ぼくらのありのまま記

ぼくらは
こんな大人になりました。

直通

2017-07-27 15:40:40 | 東京日記
東日本橋から、都営浅草線で、終点の駅、浅草に向かう。


「終点なら、ぼーっとしててもいいや」と考え事をしていたら、いつの間にか浅草を通り過ぎて、知らない街にきていた。

東京の電車は今、めちゃくちゃ便利で、
浅草駅が終点のはずの、都営浅草線の列車が、そのまま京成線になって、そのまま千葉まで向かったりする。





「とりあえず、終点まで乗ってればいいや。」と思っていると気づいたら2時間も乗り過ごすことがありえる。


今日はまぁ、10分ほどで気づいてよかった。

2度目の無職

2017-07-25 16:24:30 | 東京日記
11月くらいまで、歯医者に通うことになりそうで。

色々、長期の予定が立てられない。

直島、マレーシア、ダラス、シアトル、バルセロナ。行きたいところは沢山ある。3年前も仕事を辞めた時、旅にでた。

旅先で仕事を見つけ3年もいた。
帰ってきたら34歳になっていた。

2度目の無職期間。

1度目はどうにでもなれ。と思って旅をして、気仙沼で、こんな場所は探そうと思ったら中々見つけられない場所で働き。
経験したくてもできない経験をしてきた。

仲間や友だちや、応援してくれる人もいて。今月は無職なのに、半月くらいは鮨を握っている。

1度目の無職期間は誰からも声がかからなかったし、そんな気持ちにもならなかった。


2度目の無職期間は、ただ「無」でいい無職ではなく,つぎの「働く」の準備期間にあてている。

気仙沼での3年、やっさんやあやこばぁ、たちが教えてくれたことを、ちゃんと、表現していかねば。

The 450's smile, for つなかん。

2017-07-21 16:53:23 | 東京日記
つなかん展では、裏のテーマがあった。
それは、会場に来てくれた人の笑顔の写真を集めて、アルバムにしようということ。
それを、つなかんに届けること。

10日間で約450人分の笑顔が集まった。



去年つなかん来客数が約1500人なので、
その数字から比べると、結構な人がかけつけてくれたと思う。




僕がくる前のつなかんを知っていて。
僕にとっては、はじめましての出会いもあったし、
毎日のように通ってくれた人もいた。




先週末、いちよさんに、その写真を届けて来た。


久しぶりの東北新幹線。
窓から見える景色も。変わってゆく。




緩やかに自然が増えるわけではなく、
都市と地方の境目は割とはっきりしていることも、
面白かった。






久しぶりの鮪立湾は変わったのかな。
特に感じることはなく、もっと「ただいまー!!」
と思うかとも想像していたけれど、そんなこともなく、
ただ、来た。という印象だった。










久々のつなかん。つなかん展示を手伝ってくれた、
ちん、いつこ、みお。知り合いが沢山泊まりに来ているどさくさに紛れて、
いちよさんに、アルバムを渡した。




一代さんの感想は、、、、。
正直よくわからない。答えは聞かずに帰って来た。
ちゃんと話したのは、15分もなかったんじゃないかな。

交わす言葉が見つからない。
そして、どう過ごしていいかがわからない。

この3年間僕がやって来たことは、一代さんたちに周波数を合わせて。
その考えや、気持ちを自分なりに翻訳して、料理や、言葉で伝える。ということだった。



自分のなかで、今それをする準備も覚悟も、ない。
この日も、ずーっとそわそわしていた。
答えを聞くことすらできずに、逃げるように、つなかんを後にした。

中学校の卒業式、相手の答えは必要ないし、
フラれても、もう高校も違うから。
答えはどうであれ、告白はしよう!!

「好きです!!付き合ってください!!」

相手の顔も見ずに叫ぶだけ叫び、相手の顔も見ずに走り去っていった
一方的なラブレターのようて、自分でも青くさ!!と思いながらも。






それでも、できることをしよう。という気持ちだった。
中学生の告白と違うのは、相手に何かを望んでるわけではないということだ。
付き合ってほしいとか、ヤリてぇなぁとか。相手に変化を求めるものではなく。


ただ、うん。ただ、お互いが
「今、ここ」に生きていることを確認するような時間だった。




つなかんを「自分の物語」として感じている人がいること。
離れていても、気持ちを寄せている人がいること。

その人たちの魂みたいなもの。
「僕らも、同じ時間をすごしていたよ」という足跡。
それは、どうしてもつなかんに、届けて置きたかった。



アルバム届ける。という「理由」がなければ、
きっと、僕も、この時期につなかんに行こうとも、思えなかったと思う。

450人の笑顔に、僕も救われたのだと、ようやくながら、気がついた。
どうも、ありがとう。





そして、いつかのタイミングで。「このアルバムを見にいこう」と、
誰かにとっての、つなかんに行く理由になることを願っている。