

チャンスが潰えたと思いましたが1死1・2塁で打率1割ながら

好機で無類の強さを発揮する3番森下選手がレフトへタイムリー

遂に同点

球場全体が押せ押せムードとなり2死満塁までチャンスが広がり

ましたが6番ノイジー選手は1塁ファールフライ

勝ち越しまではいきませんでした

しかし試合終盤の粘りの采配は毎回脱帽ものです

『痺れる試合展開』は延長戦に突入

両軍の中継ぎ投手陣の奮闘が続きましたが10回に同点の

場面で登板した相手守護神を先頭の中野選手がレフトへ

ヒットを放ち出塁

続く森下選手もセンターへヒットで繋ぎ、無死1・3塁と

絶好のサヨナラチャンス

続く絶不調の大山選手との勝負を避けて???

歩かして無死満塁の大大チャンス

続く佐藤(輝)選手は一振りでヒーローになれる美味しい

場面でしたがプレッシャーに圧し潰されないか心配

しかし、直球しか投げられなくなり、苦しくなった相手投手が

投じたカウント2-2の6球目をライトへサヨナラ打

試合終了となりました





※手荒い祝福を受ける佐藤(輝)選手



※ヒーローはもちろん佐藤(輝)選手



6連勝中と好調だった読売を迎え撃ち、この3連戦は

全て綱渡りの試合展開でしたが、まさかの2勝1分

勝率も5割復帰して最高の状態で本日から首位中日を

甲子園に迎えての3連戦が始まります

頼みの4番と5番が1割台、4番大山選手は下半身の故障

を抱えて絶不調と苦しい打線の状態が続きますが好調の

投手陣を糧に勝ち越しか3タテを目指してほしいです

両軍ともに投手力で戦うチームなので1点を争う僅差の

『痺れる試合展開』が続くと思いますが今日からの3連戦が

とても楽しみになりました



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