夫が連日の寝不足のため、風邪を引いたので、夫のかわりに行ってきました。
劇団四季の「この生命 誰のもの」@自由劇場(浜松町)
「尊厳死」をとりあつかった劇です。劇中では、病室を舞台に裁判シーンもありました。
医者も弁護士も、それぞれの立場で、主人公のことを思っていることが感じられました。結局、主人公は、人生が自分の思い通りにならないことに、いらついていたのではないかと思いました。首より下が動かないので、自殺しようにもできない現実。もし、そういう選択肢がいつでも選べる状態に彼があれば、いらつきも少しは少なく、死を切望するような状況にはならないのではないでしょうか。
それから、劇中で、「医療ケース・ワーカー」という役の人が出てくるのですが、彼女は、主人公を苛立たせるだけでした。「人」として接するのではなく、「仕事」として彼に接していたからです。「傾聴ボランティア」や「コー・アクティブのコーチ」のほうが、彼の役には立っただろうな、と思いました。
公演は空席が多かったので、当日でもチケットが買えると思います。興味がある方、見てみて下さいね。10月7日が千秋楽です。
劇団四季の「この生命 誰のもの」@自由劇場(浜松町)
「尊厳死」をとりあつかった劇です。劇中では、病室を舞台に裁判シーンもありました。
医者も弁護士も、それぞれの立場で、主人公のことを思っていることが感じられました。結局、主人公は、人生が自分の思い通りにならないことに、いらついていたのではないかと思いました。首より下が動かないので、自殺しようにもできない現実。もし、そういう選択肢がいつでも選べる状態に彼があれば、いらつきも少しは少なく、死を切望するような状況にはならないのではないでしょうか。
それから、劇中で、「医療ケース・ワーカー」という役の人が出てくるのですが、彼女は、主人公を苛立たせるだけでした。「人」として接するのではなく、「仕事」として彼に接していたからです。「傾聴ボランティア」や「コー・アクティブのコーチ」のほうが、彼の役には立っただろうな、と思いました。
公演は空席が多かったので、当日でもチケットが買えると思います。興味がある方、見てみて下さいね。10月7日が千秋楽です。