【鉄道写真・撮り歩る記】

1981年から全国を周って撮り歩いた記録。
(国鉄・JR・私鉄・保存…等)     

阪神電気鉄道 №4

2007年03月27日 08時23分52秒 | 私鉄 西日本地域
残りの阪神・各停用ジェットカーの続きです。

5001型 5261型の最終型から暫くして登場した冷房車。屋根の深さが特徴です。

5001型・方向幕付 現在の姿で方向幕と4両固定編成化されてます。

5500型 各停用の最新型。インバーター制御で従来と性能の差が有る様です。

現行ジェットカーの制御器は昨日取り上げた分は「電機子チョッパ」で、次の5001型は「抵抗制御」
最後の5500型は「インバーター制御」と、比較的まとまって分けられてます。
50001型のボディ形状は昨日の5131・5331型の基本となった車両で一番多いものです。
最初の新造冷房車5261型の71~は深い屋根でしたが、コレはバランスの良い感じですネ
5500は新デザインとなったシリーズ?で、コレは一見して分かるカタチです
強烈な加速・減速が特徴なジェットカーですが、この5500型は何やら少々性能に変化している様です。
高速域に性能を振って、加減速は落としているそうです。それでもスプリンターで早い

阪神電気鉄道 №3

2007年03月26日 08時40分45秒 | 私鉄 西日本地域
今日からは阪神電気鉄道へ参りましょう大手私鉄では路線距離が短いです。
その割には以前の車両は一見して形式が多く、しかも違いが分かり難いのが難点でした。
最近の車両は個性が出てきて助かりますワ
今の話題は近鉄・難波延伸です。特に「赤胴車」の古い車両はボチボチ…。
先ずは各停専用「ジェットカー」の現役車両から行きます。胸のすく様な加速・減速が小気味良いです

5311型 以前のボディで唯一現役です。今も方向板を使用しています。

5131型 ボディは5000型と同型・台車は廃車の5231型。制御器は電機子チョッパです。

5331型 上記と同様の内容ですが、制御器メーカー違いです

5131・5331型 4両固定・方向幕付 上記2形式の現在の姿です。少々スッキリ

今日の車両は電機子チョッパ制御の車両です。やはり「ウィ~ン」と鳴りながら走ります。
加速・減速感は抵抗制御と変わらず凄いです。
5311型は唯一5000型以降の冷房車両と違うボディの生き残りです。2両編成一本のみが生き残り、
現在は5001型と4両編成で活躍しています。御覧の様に方向幕が付いてないので、相手の5001型も
方向幕は使われていません。何時まで走るのかな?
5131・5331型は5001型と同様のボディと電機子チョッパ制御の車両ですが、それまでの5231型の
台車を流用しており金属バネ台車で走ります。
当初は2両編成を2本連結して4両で、現在は4両固定編成化されて貫通ホロ等を取り払い、
中間に向かい合う運転台撤去・パンタ移設・方向幕取付け等の改良をなされています。
遠目では明日取り上げる5001型と見分けは付きませんネン

大阪港トランスポートシステム

2007年03月16日 08時04分48秒 | 第三セクター
大阪市が主たる出資で、トラックターミナル等を運営している「大阪港トランスポートシステム」です。
通称「OTS線」です。今は鉄道事業が大阪市交通局に編入?されてしまいました。
中央線とニュートラムに乗り入れた2路線有りました。

OTS系 この時期はOTS・大阪市・近鉄と3路線の車両が見られました。

OTS100系 この写真ではニュートラムと見分けが難しい

開業時は大阪市営と別体系の加算料金で、運賃はエライ高かったのが評判悪かったですネェ
両路線も僅かな距離なのに…。しかし紆余曲折して開業した割りにトンネルばかり。
マァ~大阪市・三セクの考えは言わずもがな。結局大阪市に編入されて高運賃は解消。
でも乗客数は増えたんでしょうか?
OTS系は編入後、中央線の車両として暫く走りましたが現在は谷町線へ。
OTS100系はニュートラム線で走っています。(多分色帯も変更済みでしょう)

大阪市交通局 №8

2007年03月15日 15時54分58秒 | 公営
大阪市交通局の最後はニュートラム線です。撮影が困難です

100系 写真の構図に悩んで…車庫の敷地外から撮りました

100A系 この手の場所で今はこんな構図で撮ります

ニュートラム線は新交通システムとしては、神戸のポートライナーに次いでの開業でした。
向こうもコチラも埋立地を走るので、何か意味が有るかなと思ったものです。
どちらも開発中の「海上都市」でしたから、未来を感じていましたから…。
それから何と言っても「自動運転」ですが、以前に追突事故を起こして以来は有人となってたけど、
今はドォ~なっているのかな?初めて無人運転に乗った時は不思議でしたネェ。
神戸の方より乗心地が硬いと言われてました。コンクリート軌道のまんまの状態ですから。

大阪市交通局 №7

2007年03月08日 14時52分35秒 | 公営
大阪市交通局の最後は最新の路線二題で、何れもリニア方式駆動です。
リニアって高速で走るアレと思ってたけど、こんなのも有るのかと思った次第です。

70系・長堀鶴見緑地線 大阪市内へ延長の際には塗装違いが増備されました。

80系 今里筋線 昨年暮れに開業しました。予想より少ない乗客数ですって

70系と80系。見た所は色違いな感じ意外は車体の変更点は有るのかナ?
しかし今里筋線の駅は写真が撮り辛い 何とかならない
これ等の車両は車体側面の真ん中付近から絞られていて独特な作りですネ。
でも戸袋付近の椅子に座ると化粧板が干渉して、頭が手前に折れ曲がる姿勢が落ち着きません。

今後の地下鉄延伸の具体的なものは、四つ橋線の十三くらいでしょうか?
昔から幾つか予定線は有るみたいだけど、財政的に可能でしょうか??
その前に「民営化」が早く実現したりして

大阪市交通局 №6

2007年03月07日 12時26分28秒 | 公営
阪急と相互乗り入れする堺筋線の車両です。他の路線と違う規格で有ります。

60系 独特の存在感が有りました。最初の色帯は赤かったんだけど、今は阪急に合わせて茶色。

60系・冷改 阪急が冷房を増やした時も非冷房で頑張ったけど、地上区間では敬遠されますから。

66系・1次 一連のステンレス・VVF制御の堺筋版です。

66系・2次 長い期間に渡って作られました。後半の車両はマイナーチェンジされました。

60系は30系アルミ車と同じ感じの内容でした。色も最初は赤色でしたからネ
顔の下半分にフックが付いてて写真の頃より締まった表情をしてましたが、茶色の色と合わせて
どうもボンヤリした感じになってしまった気がします
各大手私鉄の冷房車の配備が佳境に入った頃も頑張って?冷房無しで走ってましたが、
さすがに時流に合わなくなって大阪市交では初の冷房改造ではなかったでしょうか?
66系は割りと長期に渡って配備されてました。マイナーチェンジの存在を最近まで知らなかったのですが、
ヘッドライト周辺まで窓ガラスになっている車両が有ると聞いて撮りました
此方の方が格好が決ってますネェ

大阪市交通局 №5

2007年03月06日 12時37分28秒 | 公営
では続いて30系のアルミ車両を取り上げます。ボディはツルツルです

30系 御堂筋線 昭和40年半ばから暫くはコレばかりでしたネェ。夏は暑い

30系 中央線 ステンレスと共に活躍。50系はゴテゴテしてたけど、30系はシンプル。

30系 谷町線 コチラも両方有りまして、2次増備は延長区間が開業してからでした。

30系 千日前線 最後に配備されました。御堂筋からのお下がり

今回のアルミ・ボディは最初の車両と2次増備の見分け方が簡単でした。
御堂筋・千日前の写真を見れば両肩が張ってるでしょ?中央・谷町線の方周りが丸いのが
後者です。柔らかい顔付きとなりました。冷房改造はコッチで今も谷町線で走ります。
堺筋の60系共々アルミ製のドアは軽いのか?走行中はゴトゴトうるさいのが玉にキズですネ。

大阪市交通局 №4

2007年03月05日 08時39分30秒 | 公営
今日と明日は大阪万博・高度経済成長期に大活躍した30系です。
ステンレス製とアルミ製、それと2度に渡って製作された事と、北大阪急行に一度
配備された後に大阪市へ編入された車両と色々タイプが有るみたいです。
細かい事は抜きにしてステンレス・アルミ製で分けました。
先ず今日は「ステンレス製」からです。

30系 四つ橋線 この路線はステンレスのみでした。今は廃車されてます。

30系 谷町線 今も冷房を取り付けて「アルミ製」と共に活躍中。

30系 中央線 近鉄と乗入れが開始した頃に活躍してました。今は廃車です。

現在30系は谷町線のみで冷房を付けて活躍してます。主に2次増備されたものです。
ステンレス製はギラギラ感一杯の車両でした。北大阪急行からの編入車は助手側の窓上に
運行番号表示幕の跡が塞がれていたのが特徴でした。それよりも悪名高かったビニールレザーの
椅子は、冷房の無い頃の夏場には冷たくて気持ち良かった記憶が有ります。
子供の頃に「半ズボン」を履いていた時はネ


大阪市交通局 №3

2007年03月02日 12時44分16秒 | 公営
今日の大阪市交の取り上げるのは少な目です。750V用最初のインバーター制御の20系です。

20系 谷町線 谷町線の地上区間は八尾南駅のみですから…

20系 中央線 動きが無かったですが、近鉄延長で数が増えてました。

インバーター制御の加速時は滑らかなのは定説ですが、私の感じたところ電機子チョッパの
10系の方が滑らかに感じるのは何故でしょう?(コレも加速時は滑らかが定説です)
20系は10系のマイナーチェンジっぽいデザインなので、出た時は差ほど「新しい電車」な
感じがしないのは残念でしたけどネ。当初の配備は写真の2線のみでした。
その後は新20系が出ていますが、こちらはフルモデルチェンジされて各線配備されてます。
しかし昨年の近鉄の延長後は最高速度95km化をこの20系に施され、谷町線分も全車改造後に中央線へ
移動。谷町線には現在残っていません。

大阪市交通局 №2

2007年03月01日 15時56分42秒 | 公営
3月になりましたいよいよ気候も日差しも撮影向きの天候です。もっとも暖冬だけどネ
色々と計画を立ててますが、今年はどれ程予定通り行けるかな
さて本日より大阪市交通局を取り上げますが、昨年暮れには今里筋線が開業しましたけれど、
早速予想需要と余りにも掛け離れている現状が問題となってます。
いよいよもって民営移管に話が進むんでしょうか
現在活躍中も含めて数字の若い順で行きます。

10系 試作車 今は10連化以降中間車のみ動いてますが、両先頭車は廃車となってます。

10系 御堂筋線のみで活躍してます。乗心地が良いです。

10系 更新車 更新されて顔が黒くなりました。最近はVVVF化も始まってます。

それまで合理的設計が多かった車両の中で、この車両が出た時は随分レベルが上がったと思ったもんです。
シートもチョッと柔らかくなったし、何より冷房が付いた事がトピックでしたネ
発進時に「ヴー」と鳴る電機子チョッパ制御独特の音が聞けます。関西では少ないですから。
しかし更新が始まって車体関係が手入れされているのかと思ってた折、制御器もインバーター化
されだしたみたいです。録音派は今のうちにでしょうか?
最後に試作車ですが、現役当時は滅多に見られないものでした
見掛けるとヘッドライトが真ん中に寄っているのが面白かったですネェ。
御堂筋線10連化後は中間車のみバラされて各編成に組み込まれ、先頭車のみ廃車となりました。