浅野隆雄 この青空をいつまでも

社民党北海道の浅野隆雄のブログです。明日を担う子どもたちに、明るく平和な社会を残す為の活動や思いを書いていきます。

 あいた口がふさがらない。

2011年06月07日 | 篠路高校と拓北高校を守る会
 大震災、津波、原発事故の収束に遠く向かわない混沌状態の中、ついに内閣不信任採決へと進み、急転直下「首相の退陣と引き換えに否決」となったが、居座りの事態に、側近と言われる面々が今度は最後通告へと。しかも大連立へと傾斜していく始末。

 大惨事の遅すぎる取り組みからの不信任は理解しつつも、否決ないしは解散総選挙をすると恫喝まがいに公言していた方々の豹変ぶりには、政治不信を通り越してあいた口さえふさがらない。政治の私物化では・・・

 被災地の方の声が聞こえないか!と、この間の政治の混乱を厳しく批判していたペンの先も、今は「大連立か、ポスト菅は誰か」と一色になっていく様は、あまりにも軽すぎないだろうか。

 国会議員の批判勢力をさらに少数化に陥れるような大連立の動きや、政権交代に込められた国民の思いを蹴散らしていくような政治のあり方は、大きな批判にさらされるはずである。

 社民党の、まさに頑張りどころでもある。

 時あたかも、民主、自民両党などの有志議員による、憲法改正の発議要件を衆参両院の各3分の2以上の賛成から両院の過半数に緩和することを目指す「憲法96条改正を目指す議員連盟」の設立総会が7日開かれ約100人が出席とのこと。憲法改正案の提出には衆院で100人、参院で50人以上の賛同者が必要だが、賛同者は200人を超え、活動目標を9条など議論が対立しやすいテーマを避け、96条改正に絞ったとのこと。

 大きな転換期のこうした激動期の政治の歩みも、要警戒である。