浅野隆雄 この青空をいつまでも

社民党北海道の浅野隆雄のブログです。明日を担う子どもたちに、明るく平和な社会を残す為の活動や思いを書いていきます。

自衛官の人権裁判シンポに参加する

2010年03月07日 | Weblog
 自衛官の人権裁判シンポジウムが4日(木)にあり、参加した。

 海自「たちかぜ裁判」、空自「女性自衛官人権裁判」、海自「さわぎり裁判」、空自「浜松基地自衛官人権裁判」の関係者の方々が札幌に集っての開催であった。
 自衛隊という特殊性格任務の隊内にてのイジメなどで自殺に追い込まれた方々の無念さはもとより、そこに至る状況などが生々しく弁護士などから報告された。また係争中におけるとはいえ、被告加害者側自衛隊側の不誠実さも浮き彫りであった。
 自衛隊といえども、多くの隊員は地方の労働者家庭の子どもが多いのも明らかである。人権や権利が守られることなくして、憲法うんぬんもありえないときっぱり述べる弁護士の話に大きくうなずくばかりである。

 6日(土)は、いずれも午後に会議総会や国際女性デー札幌地区集会などが重なっていたが、4月に町議会議員選挙を迎える安平町議島田俊明(党道副代表)さんの事務所開きに、道林實代表らと出席をした。
党道連合定期大会後の初の選挙となること、党公認としての出馬であり、私が幹事長に就任した04年11月までの幹事長であったことなどからも、極めて大事な選挙である。 旧国鉄出身で追分町議として5期、安平町議として1期の現職であり、気さくな人柄は誰からも親しまれている。
 安心で平和なまちづくりを訴える島田さんの大いなる勝利を願うのみである。旧早来町旧追分町合併しての2回目の選挙であるが、前回は両自治体区に分かれての選挙で今度は全町一つの、しかも定数が4減の14議席への闘いである。4月18日の投票開票日には大輪の花をと願いつつ、帰路についた。

 
 この日社民党佐賀県連合は、党全国連合が8日の政府・与党の沖縄基地問題検討員会で佐賀空港を国内移転候補地に挙げた場合は、上京して抗議する事を決めたということを知る。「国外移転に全力を尽くすべき。佐賀が候補に挙がるようなら、長崎などほかに名前が挙がっている県連と組んで意見を述べに行く」とのこと。
 三役会議にてこのことをはかり、意思は完全一致で北海道もこの取り組みに賛意を示し、代表派遣する事を確認する。即連絡を入れ、別途の調整とする。
 基地問題の係争事態は続く。まなじりを決してがんばるが、眉間のシワは深まる。