ありゃりゃサンポ

近現代の建築と一日八千歩の散歩の忘備録。美味しいご飯と音楽と。
東京都全域を徒歩で塗り潰す計画進行中。

大英博物館点 100のモノが語る世界の歴史

2015年06月18日 | 美術館と博物館

上野の東京都美術館(1975)で大英博物館展を見てきました。

すっごく面白いです。常に15万点もの展示がある世界最大の博物館から選び抜かれた100点。
仮に何時間もかけてロンドンに行ったとしても、普通の観光なら大英博物館にいられるのはたぶん一日でしょう。
一日そこにいたとしても常設展示の1パーセントも見ることはできません。

そんな大英博物館の中から選りすぐりの、そして凝縮された人類の歴史と言うストーリーに沿った100点が、
自転車でちょちょいと行った上野で見られるなんて本当に東京の人は幸せです。あと神戸と福岡にも行くのか。
当然ながら平日の午後でもそこそこ混雑していますが、見たいものが見られないほどの人出でもありませんので、お時間あれば是非。
展示の説明文章がとてもフレンドリーで分かりやすいです。アカデミーがいい感じにエンターテインメントになっていました。

ところで上の写真の床のタイルに見覚えのある方もいらっしゃるでしょうか。春に訪ねた埼玉県立歴史と民俗の博物館(1971)とまったく同じ部材とデザインです。
同じ人が数年の違いで作った物なので当たり前と言えば当たり前なのですが、でもね。「またコレ?」とか言われなかったんでしょうか。


照明もまんま同じです。今日の写真はiPhoneなんでいまひとつ。


穴あきレンガタイルも同じです。


そういえば去年見た熊本県立美術館(1977)↑も、まんま同じでしたね。何年くらい同じ様式を続けていたのかな。
今度は「前川國男のマンネリ」というテーマでちょっと追って見たいです。
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