ぼくらのありのまま記

ぼくらは
こんな大人になりました。

13年ぶり

2015-11-08 20:31:43 | 唐桑日記
法事で13年ぶりに会った
従兄弟のしゅうへい君と
浅草で飲んだ。


前回会ったのはじいちゃんの
葬式。今回はばあちゃんの葬式。
13年前の葬式の時は、
葬式の前に実家に集まった。
その時ももれなく喧嘩をしていた。
その時はしゅうへい君が

「ちょっとドライブいこっか」と
親同士のいざこざから僕を救ってくれた。
その時の僕は大学生で、
しゅうへい君は友だちと立ち上げた
音楽レーベルで働いていた。
僕も音楽は好きだったので
話はよく合った。というか
合わせてくれていた。

浅草のホッピー通りで
ホッピーを飲みながら。

「あん時ドライブ連れてってくれて、
助かりましたよー」

「そうだっけ。」
全然覚えっていなかった。

敬語で話すくらい遠くなったし、
大人になったし、久々に会ったんだなと感じた。



しゅうへい君は
今年40すぎと言っていたから
8歳くらい年上。


13年ぶりのしゅうへい君は
相変わらず音楽の仕事をしていた。
それだけではお金にならないので,
家電製品を売るために
その家電を体験できるような
イベントをつくったり、
その音楽を担当したり。

音楽をつかった広告というのか
営業みたいな仕事をしていた。

一番びっくりしたのは、
僕が持っているCDの何枚かは
しゅうへい君がプロデューサーで
関わっているもので、
僕は知らないうちに名前を
見ていたのだった。








2軒目はしゅうへい君ちの
近所で彼女も合流して
三人で飲んだ。
なんの話をしたかな。
あんまり覚えてないや。
とにかく楽しかった。

「今井」が自分だけになって
なんか申し訳ないなー。みたいな
この前思っていたこと
話したら
「別にそんなの気にしなくていいんじゃない?
おじいちゃんちだって本家じゃないし、
気にしてない人だと思うよ」と言ってくれた。

僕が思っているおじいちゃん像や今井家像と
また違った見解だったのが意外だったし、
すごい気が楽になったからよかった。



最後は家に呼んでもらって、
飲んだくれて
深夜に銭湯に行った。
連れて行ってくれた蔵前の銭湯には
「片思い」の人が働いているんだよ。」
と教えてくれて、おー、カクバリズム
から音源だしてましたよねー。
なんつって。そんな話もできてよかった。






今年は新しいアーティストを
手掛けていて来年は
東北ツアーも回る予定なので
気仙沼にもよれるようお願いしておいた。



「割り箸ピアノ」という
自作の楽器を操るサミエルさんって
言うんだって。
また来年も新たな出会いが
沢山ありますように。

20歳からの13年は本当に得るものが
多かったし、変化も大きかった。
これから同じくらいの変化ができるか。
そのくらいの目標が自分でつくれるか。
変わらなくてもいいから継続できてるか。

そうそう。東京に行った時に
カレーパーティに誘って、行ったんだけど、
「つなかん行った事ありますよ」って
人がいた。嬉しかったなー。