好奇心を持って出かけよう!

タイトルは、願望です。3人の子どもと、仕事であっという間の毎日です。

「唐招提寺展」

2005年01月14日 | アート・文化
心が風邪をひいたので、東京国立博物館へ出かけました。
まず、本館前のユリノキの下でお弁当を食べる。私は、いつか、このユリノキの横枝に登り、おにぎりをほおばりたいものだ、と思っているぐらい、好きな木です。この木を見るだけで癒されます。
で、肝心の「唐招提寺展」へ。

南大門にかかる「唐招提寺」の額がまず迎えてくれて、すぐに金堂の内陣が再現されている。本尊が寺以外で公開されるのは、これが最初で最後、ということだが、たしかに、寺に行っても、こんなに間近でみることはできないので、じっくりみる。でも、光背はないし、両脇の千手観音と薬師如来(だったかな)、はいないので、やはり現地でみる迫力はない。
その後、展示室内でうたたね。音声ガイドが寺尾聰なので、ソファに座って聴いていたら、いつの間にか寝てしまったのです。音声ガイドは、声はいいんだけど、原稿が悪い。立って聴くには長いし、くどい。特に金堂内の仏像の説明のところ、もっと人が動くような説明の仕方にしないと、入場者が多いときは、たいへんなのではないかと思いました。

鑑真和上像も来ています。今回のいいところは、鑑真和上像が普段みている側の東山魁偉の絵も見られるところ。

それにしても、入場料がまた値上がりした様子。
私は、友の会に入っているので関係ないのですが、今回の展示で1400円は高いように思います。金堂の大修理に、役に立つのかな、と思えばいいのかもしれないけれど。

「唐招提寺展」

齋藤孝「座右の諭吉」

2005年01月06日 | 本・マンガ
この本を流し読みしてもいいのですが、この本よりもむしろオススメしたいのは、「福翁自伝」です。
以前、私が「大学図書館を利用したい」という不純な理由もあって、慶應義塾大学の通信教育課程に入学したとき、入学記念に大学側からもらって、私は初めて「福翁自伝」を読みました。すごくおもしろかったです。「坊ちゃん」レベルで、笑えます。それに、なんだか頑張ろう、という気分になれます。高校生のうちに読んでいれば、私は「慶應に進学したい」と思ったこと、間違いないです。まわりに、慶應に行かせたい!、と思うお子様がいたら、読ませてみたらよいでしょう。慶應通信が出している本が、大きくて、注も豊富で、読みやすいと思います。

座右の諭吉 才能より決断光文社新書

新版 福翁自伝

Aくんの思い出

2005年01月02日 | Weblog
 今年もAくんからの年賀状は元旦に届いた。もう何年前になるか忘れたけれど、私が「Aくんの年賀状は、いつも元旦に届いて、すごいよね」というようなことを言って以来、それがAくんにはすごくプレッシャーになっているようで、毎年元旦に届く。年明けてから年賀状を書く私とは大違いなので、毎年、「すごいなー」と思い続けている次第です。
 Aくんとは、小学校4年生から3年間同じクラスで、塾も一緒でした。中学は別々だったし、高1の時に同窓会をして以来、連絡が途絶えていたのですが・・・。大学3年のとある休日、暇だった私は、同窓会の時の名簿を引き出しから発見し、Aくんの家に突然電話。そして、「今日暇なら、久しぶりに会おうよー」と誘い、ついでに小学校時代の他の友人も誘い、久々に再会したのでした。小学校の学区内に住んでいる友人は減っていて、私やAくんも、学区からは遠く離れたところに住んでいたので、その日は、学区内にまだ住んでいそうな友人宅をピンポーン、と突然訪問して回りました。はた迷惑な話ですが、とっても楽しい一日でした。

 この再会以降、何回かAくんに会うことがあったのですが、そのときに言われた言葉で印象深い言葉があります。
 「○○って、すごいしっかりしていて頑張るんだけど、先々でぬけていたよな」
 「勉強ができるようになるには、まず字をきれいにしなくちゃいけないのかな、って、小学校の時に思ったけど、○○の字を見て、勉強ができるのと、字がきれいなのは関係ないことがわかって、字を練習するのはやめたんだ」

えーーっと。
Aくんは、今年結婚します。おめでとう!!
調理実習の時にAくんの手の上で豆腐を切ったりした、私の悪行の数々を許してください。私ももちろん、Aくんが私に、ビデオに録画予約してきた朝の名作劇場の再放送の内容について、嘘を教えたこととか、全部許します! 

人の本質って、小学校の時から、そんなに変わるものではない、と思う今日この頃。Aくんの、私に対する分析は、私の心にかなり響くものがあります。古い友人を大事にしないと、と思う今日この頃です。