土砂降りの雨の中。
歩いていた旅人がいたので
「乗ってく?」と
逆ヒッチハイクをしました。
沖縄出身のしおん君24歳。
話を聞いたら
神奈川から歩いて日本一周を
している途中でした。
テントで野宿をしながら、
太平洋側の海沿いを北上して、
宮城入り。その日は気仙沼を抜けて
陸前高田入りする途中でした。
福島の20キロ圏内ギリギリの町も見て、
被災地の海沿いをずっと回って来て。
3週間で気仙沼にたどり着いたそうです。
その日は陸前高田を目指していたのですが、
唐桑と陸前高田の分岐点まで行った時に
「よかったら今日は雨だし泊まっていけば?」
と誘い、つなかんに来てもらいました。
普段なら通りすぎていく景色でしかない
旅人ですが、その日はしおん君を2回
見かけたんです。
朝5時半時出発で
外せない急用ができたお客さんを
一ノ関(一番近い新幹線の駅、
車で90分くらい。)に
送りに行った帰り道。
進行方向に歩いている
しおん君を見かけました。
その時はそのまま帰り、
12時くらいに気仙沼市内に
向かっていたら、鹿折地区で
またしおん君をまた見つけました。
最初に見かけてから5時間くらいかな。
それで、岩手から唐桑方面に向かって
旅をしていることが想像つきました。
その時はすれ違う形で見かけて、
そのまま通り過ぎましたが、
つなかんから
アンカーコーヒーまで歩いた経験が
あって、その時も雨が降っていたことを
思い出して。それで、誰も声をかけてくれないことが
すごく寂しかったので、
(まぁ、歩いていくと決めていたので
誘われても断りましたが)
「とりあえず声だけかけてみっか」
ふとそう思ってUターン。
2度も見かけず、雨も降っていなかったら
誘っていなかったかもしれません。
旅人全員に声かけるわけじゃないし、
そのタイミングとか運とか。
そういうのって面白いなー。
そして、雨の中陸前高田で
テント泊するのはつらいだろうなーと
思ってつなかんに来れば?
と誘ったら、喜んでくれました。
まぁ、僕の部屋に泊めれば文句は
言われないだろうから。
で、いちよさんに話したら、
快く受け入れてくれました。
やっさんにいたっては
「りょうすけ、大したもんだな。
よく声かけたな」と
言ってくれました。
やっさんといちよさんの
こういう感覚がすごい好き。
「震災前は「田舎に泊まろう」とか
そういうのは絶対断ろうと思っていたけど、
今はさー、困っている人とか自分たちが
力になれると思った時は全力で受け入れようと
思っているんだよねー。」
そんな話をしながら。
次の日は牡蠣の水揚げも
手伝ってくれてました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/41/7f233377654b1caaf3916820728725ba.jpg)
(長靴を貸して。
カッパ姿撮ればよかった。
そしてサンダルが見つからず、
けんけんしてるいちよさん。)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/9c/4c0f5c59ce2cc4fccf973ce7e02e4404.jpg)
休憩中。
お昼にはいちよさんに
陸前高田へ向かう道の分岐点まで
乗せられて、北へむかって歩きだしました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/30/8a53e284e22d2e263f720e17f5ae7f69.jpg)
昨日はほとんど笑わなかったのに、
人って一日でこんなに笑顔に
なれるんだねー。
そして、荷物少ないね。
リックサックも、靴も
スケートボードブランドだったのが
面白かったです。
途中、雨にやられた経験から、
中身の衣類は小分けの真空パックに
してしまってありました。
旅はいいなぁ。
しおん君を見かけたら
声をかけてくださいねー笑。
【今から旅にでよう 荷物は何もいらないさ】
「people get ready」(日本語歌詞、ハナレグミ)
歩いていた旅人がいたので
「乗ってく?」と
逆ヒッチハイクをしました。
沖縄出身のしおん君24歳。
話を聞いたら
神奈川から歩いて日本一周を
している途中でした。
テントで野宿をしながら、
太平洋側の海沿いを北上して、
宮城入り。その日は気仙沼を抜けて
陸前高田入りする途中でした。
福島の20キロ圏内ギリギリの町も見て、
被災地の海沿いをずっと回って来て。
3週間で気仙沼にたどり着いたそうです。
その日は陸前高田を目指していたのですが、
唐桑と陸前高田の分岐点まで行った時に
「よかったら今日は雨だし泊まっていけば?」
と誘い、つなかんに来てもらいました。
普段なら通りすぎていく景色でしかない
旅人ですが、その日はしおん君を2回
見かけたんです。
朝5時半時出発で
外せない急用ができたお客さんを
一ノ関(一番近い新幹線の駅、
車で90分くらい。)に
送りに行った帰り道。
進行方向に歩いている
しおん君を見かけました。
その時はそのまま帰り、
12時くらいに気仙沼市内に
向かっていたら、鹿折地区で
またしおん君をまた見つけました。
最初に見かけてから5時間くらいかな。
それで、岩手から唐桑方面に向かって
旅をしていることが想像つきました。
その時はすれ違う形で見かけて、
そのまま通り過ぎましたが、
つなかんから
アンカーコーヒーまで歩いた経験が
あって、その時も雨が降っていたことを
思い出して。それで、誰も声をかけてくれないことが
すごく寂しかったので、
(まぁ、歩いていくと決めていたので
誘われても断りましたが)
「とりあえず声だけかけてみっか」
ふとそう思ってUターン。
2度も見かけず、雨も降っていなかったら
誘っていなかったかもしれません。
旅人全員に声かけるわけじゃないし、
そのタイミングとか運とか。
そういうのって面白いなー。
そして、雨の中陸前高田で
テント泊するのはつらいだろうなーと
思ってつなかんに来れば?
と誘ったら、喜んでくれました。
まぁ、僕の部屋に泊めれば文句は
言われないだろうから。
で、いちよさんに話したら、
快く受け入れてくれました。
やっさんにいたっては
「りょうすけ、大したもんだな。
よく声かけたな」と
言ってくれました。
やっさんといちよさんの
こういう感覚がすごい好き。
「震災前は「田舎に泊まろう」とか
そういうのは絶対断ろうと思っていたけど、
今はさー、困っている人とか自分たちが
力になれると思った時は全力で受け入れようと
思っているんだよねー。」
そんな話をしながら。
次の日は牡蠣の水揚げも
手伝ってくれてました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/41/7f233377654b1caaf3916820728725ba.jpg)
(長靴を貸して。
カッパ姿撮ればよかった。
そしてサンダルが見つからず、
けんけんしてるいちよさん。)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/9c/4c0f5c59ce2cc4fccf973ce7e02e4404.jpg)
休憩中。
お昼にはいちよさんに
陸前高田へ向かう道の分岐点まで
乗せられて、北へむかって歩きだしました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/30/8a53e284e22d2e263f720e17f5ae7f69.jpg)
昨日はほとんど笑わなかったのに、
人って一日でこんなに笑顔に
なれるんだねー。
そして、荷物少ないね。
リックサックも、靴も
スケートボードブランドだったのが
面白かったです。
途中、雨にやられた経験から、
中身の衣類は小分けの真空パックに
してしまってありました。
旅はいいなぁ。
しおん君を見かけたら
声をかけてくださいねー笑。
【今から旅にでよう 荷物は何もいらないさ】
「people get ready」(日本語歌詞、ハナレグミ)