浅野隆雄 この青空をいつまでも

社民党北海道の浅野隆雄のブログです。明日を担う子どもたちに、明るく平和な社会を残す為の活動や思いを書いていきます。

 予算委員会質疑に思う。

2010年11月25日 | 篠路高校と拓北高校を守る会
北朝鮮の砲撃事件による衆・参の予算委員会質疑で、自民党の議員は「70分ものあいだ、官邸は空っぽだった」とか「5時間も国家公安委員長はどこで何をしていたのか」など、「国民の安全と生命が脅かされている時に」と露骨になりふり構わず政府に迫っていた。
紋切り型の追求であり、「安全と生命」を守る術(すべ)への言及や、「しからばどうするのか」という提言提起はなく、党利党略そのものであると言わざるを得ない。


政治のリーダーシップという役割発揮や外交の展開など、自制を求めることや緊張緩和への対話促進や外交ルートの再構築など、超党派で大いなる努力をするべきである。

一方で「政権への逆風が弱まるチャンス」などという与党内のコメントにも唖然。眼先のことに矮小化される問題でもないはずであるが。
その点で、福島党首の質疑はわかりやすかったと思うが、手前ミソであろうか?


また、「朝鮮学校無償化の手続き停止」ということにも全く驚く。「教育内容も外交も不問」とし、法の下の平等という観点からのことは、「平和と言う前提が崩れたから」(文科相)という。首相の指示でもあるという。
違う次元のものを「環境変化」で変更するというなら、最初からの意義目的がどうであるのかが鋭く問われる問題でもある。「政府の定める良い子にだけ支給」するというなら話はまた別であるが。「差別」のもつ深さもまた自覚感覚もマヒしているのであろうか。


高校の同級生から連絡あり、市内デパートをすでに辞め製菓会社で働いているとのこと。ご無沙汰を詫び、今度働いている所に買い物かねて顔出すことを約束する。
事務所近くでは、上士幌役場の方にばったり出会う。立ち話ながらふるさとのことや役場のことなどを少し。
いまどき社会状況の折のそれぞれの努力と生きかた、いろいろと考えさせられるものである。

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
幸多く、いいこと多く (サロー77)
2010-11-26 17:58:27
福島、幸多くしたたかて




返信する
朝鮮高級学校生徒の授業料を無償にするため政府はぜんりょくをつくせ (熊ポン)
2010-11-26 19:02:44
朝鮮共和国軍隊の軍事行動は彼らなりの「国家主権」の維持と誇りを持った行動であろう。しかし、暴力行為の集中的行使の軍事行為はどんな事情・理由でも許すことが出来ない。
 だが、この事件を口実に菅直人は高木文科相に停止を指示して、現実に朝鮮高級学校生徒に対する授業料無償化の動きは止まった。
 日本の主権下に存在し、保護者や生徒はきちんと納税している。その生徒に他の高校生と別の対応を取るのは理不尽な行政行為であろう。
返信する

コメントを投稿