
井の頭線三鷹台駅は階上の改札を出た後、一度三鷹台駅前通りの対岸へ渡ってから地上に降りる構造になっています。駅前に充分な土地がないので。

三鷹台駅前通りを西南西に歩き始めてすぐに玉川上水を越えます。

その先にあるのが牟礼神明社。三鷹の氏神様にふさわしい高台から町を見下ろす神社でした。

牟礼の里公園。1995年に作られたふるさとの農風景を保全した公園です。
牟礼という地名が登場するのは2回目で、前回は久我山スタートの東八道路歩きの時の起点が三鷹市牟礼の久我山寄りの場所でした。

三鷹市牟礼六丁目の人見街道から分岐して連雀通りは始まります。街歩きをしていて驚くのは学会さんの施設の多いこと。

京王と小田急の両方のバスが通る道なのでバス停も同じ場所に2本立っています。

三鷹通りとの交差点角に三鷹八幡大神社。仙川を往くの終盤で一度参拝しています。一度来ている場所でも、それが何の時に来たのかをなかなか思い出しません。

三鷹市芸術文化センター。プロアマ問わずクラシックコンサートの会場として名前はよく聞きます。最寄りの三鷹駅から1km以上あります。
調べてみたら三鷹市って鉄道の駅が三鷹駅、三鷹台と井の頭公園の3つしかありません。電車と徒歩で行けない場所ばかり。なのでやたらとバス便が多いんですね。

三鷹不動尊。青銅の阿形吽形がお出迎え。

三鷹通り、吉祥寺通り、武蔵境通りと、かつて南北に歩いた道を越える時になぜか満足感があります。

これはオービス? 前後にすぐ信号のあるこんな狭い道に取り締まるべき暴走車がいるんでしょうか??

西武多摩川線越え。すぐ右手に新小金井駅。

三鷹台から7km歩いて歩数も1万歩超えそうなところで、ハローサイクリングがあったのでここから後半は自転車で行きます。

中村研一記念はけの森美術館。連雀通りは国分寺崖線上ぎりぎりのところを進みます。なので随所に崖を利用した庭園や公園がありました。
こちらは大正昭和期の近代洋画壇の重鎮、中村研一の自宅跡の美術館と公開されている庭園です。

崖下の自宅前の池には滾々と泉が湧いていました。

武蔵小金井駅の裏側。2棟の巨大なマンションは2020年にできたプラウドタワー武蔵小金井クロス。

小金井消防署。1998年の竣工ですが、十分にバブル建築の要素が見えます。

消防署や警察署に比べて驚くほど古く質素な小金井市役所。節約に努めているようである意味好感度がもてます。
さすがに建て替える計画が進行中していて、2022年着工の2024年完成、という予定でしたがコロナや建設費の高騰なので計画見直しを迫られているようです。

こちらも崖線際の公開庭園の一つ、滄浪泉園。明治大正期の実業家、政治家だった人の別荘跡です。

CELLO LESSONの文字が目に入って反応してしまいました。読響、東響、東フィルなどで弾いていた方の教室のようです。なかなか素敵なペインティング。

武蔵小金井駅の西に続く車両センターを越えたところで中央線の北に。

東京学芸大がりました。「学芸大学」という駅の近くで育ったのにホンモノの学芸大を見るのは初めてでした。少し内部も探索しました。やっぱり国立大学ってなんかいいな。

府中街道恋ヶ窪交差点に着きました。2年前に府中街道を往くで一度通っている場所ですが記憶ありません。ここで連雀通りとしては終了です。総延長11km。
最後は府中街道を1.5km南下して西国分寺駅に帰りました。全部で16km歩くのはかったるいので半分自転車が使えてよかった。レンタル自転車がなかったら私の遊びは頓挫します。

こういうのを眺めていて、太めの線で未踏の部分があると行かねばと思ってしまう訳です。健康で飽きなかったら一生続けられそう。
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