忘れ人の独り言

明治生まれの両親がさりげなく生きていた姿が今,私に語りかけてくる。

公園でお花見

2023-04-01 | 日々の業

水曜日 団地の公園の桜も満開になり、年金者組合の仲間でお花見をしようと言うことになった。

Aさんがスーパーまで行きお寿司とビールを買ってきてくださり、公園に集まった。青空の下、ビールで乾杯!私以外は皆88歳のメンバーだ。

乾杯するまでにハプニングがいくつかあった。Kさんは集合時刻になっても来られず忘れているのかと自宅まで呼びに行ったが出てこられない。電話をかけても出られないが庭には洗濯物が干してある・・

もしかして中で倒れておられるのかと一瞬不安がよぎる。

暫くして自宅の前に車が止まり車からKさんが降りてこられた。あーよかった!

「今日は診療所の定期健診日やったの。昼までに帰れると思っていた・・・」と。

団地の交遊会の人たちもお花見をされていた。

ラインでお花見の写真を送ったら「のんびりしていいですね!」「暇でいいね!」などと言うコメントがあった。私は「88歳や80歳の私たちは来年この様な花見が出来るだろうかと言う想いで春を、花見を楽しんでいるのです。」と答えた。実際、参加されたなかのAさんは昨年の春、ご夫婦で花見をして土手に寝転がりながら春の歌を一緒に歌っておられたと聞いたが、その年の秋に夫さんが倒れられ翌年の花見をすることなく亡くなられてしまった。

コメント    この記事についてブログを書く
« 春が来た!春天来了(chūntiā... | トップ | ボケの花にメジロが! »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日々の業」カテゴリの最新記事