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ありゃりゃサンポ

近現代の建築、町並みと橋が好き。
一日八千歩の散歩の忘備録。美味しいご飯と音楽と。
東京都全域をGPSで塗り潰し中。

芝大神宮 東京十社巡り(完)

2019年02月05日 | TOKIO散歩

赤坂氷川神社を出て南に下ります。台地の南向きのいい場所にある広大なアメリカ大使館宿舎を過ぎて赤坂台地を降りて首都高三号線をくぐると高層ビル。
地図には住友不動産六本木グランドタワーと書かれています。テレビ東京の本社が入っているみたい。テレ東えらい出世したなあ。

坂の上で左折して首都高都心環状線の下をくぐって麻布台を見下ろす高台へ。見下ろす下には広い更地。
麻布台一丁目再開発ということで、この下にあった古い町並みが全て消えてしまったようです。このあたりに地上65階建てという日本一高いマンションが建設予定。

再開発地域の100mくらい外れたところには、まだこんな感じの木造家屋がけっこう残っています。こういう小さな土地家屋を全部買収して壊して更地にする。
渋谷駅周辺とか西新宿とか、本当に今東京の至る所でこういう開発が見られます。ひょっとすると今でも地上げ屋とかって知らないところで暗躍しているんでしょうか。

今歩いているのはこんなところ。赤坂駅から赤坂氷川神社を経て神谷町辺りから右下の芝大神宮に向かっています。このあたりがいかに凸凹が激しいかよく分かります。
さっきの麻布の開発予定地は矢印の場所で谷底を見下ろして撮りました。それにしても東京は本当に狭い。赤坂から六本木かすめて芝まで歩いても4km程度です。
江戸時代に交通機関が無くて大変だったろうとか昔は思っていましたが、そんなことはない。行きたいところがあればちょっと歩けばどこでも行けてしまうのが東京。

てなこと言ってるうちに御成門を過ぎて芝大神宮が見えてきました。これは本殿の後ろ側。こんな人工地盤みたいに底上げしたところにある神社だったのか。

正面に回り込む細い道の脇に東京十社の看板がありました。お正月に私が王子神社で見てカメラの設定を間違えてイラスト調になってしまったアレと同じやつです。

正面はこちら。ちょっとした参道の先に鳥居が。

階段の下に賽銭箱があります。階段を上まで登れないか、登りたくない人もここでお賽銭を上げられるシステム。なんとなくちゃっかりしてる感もありますが。

私は元気なので階段を登ります。振り返るとこんな眺め。江戸時代にはこの前に歌舞伎小屋、見世物小屋、相撲、曲独楽、芸妓屋などが並ぶ一大歓楽街だったそうです。
さっき裏から見た時は人工地盤と書きましたが、たぶんここには元から小さな丘があったんでしょう。たぶん。広重の新撰江戸名所で見ても階段は見えます。

神明造の社殿。勅祭社という割にはコンパクトです。

お参りを済ませて御成門駅に向かいます。神社のすぐ横の風景。ほとんどワープステーション江戸と変わらない町並みです。

ということでこれで東京十社巡り、一応全部一度は行ったことになりました。と言っても行ったことのなかった亀戸天神、赤坂氷川神社、そしてこの芝大神宮の3つに行っただけですが。

記録更新。
・王子神社★★★
・根津神社★★
・白山神社★★
・神田明神★★
・日枝神社★★
・亀戸天神社★
・富岡八幡宮★
・品川神社★
・赤坂氷川神社★
・芝大神宮★

って感じ。
(★★★しばしば行く。★★数度行った。★行ったことがある。)
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