本箱には昔 子どもたちに読んでやった絵本が何冊か残っている。仕事柄 随分沢山の絵本を買っていたが孫たちに読んだり、知人に貰ってもらったりしてお気に入りの本だけが残っている。
その中で特に忘れられない絵本はといえば「はけたよはけたよ」「ちいさいおうち」「いやいやえん」だ。
長女がこの本を気に入って2歳くらいの時、可愛い声で何度もそらんじて発していた言葉。
「たつくんはね ひとりでパンツがはけないんだよ。だってふらふらするんだもん。・・・」
「どでん!もういちどおきあがって、また どでん!なんべんやってもだめなんだ。」
誰もがよく知っているこの絵本。亡夫が幼い娘に買ってきたもの。四季ごとに変わり文明の発達とともに変わっていく小さいおうちの絵がとても美しいく心に残る。
娘への形見の絵本になろうとは40年前、亡夫は思いもしなかっただろうに。
保育園でもよく読んだし家でもよく読んでやった面白い本。
孫娘は小さかった頃これを読むと とても嫌がった。自分としげるちゃんが重なったのかなあ・・・。
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