【鉄道写真・撮り歩る記】

1981年から全国を周って撮り歩いた記録。
(国鉄・JR・私鉄・保存…等)     

三岐鉄道 №1

2006年07月31日 13時00分47秒 | 私鉄 西日本地域
貨物輸送や北勢線の運行など、規模が小さいながら話題豊富な【三岐鉄道】です。
先ずは毎度の消えた車両から行って、現役車両まで一気に参ります

120型5(元小田急2100型) 120型はオリジナルでカルダン車が有りましたが、コレは…

150型 下回り流用でボディー新造のオリジナル車です。

150型(元国鉄クハ16型→相模2000型) 国鉄の旧型車(相模鉄道経由)に下回り流用。

初めて訪れた時はまだ雑多な形式が有りましたが、間も無く旧西武の車両に揃えられる頃でした。
三岐オリジナルで昭和30年代のカルダン車、スマートなデザインの120型と130型が
高松琴平電鉄へ譲渡された後だったのが残念でした。
120型5は同じ形式ながら旧型の性能で、ボディーも譲受がでしたネェ。
真ん中の150型オリジナルは少しヘッドライトの位置が面白いですネェ。
もう一つの古いボディーの150型は、如何にも旧型国電でゴツゴツしてるのが好ましいです。
今日の3枚は既に日中は走っておらず、旧西武車がハバを効かせていたので乗れずじまいでした。

黒部峡谷鉄道

2006年07月28日 14時53分40秒 | 私鉄 西日本地域
ア~暑いですネェ~ こんな時は避暑地へ行きたいもんですヨ。
…てな訳で、夏に行ってもトテモ涼しかった【黒部峡谷鉄道】です。
今や北勢線と並んで数少ない762mmの特殊狭軌線ですネェ

ED10型 撮影時はこの凸型と次の箱型の2種類が有りましたが、今は少数のみ。

ED20型 今は一両きりで走っているんでしょうか?重連や2両タイプが主力です。

ここは特殊な路線ですから、ホームでユックリ形式写真を撮る条件では無いのが辛いとこです
少数が残る凸型は今は旅客列車の牽引に使われているんでしょうか?
箱型の機関車はEH型と言って2車体1台の機関車が主力みたいですが、何より以前は
窓無しトロッコが大半だった編成も、幾種類かの客車が快適装備がなされたタイプも出て来て、
バリエーション有る編成となっているみたいですネ。
この辺に再度行くには、子供の社会見学及び温泉旅行でも考えないとナァ

鹿児島交通・機関車

2006年07月27日 13時43分46秒 | 私鉄 保存車両
以前に運行当時のディーゼルカーを取り上げました【鹿児島交通】の内で、
今回は機関車を取り上げますが…保存されている写真となります
【鹿児島交通】ってホント遠いですワァ~

1型(南薩鉄道交通記念館) 鹿児島交通・旧加世田駅の保存施設に有ります。

12型(加世田運動公園) 旧加世田駅が最寄で、公園の高台に有りました。

DD1200型(南薩鉄道交通記念館) 何故か?屋外に置かれてます。

この保存施設は旧加世田駅構内に有ります。行き方は勿論鹿児島交通のバスでしたが、
途中で旧路線・駅を通ってたと思いますけど、それなりに遺構が有ったと思います。
旧加世田駅は広い構内でしたから、そこに有った多数の車両が結構保存されてましたネ。
お陰でバスターミナルも大きい施設です。しかし行くには鹿児島市内からも時間が取られますヨォ
12型SLも一緒に行くと良いです。歩くには遠いので、往復タクシーでした。

蒸気機関車・保存 №1

2006年07月26日 14時51分25秒 | 国鉄 保存車両
蒸気機関車の保存編です。『大正編』『タンク機編』を済ませてますから『昭和のテンダー機編』となります。
何を撮るかとリストを色々見ましたけれど、同一機種でもタイプが幾種類も有る等随分勉強させられました

C50型(小山駅東公園) マイナー機種で一部地域のみでの活躍でした。保存数も少ない

C53型(梅小路蒸気機関車館) 戦後間も無くの廃車ですから一両のみ

C55型 1次型1~19(梅小路蒸気機関車館) この1次型も一両のみです

C55型 3次型41~62(北海道交通記念館) 北海道と九州に若干残されています。

今日の3形式4タイプは何れも希少車種ですネェ~。
C50は憶えているだけで北関東・三重・山口辺りでしか保存されてない様ですが、
一度三重県亀山のタイプを撮りに行きましたけど、金網に囲まれてもう一つでしたから、
再度トライで小山市まで出向きました最近大掛かりな補修を受けたので綺麗でしょうネ。
C53は当然の事、交通科学館→梅小路の経路で保存されたタイプです。静態保存機の展示日を狙いました。
C55-1次型は随分前(JR化直後?)に大々的な静態機の引っ張り出しを見に行った時の分です。
この1号機の現役時の走行音のレコードを持ってますが、重連の出発シーンでしたので、
大きな汽笛2つの音を聞いてビックリしたのを憶えてます。この音は『銀河鉄道999』でも使われてましたネェ
C55-3次型は他に稚内の岸壁(解体済)も撮り、大分・吉松の門デフを訪問しましたが、
一番原型に近いコチラを選んでます。写真は以前の状態の頃です。2次型(元流線型)は現存してません

能勢電鉄 №3

2006年07月25日 15時05分30秒 | 私鉄 西日本地域
では最後に【能勢電鉄】の現役車両です。途中塗装が3回ほど変わってますが、最近撮り直しましたので、
現在の『阪急マルーン』塗装のみです。方向幕のみ『能勢電仕様』かな

1500型(元阪急2100型) 能勢電鉄で冷房を取付けました。

1500型 運転台増設 一編成のみ2両・2両に分割。

1700型(元阪急2000型) コッチは元神戸線車両でチカラが有ります。

3100型(元阪急3100型) 今のところ虎の子です。

川西能勢口駅の高架化・阪急乗り入れ以降、能勢電鉄も随分近代的になった印象ですが、今注目しているのは次期車両です。
阪急傘下は変わりませんから今後も阪急の車両でしょうが、5000番台跳び越して→6000型辺りが行くんですかネェ。
でも駅施設等々相当投資したみたいだから、当分このまんまかな?阪急・能勢線になんてならないでよ

能勢電鉄 №2

2006年07月24日 12時30分39秒 | 私鉄 西日本地域
週を跨いで【能勢電鉄】の続きで、今回も消えた車両です。
釣り掛けとカルダン駆動です。

610型(元阪急610型) 一応ボディーは後に作られていて、下回り流用車です…が。

610型・非貫通 あまり新しい雰囲気は無いですネェ~時期が古いから?

1000型(元阪急1010・1100型) 少し『能勢電色』を出す為に顔を変えました

610型までは阪急のまんまで走ってましたが、1500型からボチボチ塗装を変えるなどして
独自カラーを出してた様です。社長さんの阪急に対する気持ちの表れだったそうです
しかし短期間で色々してくれてましたが、今は茶色(阪急マルーン)に戻ってます。
だってネェ~、重要部検査なんて阪急の工場まで行きますもの。
しかし1000型は導入当時はビックリしました!新しい1500型の後から入りましたから。

能勢電鉄 №1

2006年07月21日 14時07分16秒 | 私鉄 西日本地域
阪急の子会社…と言うか、今は阪急からの乗り入れも有って益々一支線状態の【能勢電鉄】です。
今は無い国鉄・池田駅の支線が無くなる時に初めて訪れ、コレが『形式写真』のキッカケとなりました

50型 この写真を撮る事が全ての始まりです

320型(元阪急320型) 阪急の小型車です。末期は山下界隈を走ってました。

500型(元阪急500型) 下回りの機器が他車に取られて、古い車両のが付いてます。

結局『形式写真』のキッカケとは、無くなる車両だから二度と撮れない…
だからファインダー枠一杯にキッチリ車体を納めた綺麗な写真を…との思いでした。
それが講じて「今有る全国の車両も撮っておかないと」となり、現在まで20数年撮り続けてます。

しかし川西能勢口~川西国鉄前は随分雰囲気が変わりました。発展してますよ
対する国鉄(現JR)福知山線も電化されましたしネェ。もっとも「敵に塩を送る」みたいな
連絡輸送の路線は今じゃ~考えられませんネ。
車両の方は記憶が薄れてます 50型はノロノロと走っててもアッと言う間の乗車区間。
320・500型は山下駅から二線に分かれているそれぞれの末端までの区間運転だった様な気がします。
だから乗ってないんですヨ 今も2両編成が同じ感じで走ってますネ。

京阪電気鉄道 №2

2006年07月20日 10時24分16秒 | 私鉄 西日本地域
続いて【京阪電気鉄道】の初期カルダン車です。
実質?無くなったのは初代1800型のみですネェ残念ながら撮る事は叶わなかったけど。

1800型(2代目) 1500V昇圧後に登場。しかし冷房改造対象とならず短命に

1900型(旧1810型) 現在は運転台が撤去されて中間車で走ってます。

2000型 現在2600型となりました。望遠レンズでしか撮れず

後々に気付いたんだけど、旧型では600型の中で630型も撮る対象でしたネェ~。
この2000型の写真で後ろに小さく写ってますがこの1800型の先頭車が後の630型です。
それと撮れなかった初代1800型は、1700型と同じく末期は通勤時間のみの運用だったんで撮り逃してしまいました。
2000型も多分そんな状態でしたから良い条件まで粘れず、撮れる時に撮ったまでです。
1900型もイヨイヨ残り僅かとなり、続いては旧2000型の2600型が続くでしょう。いずれにせよ長い活躍です。
オマケは1800型の台車で、日本初の空気バネ台車と自由回転車輪台車です。
KS50 KS68

阪急電鉄 №2

2006年07月18日 10時31分21秒 | 私鉄 西日本地域
【阪急電鉄】初期のカルダン駆動車です。今見てみると丸っこくて優雅なデザインだと思うけど、
2000型以降とでは随分デザインが変わって、若い頃は「何か古臭いナ」と感じたものです。

1010型 神戸線用。今津線で活躍の際に撮影。

1010型 冷改 上記と同じで冷房改造後。アルミサッシの銀色が…。

1100型 宝塚線用。同じく今津線にて。サッシが茶色だと感じが違うね。

1100型 冷改 末期の支線運用です

1300型 京都線用。冷房無しが撮れて無い事は、最初に全部冷改されたかな?

一挙に5種類全部です。この1000系列は最初の1000型は中間車になってた様ですし、
1300型の冷房無しは撮影出来てなかったです。
丁度この頃は、カルダン駆動車の冷房サービス化と・釣り掛け車廃車のタイミングだんたんでしょう。
車両の動きが有る頃に撮り初めると、見てるのに写真は無い…となってしまいます。

京阪電気鉄道 №1

2006年07月14日 14時42分05秒 | 私鉄 西日本地域
今度は【京阪電気鉄道】の釣り掛け駆動の電車です。大手では比較的遅くまで現役でした
京阪は高校が最寄り駅の関係でよく利用しました。今日取上げる車両も走ってました。
しかし今頃の季節にはイヤだったナァ~冷房が無いのは

600型 ボディーは新しいけど性能は旧型。両数は多かった気がする。

1300型 この頃では一番古い電車で支線運用が主でした。

1700型 殆ど複々線でラッシュ時のみの運用。走行写真しか撮れなかった

1300型を除けば区間急行で通過音を聞く事がまだ出来ました。聞いて見ると意外と軽い音でビックリ
釣り掛けのモーター音って、重く・低く唸る様な音と思ってたんだけどネ。
やはりそれは近鉄と比べると、山を高速で越える強力なモーターを搭載してなかったからだと思います。
600型は普通でよく乗り、1700型は朝でのみ時々乗りました。1300型は「くろんど池」へ行く時ネ
1300型は室内に木が使われていました。1700型は化粧板がピンク色だったか
これらは600V1500Vの昇圧時に、全部無くなってしまいました。

阪急電鉄 №1

2006年07月13日 09時14分23秒 | 私鉄 西日本地域
次は【阪急電鉄】の無くなった車両で、釣り掛け駆動のタイプです。私が撮る事が出来たの3形式のみ
形式写真の撮影開始時には、他に数種類が残ってたんだけど…間に合わずでした。

710型 今もそうだけど、京都線車両の最後の活躍の場『嵐山線』です。

810型 門戸厄神駅は今も撮影する駅で何回も来ますが、門戸厄神自身は今年初めて行きました

1600型 いわゆるボディー新造・下回り流用タイプです。神戸方にも同様1200型が有りました。

昭和50年代後半の形式写真を撮り始めた時点は、アレもこれもと行きたい所だらけで、
行く順番はどうしても余り行ってなかった所からとなりました。そうこうしている内に
無くなった車両が多かったのが【阪急電鉄】でした
しかし木目の化粧版・緑色のシート・独特な車内の臭い…今も変わりません。
最近は形式消滅の車両と新造形式のペースは、とてもユックリしていますネ。

JR西日本 №3

2006年07月12日 15時02分44秒 | JR西日本
今日は【JR西日本】通勤電車の最新モードで参ります
JR西日本の通勤車両はマダマダ古い車両が多いですネェ
マニアの間だと古いのに価値を求める人が居てるけど、何度も言うけど私は全然思いません。
だって撮るネタが増える事に、楽しみを求めてますからネ変化大好き

201系 オレンジ 大阪環状線にも遂に変化が… しかし新車では無い

207系0・1000・2000 JR車両だと帯の色の変化だけでも撮りに行きます

321系 新車まだまだ増殖中だけど、出始めに行きました。

さすがに暫く『国鉄型』天国の【JR西日本】の通勤・近郊型車両も、ATS-Pの設置の兼合いで
これからかなり数を減らすそうですネ。
無くなる直前に慌てて?人いきれの中で撮るより、普段着の状態を撮りたいもんです。
先日やっと環状線で201系に乗りましたが、ついつい103系の硬い乗り心地との差を感じながら
乗っている自分が居てました だって30年は走ってたもの…103系は。
207系・321系はJR西日本の定番の乗り味ですネ! 321系はモニターが多い

南海電気鉄道 №3

2006年07月11日 12時23分52秒 | 私鉄 西日本地域
今日は【南海電気鉄道】の消えた『ズームカー』です。
平坦線を高速で走り勾配を力強く登る事が出来る電車です。短い電車ですヨ。

20001型 一編成で頑張ってました如何にも昭和30年代の特急です。

21000型 急行用の主力。こうや号の補完もしてましたか…

22000型 今は山から下りて?支線で活躍しています。

今の『ズームカー』は少し種類が増えましたネェ~。特急も2種類3編成が山に登れますし。
もっとも山登りの性能を発揮する区間は、路線改良で縮まりました。
でも堺東駅で高野線を撮ってる時、重々しい音と・短い間隔での「ガタンガタン」の音が、
一種独特の存在感を示しています。急行型の車内の長いロングシートもネ

世界遺産の登録で、お客さんの動向はどんなもんでしょうか

阪神電気鉄道 №2

2006年07月10日 15時15分40秒 | 私鉄 西日本地域
今度は【阪神電気鉄道】の消えた『赤胴車』を取り上げます。
本線では準急以上でしか使わない車両達でしたが、細々と西大阪線の各停で走る姿も
何とも言えない感じでしたネェ 今も『赤胴車』の中で少数派が西大阪線を走ってますか…。

3061型 阪神最初の大型車 他社と合わせた改造で変わったけど、独特な雰囲気でした。

3301型 増結用ですが武庫川線の主みたいでしたネ今は【えちぜん鉄道】です。

3501型 昔の阪神タイプです…何故か赤胴車の他社譲渡が無かったですネ。

7601型 上と同じ頃の製造だけど、制御器が電機子チョッパに改造されました。

独特な性能のジェットカーが他社で幾つか活躍しているにも関わらず(ボディのみ)、
これら普通の性能の車両が一形式しか譲渡されなかったのは何故でしょう?
しかし阪神の車両は手入れが行き届いていますネ。ボディーのヘタリや塗装の劣化が
余り見られない気がします。
昔のひなびた武庫川線が好きでしたが、今は‘タイガース’のマーク掲出が良いですネ。

南海電気鉄道 №2

2006年07月07日 13時00分38秒 | 私鉄 西日本地域
南海の続きで、今日は海沿いの『南海本線』の消えた車両で参ります
長い期間、本線と高野線は明確に車種・塗装の違いで差を出してましたが、今や大した差が無いですネ。

1001型 本線の華 四国連絡を担ってました。

キハ5501型 国鉄・白浜乗り入れで活躍。末期は冷房の無いのが…

1521型 古い車両の部品を使った更新車。でもエアサスの台車でした。今は弘南鉄道へ。

車両より駅・ホームの構造・構成が『南海臭さ』の最大要因だと今も思います。
上記三点の岸和田・天下茶屋の良い意味での?古さが特にネ
今や特急停車駅は軒並み高架化などで綺麗になって、随分変わってしまいました。

さて車両を振り返ってみると、1001型は全車転換シートで指定席・自由席を車両毎で分けてたけど、
高野線の『こうや号』と比べて「これで金取るのかァ」と感じましたネ。
増してや冷房無し・向い合せのクロスシートのキハ5501型なんてトテモ…
1521型は末期で支線運用ばかりだったけど、天王寺界隈にモーター音を響かせた天王寺支線は、
何回か乗りましたが、今思うと随分素敵な雰囲気だったナァ~と思い出します