かんれきのしゅちょう

その１
平均寿命からすると　これから先20年生きられるかどうか　と言うところだ。　ろうそくは後　1/4程度残っている。
ろくじゅーだぜ　全く嫌になっちまう！　ろくじゅーなんてじじぃだと思っていた。若者からすればオレもやっぱりじじ
ぃに見えるんだろうなあ。　と人目を気にしても仕方がない　死ぬまで生きてやる。

その２
ちょっと気になったので振り向いたら五十九個もの年がアタシの後ろにあった。
いつの間にこんなに増えたのだろう？
誰かが持って来たのだろうか？んなわけないか！？　
アタシのブログタイトルは「昨日・今日・明日」である。そのタイトル通り　５９個の「昨日」があって「今日」がある。
振り返ってみても大した「昨日」があるわけではない。
だからこれからも淡々と生きることとする。


その３
10代　何にも考えず　遊んでいた

20代　今日がよければそれでよかった

30代　先のことなど考えず　やっぱり遊んでいた

40代　少ししがらみに纏わりつかれてきた　でも遊んでいた

50代　まあこの先も何とかなるだろうと楽観視していた

おいおい　これじゃあキリギリス人生だ　アリさんは助けてくれないよな～


その４
昨年亡くなった父は　うつ病で20代から80代までの人生の半分を病院と家以外のところで過ごすと言う波乱に満ちた人生を送った。私が小学校に入学する頃発病　当時うつ病は今ほど認知されておらず「怠け病」と見なされ親戚　世間からは「困ったものだ」と非難と憐れみの目で見られていた。　そのことを苦に祖父は51歳で自らの命を絶ってしまった。その後母も苦労しながら田んぼ仕事を懸命にこなし　私と妹を育ててくれた　父も症状が治まっているときは　人の何倍も働いてくれた。お陰で周りが云うほど苦労はしていないと自分では思う。世間が何と言おうと私にとっては尊敬する両親であった。今年は父の一周忌　母の七回忌もすぐだ。


そして私は60歳還暦を迎える。　振り返れば「たら・れば」の後悔がいかに多かったことか。しかし大病もせずに仕事は人並み以上ににこなしてきたつもりだ。　両親も送り出してあげることが出来た。子供たちもなんとか育て上げた。　この後の人生は地域と共存し身体の続く限り百姓仕事が出来れば良いと思っている。



しかし　なんでこう齢をとるにつれて忙しくなっていくんかなあ？
いやいや　「やることがいっぱいあることは好いこと」と捉えることとする。

今日はアタシが生まれた日である。まっ乾杯といきましょうや！